本当は雄の羽化を撮影したいのですが、まず雌を。
▲この状態がとても長く感じました。 翅をある程度のばしながら脱皮しているように見えました。
飼育中のキリギリスが無事羽化しました。 たくさん撮影した画像から、一部紹介します。
▲6本の脚がぬけ、触角をゆっくりゆっくり抜き出しているところです。
▲四枚の翅がほぼひろがりました。 このあと、翅を山折りにたたみます。 バッタのように後ろ脚を使う事なく、胸の筋肉を使ってたたむようです。
▲しばらくすると、幼虫は脱いだ皮を食べてしまいます。 残すことなく、脚の殻も全てです。
鶴岡市、標高600mほどのポイント。 ここではヤナギの樹液に集まるのはミヤマクワガタがメインです。 ノコギリクワガタは1匹も見つかりません。
▲ノコギリクワガタと同じように、雄は雌を抱えていることが多いです。 昼でも普通に見られるので、わざわざ夜にでかける必要もありません。
▲立派な大アゴの雄発見!
山形市にて コロギスの巣を探して回りましたが、見つけたのは1匹だけ。
▲クズの葉をつづっていました。雄です。
その後、暗くなるのを待って樹液に来るのを探しましたが、完全に空振りでした。。。 ところで・・・
コロギスを探している途中で見つけたこのガ。 ニホンセセリモドキでしょうか?
▲細かい毛がついています。 幼虫が毛虫だとしたらマユが毛だらけで・・・と考えると、羽化直後? それよりクモの巣に引っかかりかけた可能性が高いでしょうか。
この時期、新成虫が出るとして、これから春までどう過ごすのでしょう。。。 あとで写真を見ながら色々考えました。
葉を食べているところを撮影しようと思ったのですが・・・
▲なかなか食べているように写りません。 大きな大アゴは、これまた大きな上唇に隠されているので見えないのです。
▲それじゃあ、と下から見上げてみますが、それでもうまく撮れませんでした。 大アゴが開いている瞬間が撮れればそれらしくなるだろうと思うのですが・・・ 長く食べてくれた幼虫も、もうたくさんという状態になりましたし、また後日トライしましょう。
しかしこの食べる時に両手で葉を抱えるような仕草、あらためてカワイイものだと思いました。