Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 植物

  • サクラ開花直前

    近所の公園の桜は一昨日からこんな状態でとまっています。最高気温が10℃ちょい超えなため、晴れても進まないのです。
    昨日は、仙台は満開、山形市も開花したとのこと。いつもなら鶴岡が山形県内でもっとも早く開花するのですが・・・

    SONYアクションカムのレンズを使ってみました。背景のボケの汚さ(二線ボケ的な)はGoProのレンズと変わりないようです。色はちょっと派手目に出ました。
    SONYのアクションカムはすべてZEISS Tessarレンズとなっていますが、その実力はいかがなものでしょう。ちなみにこれはFDR-X1000から抜き取った2.8mm/f2.8。現行の3000と300は2.6mmで、歴代の機種を調べてみると2.5mmもあるようです。
  • オオイヌノフグリとクロヤマアリ

    鶴岡のオオイヌノフグリはまだ見頃は先。でも、同じ東北でも太平洋側に出れば、もう最盛期を迎えているようです。

    咲きそろったオオイヌノフグリで吸蜜するクロヤマアリ。村田町にて
    体中に花粉をたっぷりつけながら熱心に蜜集め


    アリは花に蜜をもらい、花はアリに花粉を運んでもらいます

  • レンゲなど

    宮城県川崎町〜村田町で春を探しました。

    田んぼに見つけたレンゲの株。東北では数少ない?レンゲのポイントです。
    ウメは三分咲きくらい?少々肌寒く、ミツバチは見られませんでした。ちなみに仙台市の最高気温は11℃くらいだったようです
    フキノトウに訪れたハナアブ。ほかにクロハナアブもいましたが、ミツバチはここでも見られませんでした
    スイバの根際にはベニシジミの幼虫
    日向ぼっこに出てきたナナホシテントウ
    ナナホシテントウは芽吹いたばかりのカラスノエンドウ近くに多く見られました

    以上、全てGoProHero3から取り出したレンズを使った自作虫の眼システムで撮影しています。カメラはGH4またはGH5

  • マンサクも咲いた

    最近、虫の眼レンズに加えたテレコンがなかなか効果的です。
    現在のシステムは、一番先頭のワイドレンズはGoProHero3から外したもの、拡大系は古いZuikoマクロ20mmと変わりはないのですが、後ろにフォーサーズ用の1.4倍テレコンを加えました。画面周辺の像の流れ対策に加えましたが、全体のバランスが上がった感じがします。カメラはマイクロフォーサーズでパナソニックGH4またはGH5です。

    雨はやんだものの曇り空の寒い日でしたが、何かテスト撮影しなくてはいられませんでした。まずは一週間前につぼみを撮影したマンサク(マルバマンサク)。もう花が咲き始めていました。

    咲き始めたマルバマンサク
    ヒメオドリコソウ

    なかなかいい感じです。続いてハンノキ林で見つけた小さな卵

    ミドリシジミの卵
    緑がめだってきたニワトコの芽
  • つくし

    雪どけが進んだ南斜面には、つくしが出始めていました。といっても、まだ穂先が全く露出してない状態で、つくしらしい姿になるのは、まだ先と思います。おそらく数日前まで雪の下だった場所で、雪の下で今か今かと春を待っていたのでしょう。外に出たはいいけれど、吹きっさらしで寒い思いをしているかもしれません。
    晴れましたが、最高気温は5℃以下の寒い一日でした。

    まだ穂先が出ていないつくしの子。今日も試作中の虫の眼レンズで撮影しました。背景の像の流れがヒドイ・・・今日の試みは失敗でした
    コモリグモのなかまが何匹も日光浴に出てきていました。

    カメラはGH5ですので、そのまま動画テスト。白い排泄物を出したり、何か虫をくわえて歩き回る様子が撮れました。オリジナルはややあまい画質ですが、編集でシャープをかけたらいい感じになりました。

  • 春到来!

    今日の鶴岡の最高気温は16.4℃。もちろん、今年に入ってここまで気温が上がったのは初めてのことです。

    海岸近くの山中で見つけたオウレンの花。出かけるのが遅くなって、すっかり曇ってしまいました。

    いち早く雪どけの進んだ場所では、確実に春が進んでいます。ついに花を見つけました!

    コモリグモのなかま

    ようやく私の虫の眼のシステムも満足のいく画質が得られるようになってきました。拡大系は古いZUIKOマクロ20mm、そしてボードレンズはGoPro Hero3から外したものを使っています。本日は虫の眼レンズのテスト。こればかりで撮影してきました。

    同じくコモリグモのなかま。追いかけて追いかけて、落ち葉のすきまに潜り込んだところを撮影。怖がらせてゴメンね
    オオバボダイジュの枝についたタケウチトゲアワフキ幼虫の巣
    マンサクの蕾はまだ開かず

    ブログにアップしてみて、周辺光量の低下がすごく気になります。もうちょっとだけブラッシュアップが必要です。

  • 鶴岡のサクラ

    4月6日の開花宣言から10日。適度に花冷えの期間もあり、今年も鶴岡は長期間楽しめています。

    Phantom4で撮影した桜並木をYouTubeにアップしました

    ▲最後はPhantom4を手持ちで撮影してみました。

  • 夜桜

    ぼちぼち鶴岡の桜も見頃

    近所の公園 18:35
    近所の公園 18:35

    (さらに…)

  • 河川敷のヤナギ

    赤川の河川敷が徐々に春に染まってきました。

    DSC09037

    ヤナギの若葉・花穂のほかニワトコやノイバラの緑も目立ってきました。 (さらに…)

  • ブナの芽吹き

    ブナの芽吹きが始まりました!

    いち早く若葉をひろげる
    いち早く若葉をひろげる
    清々しい青空とブナの若葉が眩しいくらい
    清々しい青空とブナの若葉が眩しいくらい
  • 近所のサクラ

    鶴岡のサクラは本日開花宣言。近所の公園のサクラは夕方の時点でまた開いていません。

    2日続けてよく晴れましたが、最高気温は12〜3℃といったところでした。

  • ナガハシスミレ

    ナガハシスミレはとても長い距を持つスミレ

    あまい蜜は距の中にあります。虫たちに容易に蜜をとられないよう、そして受粉効率を高めるためにこんな長い距になったのでしょう。思い出すのはマダガスカルの彗星ラン「アングレカム・セスキペダレ」と「キサントパンスズメガ」の関係。
    ナガハシスミレと深い関係にある虫がいるとすれば、おそらく・・・ (さらに…)

  • これは結構イケるかも?

    動画を撮る事ばかり考えていたSONYのアクションカムですが、ふと静止画はどうなんだろうと思いました。シャッターも露出補正も全てiPhoneから操作できます。モニター画像は多少のタイムラグがありますが、さほど気になりません。マクロ域では深度が浅いものの、動画の時より何故かピンぼけな感じがしません。少し撮影してみました。
    (注:カメラはマクロ撮影のため改造

    コシノコバイモ
    コシノコバイモ

    (さらに…)

  • カタクリを深度合成

    落ち葉も含めてピントを深く撮りたい。でも絞れば背景のボケは犠牲にされてしまう。。。これまでこんなケースは多々ありましたが深度合成で解決です。

    マクロ60mm 絞り開放2.8でフォーカスブラケット撮影した10枚から深度合成。合成ソフトはZerene Stacker(DMAP)

    合成処理中に気がついたのですが、1枚1枚の画像を比較すると、花が太く写ったり細く写ったりしています。電子シャッター特有の歪みのようです。手持ちではなく、三脚を使えば問題ないと思いますが、手持ちの場合はうまく繋がらない場合もあるでしょう。

  • ネコヤナギの雄しべ

    ネコヤナギの綿毛に黄色い点・・・花が咲きはじめたようです。拡大してみると、花粉とは違う透明なカプセル状のものが並んでいるのが見えました。花粉のできかけの状態でしょうか。

    顕微鏡用対物レンズ10×で撮影
    顕微鏡用対物レンズ10×で撮影
    ZUIKO Macro38mm/3.5で撮影
    ZUIKO Macro38mm/3.5で撮影

    一枚目の写真は、昨日入手したユニオン光学の中古対物レンズで撮影したものです。ちょっと面白いレンズでした。

  • ユリの葉っぱ

    お仏壇に供えたユリの葉っぱが妙につやつやして気になります。これはきっと何かある。。。アップしてみると肉眼とはまた全然違った質感が見えてきました。


    ▲ZUIKO Macro 38mmで撮影。推定4倍。画面横幅5mm
    葉の表面は透明な層で覆われています。これはワックス層?クチクラ層?
    中が透けて見えそうです。もうちょっと倍率を上げてみましょう。


    ▲ZUIKO Macro 20mmで撮影。推定8倍。画面横幅2.3mm
    中にまるい緑のつぶつぶが見えてきました。これはいったい・・・


    ▲顕微鏡用対物レンズ40倍で撮影。画面横幅は約0.5mm。
    葉の表面はかなり透明なのですが、さすがに中がクリアに写るほどでもありません。でも倍率を上げるとそれなりに何か見えてきます。丸い緑色の粒は長さ30〜40マイクロメートルくらいで細胞クラスのサイズ。そして、さらによく見ると、もっと小さな緑色の粒も見えてきます。これこそが葉緑体じゃないかと想像しましたが、さてどうでしょうか?

  • トマトの表面

    さわった感じはとっても滑らかなトマトですが、拡大してみると表面はこのとおり、かなりボコボコしています。まるでゴルフボールのようです。
    2016-02-27-23.53.47 ZS DMap
    ▲顕微鏡用対物レンズ10倍使用。100枚から深度合成 (さらに…)

  • タマネギを拡大してみた

    中学生の頃に、タマネギの鱗片の薄皮をはいでプレパラートを作って酢酸カーミンで染色して細胞の核の観察・・・って確かやったと思いますが、よく憶えていません。いつものように顕微鏡対物レンズを使って撮影してみると・・・

    顕微鏡用10X対物レンズで撮影
    顕微鏡用10X対物レンズで撮影

    鱗片の裏側ではなく表側を見てみました。細胞の一つ一つがはっきり分かりますが、核は流石に見えません。緑色な部分を拡大していますが、さらに拡大すると葉緑体が見えてくるでしょうか。

    昔のマクロ38mmで撮影
    Zuikoマクロ38mmで撮影
  • 白花のオオイヌノフグリ

    たまたま訪れた某大学の構内で奇妙なオオイヌノフグリを見た。だいぶ前に、海野さんと紫外線フィルターを通してオオイヌノフグリを撮影したことがあった(こちら)が、まるでそんな感じ。
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    ▲シロバナオオイヌノフグリとでもいうのかと思ったら、コゴメノイヌノフグリという植物もあるらしい。自分が見たのは後者ではないかと思う。3月5日撮影。

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    ▲普通のオオイヌノフグリの画像も並べておこう。

  • ばんけ

    一昨日、立春のこと。近所で思いがけずフキノトウを見つけた。庄内で言うところの「ばんけ」。前日にNHKのニュースで「福岡ではもうフキノトウが・・・」ってニュースを見て、ウチらの辺りとは全然違うな!なんて言っていたのだけど、ウチらの辺りにも春は来ていた。

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    ▲2月4日 鶴岡市三瀬にて

    鶴岡でも海沿いはほとんど雪が消えている。海を離れるとまだまだ深い。