7/6〜7/7にかけて撮影したミドリシジミ。
撮影時間は17時くらい。16時くらいまではほとんど飛ぶものもなく、いないんじゃないかと思われた。
やがてキレイな前翅を見せる雄が姿を見せ始め、しだいになわばり争いがはげしくなっていく。17時半頃には、とまっているものを撮影するのはほとんど困難になっていった。
最後にB型の雌が映っているが、スコープの調整が悪く、ゴミだらけの映像になってしまった。
7/6〜7/7にかけて撮影したミドリシジミ。
撮影時間は17時くらい。16時くらいまではほとんど飛ぶものもなく、いないんじゃないかと思われた。
やがてキレイな前翅を見せる雄が姿を見せ始め、しだいになわばり争いがはげしくなっていく。17時半頃には、とまっているものを撮影するのはほとんど困難になっていった。
最後にB型の雌が映っているが、スコープの調整が悪く、ゴミだらけの映像になってしまった。
2匹の雄が争っている。
ものすごく高速に追いかけているシーンは目でも追いつかないくらいだが、こんな風にグルグル回るような飛び方で争っている時は、カメラでもとらえることができる。
これは、ビデオカメラFX1000の「なめらかスロー」映像。
EX-F1が300fpsで、こちらは240fps。
山形市滝山小学校4年生のPTA行事に呼ばれ、28年ぶりに母校に入った。父兄の1人が、幼稚園から大学まで一緒という、ものすごく長い付き合いの友達なのだ。夜は仲間数人で楽しく飲んだ。
記憶というものは、思いがけない所で突然スイッチが入るんですね。懐かしいものが一気に蘇ってきてホント驚いた。引き出しの奥のものも、たまには出してやんないといけませんな。
さて、午後の1時間ほど、盃山をまわってみた。中学〜高校時代に歩いたコースそのままに。20年前に見ていたほぼ同じ場所で、メスアカミドリシジミやオオムラサキに出会った。
メスアカミドリシジミは、むかし同様、3mほどの高さに陣取ってなわばりを張っていた。届かないなあ〜と眺めていたら、久しぶりなんでサービスしてくれたか、目線ぐらいの高さに降りてきてくれた。
右はアカシジミ。日没の時間はとても届かない高さを飛び交っているが、日中は低いところで休んでいるものもいる。
山頂付近、アベマキにとまってテリトリーを張っているオオムラサキ。
こちらはムービー。
時々近づくミツバチにビクッとしながらも熱心に蜜を吸っている。
ところでこの植物、手持ちの図鑑を調べたところでは「イソノキ」が最も近いように思う
エゴノキの葉をまくエゴツルクビオトシブミ。
5月の巻いているものを見送ってしまったが、花の咲くこの時期にも巻くようだ。
右はヒゲナガオトシブミ。キイロヒゲナガではない方の、である。
サルトリイバラにつくアカクビナガハムシ。
作り物のように鮮やかな赤の、1cmに満たないかわいらしいハムシだ。
右はトホシテントウ。
スズメウリだろうか、このところ草地のツル植物についているのをよく見かける。
エゴの花はそろそろ終わりだが、そこに見つけたヒメトラハナムグリ。
毛むくじゃらな姿は、一見するとマルハナバチのようでもある。
ついでに、エゴノキの花に来ていたマルハナバチ2種。
左はコマルハナバチの雄で右はトラマルハナバチ・・・だろうか?
マルハナバチの見分け方は、いまだよくわからないまま。自信がない。
今年から、チョウセンアカシジミの撮影には事前に町の教育委員会(文化財担当)に
届け出る決まりとなっている(電話0238-62-2141)。
私も事前にことわりを入れて、昨年より通っているポイントを訪れた。
今年はチョウセンアカシジミの発生も早まっているらしい。
もうすでに幹に新しい卵がたくさん産みつけられている。
最初、パッと目に入ってくる数は少なめだったが、周辺の下草などをのぞいてみると、
いるわいるわ、確かにかなりの数が発生している。
12時頃、交尾中のものを見つけた。
ここは住宅地の中にある生息地。道路沿いのトネリコより発生している。
近所の人はもちろん、チョウセンアカシジミについてよくご存じだ。
お昼前後、しばらく産卵するものがたくさん現れた。
目についただけで5匹いたのだが、1時過ぎには全く見られなくなった。
そこで、今日は用事もあったので撮影を終了し鶴岡に戻った。
チャンスがあったら、一週間以内に再び訪れてみたい。
昨年見た夕方の乱舞は本当に見事だった。
ところで、長野県東御市のSさんから気になるメールをいただいた。
東御市が天然記念物にしている希少種オオルリシジミについて、衝撃的なニュースだった。
食草のクララの花穂が大量に盗まれていたというのだ(信毎WEBの記事)。
オオルリシジミは6月のはじめに活発に活動し、クララの花穂に産卵、
そして今は幼虫は花穂を食べて育っている。
それをごっそり盗っていったものがいるという、とんでもないことだ。
私も昨年まで東御市の住人で「オオルリシジミを守る会」の会員である。
長野にいた頃もあまり会の活動をお手伝いできなかったが、
熱心に活動されていた皆さんのがっかりされている姿を想うと、本当に悲しくなる。
盗っていったものはいったい何をしようというのだ。
誰も得をしない。悲しみが残るばかりじゃないか。
オニグルミの葉裏に見つけたシャチホコガの幼虫。
この虫はかなり奇っ怪な「怪物」だ。
「エイリアン」やら「遊星からの物体X」なんかに出てきてもおかしくない。
(私の年代だと例えるものがこんな感じになる。他にもいろいろあるだろう)
上の写真は休んでいる時の姿。
これをちょっと指でさわると、ワッと長い脚をひろげてくる。
少し虫の知識のある人なら、この長さは「ありえない」ものだとわかるだろう。
鳥もこんな虫をお腹に入れるのはイヤじゃないだろうか。
長い脚でお腹を突き破って出てきそうだ。。。
近くにいたチュウレンジバチの幼虫。
チョウやガの幼虫ではなく、ハチの幼虫だ。
小さいうちは集団で行動し、おどかすと一斉にお尻を上げる。
集団で同時に動くことで、1つの大きな生きもののように見える効果を狙っているのか。
初めて見たものは一瞬でもひるんでしまうだろう。
カタクリの種が実った。
エライオソームに引き寄せられ、アリたちも忙しく働いている。
さく果から種を引っ張り出すもの、地面に落ちた種を運ぶもの。
小さな世界をのぞき込むのは楽しい。
何か飛べずに苦労している虫がいるなあと呑気に見ていたが、
正体がわかったら大慌て。アリバチのカップルじゃないか!
詳しい種類はわからない。
アリバチの仲間は雌は翅をもたず、アリのように地面を歩きまわっている。雄には翅があり、交尾の時はどんななんだろうと気になっていた。
最初、落ち着きなく地面を歩きまわっていた。
時々、この姿勢のまま、少し飛ぶこともあった。
でも、長くは飛べないようで、すぐに降りてしまう。
やがて、草の上にのぼって動かなくなった。
ようやく落ち着いたのか、そこで交尾。
あとでしまったかなあと思ったのだが、交尾のシーンを撮影して安心してその場を離れてしまった。
交尾がすんだらすぐに分かれたかも知れないけど、更に何かもっとドラマチックな行動があったのではないかと思えてきて、もう何か失敗したような気になってしまった。
雄と比較すると、雌はお腹だけが異様に大きいことがよくわかる。どれだけ卵をかかえているのだろう。
交尾中、何だか雌がもぞもぞいいだした。
雄は敏感に何かを感じ取って・・・・
何だかちょっと笑えるシーンを見せてもらいました。
もっけです。
初めてのテープレスカメラは思いのほか高画質で安心した。
最近入手したのは、CanonのHF10という少し前のAVCHDビデオカメラだ。最新の一眼レフスチルカメラに入っている動画機能がどれだけの性能かとっても気になるところ。まずは安価な中古を入手してAVCHDとの付き合い方を探ってみようと思ったのだ。
虫の眼レンズを組み合わせて撮影
AVCHDファイルはMacに取り込む際にProres422に変換する。
そうすると容量がぐんと増えて10倍くらいになるだろうか。
撮影したファイルを全部変換するべきか、編集時にだけ変換するか、しばらく悩むことになりそうだ。