赤川沿いの幼虫はだいぶ前から終齢が目立っています。すでに蛹になっているものもいるでしょう。一方、まだ残雪の残る山あいの集落では芽吹いたばかりの若いミチノクエンゴサクが見られます。それを食べる幼虫も若いはず。。。
▲ビンゴ!まだ1㎝弱の幼虫が見つかりました。
(さらに…)
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ウスバシロチョウの幼虫
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トビムシのジャンプ
▲トビムシのジャンプをスローで見ていると、写真に撮れて当然に思えてくる・・・のですが、そうあまくはありません。EOS7Dで10回ほど高速連写して諦めました。空中に留まっている絵が1枚も残らないうちに、8GBのメモリーは一杯になってしまいました。こういうのって、写る時には一回目の試行で何故か写っちゃうものです。たぶんいくらやっても無駄に違いありませんので、日を改めてまたトライしてみることに・・・
▲歩みを止め触角を立てて、いかにも飛びそうな姿勢ですが、まだです。
▲そこまで分かっているのですが、連写しても空中には何も残りません。残念!冒頭の動画はSONY NEX-FS700で撮影したスロー映像です。高速シャッターを入れて撮影しコマ送りで見れば、240fpsですでに腹端の跳躍器でジャンプする仕組みが見えてきます。必ず、飛んでいく方向に向かって反対方向の回転運動を伴います。1/10000秒のシャッターを入れればブレもありません。ストロボで必ず止められるはずです。
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ハグロトンボの高速度映像
今回の高速度カメラの撮影で、ハグロトンボは楽勝で撮影できると思っていた。それは、目星のポイントがいくつかあったからだったが、実際に回ってみたら、なんとその全てが、先月来の大雨で川岸が削られて全く様子が変わっていた。今がいい時期なのは間違いないから、とにかく思いつく場所を探していった。ようやく見つけたポイントは、田んぼのなかの用水路。
▲こんな小川にコウホネが群生していて、ハグロトンボの産卵場所になっていた。
時々産卵にくる雌を待って、雄が20匹ほど集結。互いに牽制し合っていた。
▲Photron FASTCAMによる高速度映像
秒1000コマで撮影、秒24コマで再生、約40倍に時間をのばしている。 -
シロスジカミキリの飛びたち
高速度カメラPhotron FASTCAM SA2を借りたのは、よりによって大雨の続いた7月第2週でした。
試用期間を申し込んだ時には、まさか、こんな雨が続くとは思わなかったのです。
晴れたと思ったら、天候が急変、大粒の雨が叩きつけるの連続で、それか、ずっと降りっぱなしの毎日でした。
こんな雨は鶴岡に移って初めてと思います。室内で照明を集めて様々にもがきましたが、結局、太陽光なくては満足のいく結果は出にくいもの。
不幸な一週間でしたが、期間最終日はいくらか晴れてくれたのですから、やはりツキはあったと思います。
そのわずかな晴れ間に、まとめて色々撮影できました。
▲また似たようなものを撮ってもなあと思いましたが、シロスジカミキリ。
後脚の動きがすごく気になりました。
何度もくり返し再生しながら、舵取りと関係のある動きではないかという思いが強くなっています。 -
ハッチョウトンボのテリトリー争い
ハッチョウトンボ(雄)のテリトリー争い、Photron FASTCAMの高速度映像です。
▲1080fpsで撮影、24fpsで再生で、約40倍に時間をのばしています。様々に向きを変えますが、頭の傾きに注目すると色んな事が見えてきそうです。
急旋回の時は、頭は水平で、体が軸が曲がる側に大きく傾くのがわかります。この日、朝はよく晴れて期待したのですが、撮影をはじめて間もなく天気が変わってきました。
ハッチョウトンボの時は小雨混じりの曇り空・・・お天道様にもうちょっとがんばって欲しかった・・・・
いや全国的は頑張りすぎなくらいだったわけで、こちらにも分けてもらいたかったです。