投稿者: 高嶋 清明

  • ギンリョウソウ

    ちょっと山の方がよりいいのかも知れない。
    自然度の高そうな林に入るとギンリョウソウをよく見る。
    とても植物とは思えない、ロウやガラスででも作られたような不思議な姿である。

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    とても見えづらいのだが、下からのぞき込むと花にはちゃんと雄しべや雌しべが見えている。
    マルハナバチが受粉の手助けをするというのだが、まだ見たことはない。

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    撮影したのはブナ林。
    すっかり葉が生い茂り、林の中はだいぶ暗くなってきた。
    そしてブユやヤブカは今の時期が要注意とわかった。
    6月に入って虫除け無しに林に入るとひどく刺されるようになった。
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  • チョウセンアカシジミの幼虫

    小国町のチョウセンアカシジミの生息地に行った。
    昨年6/18に撮影にいった場所と同じ。
    ちょっと時期が遅かったようだ。
    すでにほとんどの幼虫は地上に降りたあとらしい。
    残り少ない幼虫を撮影してきた。

    幼虫には、必ずと言っていいほど、ケアリがついていた。
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    嵐が去った後といった感じ。
    トネリコの葉がボロボロに食べられている。
    これらすべてチョウセンアカシジミによるものなのだろうか。
    ちょっと信じられないけど。。。
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    幼虫は枝の途中に傷つけてしおらせ、そこを隠れ家にしている。
    葉を食べるときは出てきて、食べ終わるとまた戻るのだろう。
    左の写真、幼虫に白いものがついている。寄生バエの卵か。
    アリのガードが堅そうだけど、それでも時には隙ができるようだ。
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  • アベマキの幹で虫さがし

    小国からは山形まわりで鶴岡に戻ることにした。
    ちょうどいいので盃山に向かう。
    この山のアベマキにクロミドリシジミが発生することでかつて有名だった。
    クロミドリシジミの幼虫さがしは小諸で覚えたけど、山形ではまだ一度も探していない。
    時期が遅いけど、まだチャンスがあるかも知れない。
    1時間ほど探してみた。
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    結果は全くの空振り。
    その間に幹に見つけた虫たちを、いくつか撮影した。

    左はシロスジアオヨトウ、右は何だろうハマキガの仲間?
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    左はキシタバの仲間だろうか、ヤガの幼虫。
    右はイシノミの一種。1cmくらいある割と大きなイシノミ。
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    左はキハダエビグモだろうか。幹にぴったり張りついて擬態のポーズ。
    幹のしわと脚がそろっていて、なかなかお見事!
    右はハチモドキハナアブの一種と思うが、ちょっと自信がない。
    ハチモドキハナアブとも春に見たケブカハチモドキハナアブとも違うようだ。
    幹のしわにお尻を立てて、産卵のような動きをしていた。
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  • トチノキの花

    荒沢ダム付近、トチノキの花が花盛り。
    サルの群れに出会って、とっさにビデオカメラを向けてしまった。
    写真は一枚も撮影できず。。。

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  • ムカシトンボの幼虫

    ムカシトンボを求めて、何カ所か沢を入った。
    残念ながら成虫を見ることはなかったが、幼虫を確認!
    同行した永幡さんも言っていたけど、こっちの方がスゴイはず。
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    はじめは沢水の石の上にちょこんと乗っていたが、ストロボを焚いたのが悪かったのか、
    ゆっくり石のすき間に入っていった。
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    こんな水のチョロチョロ流れる場所を見てまわった。
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    薄暗い林の中に咲いた、カラマツソウ似の植物にキタエグリバの幼虫を見つけた。
    海野さんが前に小諸日記にテントウムシの頭を持った幼虫として紹介していたヤツだ。
    薄暗い林では鮮やかな頭だけがよけい際だって見える。
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