Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

シロスジカミキリの複眼

シロスジカミキリ(標本)の複眼を88枚!のJPEG画像より深度合成

シロスジカミキリ

▲あまり考えなしに撮影したら、ゴミは多いし映り込みは今一つだし、枚数は予想を超えるしで、次に課題が一杯なものになりました。88枚もレイヤーを作ってしまうとファイルサイズは2GBどころか5GBオーバーでもはやPSDファイルで書き出すことは困難です!

しかしお気づきでしょうか。今回の試みに1つ面白い発見がありました。
整然と並んでいる個眼の中に何だかおかしな形のものがあります。

シロスジカミキリ2

▲上の画像の左側部分アップ。
2個の個眼が繋がってしまったような形のものが2ヶ所に見られます。
Photoshopがエラーをやらかしたのかと思いましたが、オリジナルの画像もこのまんまでした。
自然界によるエラー修正か、特別の働きを持つ個眼なのか、何でしょうこれは??

ちなみに、個眼に黒い四角が見えますが、ディフューザーがそのような形に欠けて、暗闇が映り込んでいるようです。
まさかと思いますが、触角の一部の可能性も?だとしたら厄介です。
鏡のように映り込む被写体はもともと面倒ですが、この超マクロで対策を取るのはさらに大変なことになりそう。。。

でも、こういう追い込みはキライじゃないです。


“シロスジカミキリの複眼” への3件のフィードバック
  1. 極楽蜻蛉

    相変わらず凄い写真を撮っていますね!!!
    例のレンズで撮ったものでしょうか? 難しい深度調整にも拘らずジャスピンで鮮明です!
    自然界の悪戯?、個眼の異常生成という事があるのでしょう? 驚きです。
    老い耄れ爺も、漸く、38㎜、20㎜を手に入れる事が出来、この冬場にノウハウの確立を図ろうと思っています。
    色々と、また、御指導して下さい!
    シジミチョウの卵もイイですね!
    日頃、見えないモノが見えてきますから新兵器だと思います!!! 大拍手です!!!

  2. 高嶋清明

    そうです、30年前のズイコーマクロ20mm。
    38mmも入手されましたか!いいですね。。。自分も試してみたいです。
    レンズとカメラの接続やらストロボやらパーツを色々組み合わせるのが結構楽しいと思います。
    個人的に情報送ります

  3. 極楽蜻蛉

    何時見ても高嶋師匠の画像は惚れ惚れします!
    この分野で抜群の技術を確立している事が画像を見ていて伺えます。 凄い凄い!!! 
    売りのノウハウですね!
    「蟲」さんの軆の部位をこれで暴くと新たなる発見が色々と出来ワクワクしてきます…
    師匠、これからも頑張って下さいネ。

    アダプター、Canon、Pentax のカメラ、ベローズとの接続に苦労しました。 どうにか繋がりましたが・・・
    20㎜は難しい厄介なレンズです!!! 38㎜は、幾分、使い易そう? 何となくCanon EP-M65 相当?
    ストロボは、どうしたらよいか、まだ、良く判りません!!!
    冬の間に門を叩きます!

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