ホバリングしながらテリトリーを見張っている雄、と思います。
クマバチやシマハナアブで見る行動と同じに見えます。
フキノトウが咲く枯れ草の原に、こんなビロードツリアブがたくさん見られました。
画像を確認すると、みな複眼がくっついているので雄であることは間違いありません。
シャッタースピードは1/5000秒。これでなんとか翅の動きは止まっているようです。
林の道沿いにカンスゲの花が咲いています。
靴がぶつかるとわっと花粉が舞って何だかイヤな感じです。鼻がムズムズしてきそう。
風媒花に違いないのですが、何故かミツバチがよく集まっているのです。
風媒花のなかにも虫を利用しようとするものがいたりするのでしょうか>>>
かがくナビの動画コーナー「科学ムービー」にキオビベッコウがアップされました。
昨年撮影したうち特に印象的だったものです。どうぞご覧下さい!
ここで正直に告白しますと、自分のキオビベッコウの同定にやや自信を持てないでいます。もしかしたら別種ではないかとずっと気になっています。詳しい方、どうかご意見をお聞かせ下さい。
岩田久二雄さんの『自然観察者の手記』の中にそれらしい記述がありますが(どうも岩田さんご自身の観察記録ではないようです)、キオビベッコウが夜にクモを埋めるという生態を記したものは他に見ていません。
今年初めて見たチョウはキタテハということになりました。
動きが鈍かったので、余裕で撮影できました。
画像を見ていて中学生の自分を思い出しました。生意気にも本格的に昆虫写真に取り組む決意をし、リバーサルフィルムを使いはじめた時のこと。越冬後のチョウたちを撮って初めて現像結果を見たときは、あまりの細かさに仰天しました。当時、最も微細な描写をするフィルムといわれたコダクローム。それを顕微鏡で拡大して見ながら「毛が一本一本描写されている!」と興奮して見ていていました。あれからもう四半世紀。
ピクセル等倍で部分表示。今じゃ感度400で撮影しても明らかにコダクロームより細かい。
写真を撮りはじめた頃は一枚一枚宝物のように扱っていました。
そんな感覚久しぶりに思い出しました。
天気は悪かったのですが、気温が上がりました。日中の最高気温は11℃!
これは何か歩きだしているものもいるに違いありません。。。
しかし強い雨が降っていて、落ち着いて外を歩いてはいられませんでした。
雨の合間をみて車をとめたそばのエノキの落ち葉の下をさぐってみました。
見つかったのはゴマダラチョウの幼虫。
エノキの落ち葉ではなく、クズの葉に見つかりました。
場所は雪がほとんど消えている海岸近く。庄内でも海岸沿いはエノキが多くゴマダラチョウは普通に見られます。
雨の中でこちらも調子がでません。他に何も見つかりません。
あきらめかけたところで妙な虫が出てきました。
カメムシの幼虫ですが種類がちょっと分かりません。サシガメの仲間だと思います。
越冬昆虫はなかなか見つからないものの、トビムシはやたら目につきます。
種名はなんでしょう。ムラサキトビムシに似てますが、ずっと太くて大きい。3mmくらいあります。