スズムシの鳴く様子を音あり10倍スローで
1:08 通常速度
スズムシなどコオロギの仲間は、右前翅裏にあるヤスリ器に、左前翅のヘリにあるコスり器を当てて発音します。
FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResLT)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。
スズムシの鳴く様子を音あり10倍スローで
1:08 通常速度
スズムシなどコオロギの仲間は、右前翅裏にあるヤスリ器に、左前翅のヘリにあるコスり器を当てて発音します。
FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResLT)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。
スズムシ雄の羽化を撮影しました。朝5時過ぎにスタート、前翅・後翅がのびて抜け殻を食べ始めるまでは1時間ほどでした。
GH5Sで4K60P撮影した動画をFHDで編集。200%のトリミングまでは理論上画質劣化がないところ、最大300%までトリミング編集しています。
7分超えの長い動画です。じっくり観察したい方向きです。
以前、自分のブログに、スズムシの羽化を夜通し待っていたけれど、動き出したのは朝4時半ごろからと書きました。
スズムシの羽化
確かに、今朝も早朝起きで撮影はうまく行きましたが、マークしていた7匹のオスのうち3匹は、4時の段階ですでに羽化終了。2匹はまだ翅が白く1匹はだいぶ黒くなってました。
2017年6月26日の撮影。
羽化前10時間の蛹の変化を撮影した動画ファイル。いつかまとめようと思っていて4年も眠らせてしまっていました。これを編集してタイムラプス動画を作成しました。4年前でだいぶ時間が経ち、やや正確さに欠けますが、おおよその時間を表示させてみました。275倍に時間をのばしていることになります。
1:47 下にレフ板を置いたので下部が明るくなります。表面変化と紛らわしいのでご注意ください。
通常速度 https://youtu.be/b9dyAKs8K7M
音とお腹の伸縮に注目すると、最後の一音ではお腹の伸縮を伴わないこと(が多いの)に気づきました。最後のカットでは、腹弁の下にある白い鼓膜が震える様子が見えます。 鼓膜の振動がお腹に伝わる様子が興味深いです。
FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResRAW)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。
2017年7月の撮影。撮影当時は激重な動画ファイルで、撮影しただけで眠らせてしまっていました。
ヒグラシは同じ場所で鳴き続けてくれません。一回鳴くごとに歩きだすし、時には飛び去ってしまいます。
2017年7月の撮影です。すべてFS700の2KRAW240fpsをSHOGUN INFERNOで収録。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。撮影当時はデータが激重で編集が大変だったため、撮っただけで、すっかり眠らせてしまっていました。
音あり4倍スロー動画に作成したファイルを4倍早回しにしています。つまり通常速度です。そうして普通に鳴き声が聞こえること、この試みに間違いがないことを確認しました。
一つFinalcut Proでの注意点は、速度調整で「ピッチを保持」のチェックを外すことでした。
池でギンヤンマを撮影していると、視界の隅でミズカマキリが飛び立っていきます。一度や二度ではありません。何事かと辺りを見渡すと、池の中央に浮かぶアオミドロの浮島にミズカマキリが数匹はい上がって、今にも飛び立とうとしています。ギンヤンマは一旦中断!ミズカマキリの撮影に集中しました。
ミズカマキリは、次から次に水から出て飛び去っていきました。 撮影できなかったものを含めて、少なくとも20匹は出たと思います。池の環境が悪くなって他に移動しようとしているのでしょうか。滅多に見られない事だと思います。
滑空から羽ばたきに移るとき、後翅は打ち下ろし、前翅は打ち上げに動くのが確認できました。滑空時の翅のフォルムも興味深いです。
300mmでのギンヤンマの飛翔撮影。フォーカスは固定、ドットサイト照準器でフレーミングしています。一時間ほど格闘しましたが、なかなかうまくいきません。でも、撮れないことはありませんでした。55秒からは、唯一でしたがピントもフォローも満足のOKカットです。
暑さでへとへとになりましたが、ギンヤンマは一度も池から離れることなく飛び続けてくれました。タフですね。。。
涼を求めて標高500Mほどにある放牧場に向かいました。やたら目立っていたのがモンキチョウ。ヌマトラノオの群落には必ず5匹はいて、高速度カメラのありがたいモデルさんになってくれました。
クロアナバチに高速度カメラを向けて、一つ小さな発見がありました。砂のかたまりを抱えて巣穴から出てくるときに限ってのことですが、最後に砂を落とす時、決まって細かくぶるぶるっと震えます。単に砂を落としているだけのようですが、この動き、秒180コマ程度では全くとらえることができていません。小さな発見ではありますが、見えなかったものが見えた瞬間は、いつも興奮します。
自宅から歩いて一分弱の公園に、今年もクロアナバチのコロニーが作られました。撮影するのは実に3年ぶりです!ヒメクサキリを狩って巣の近くに降り立った一匹のその後を追ってみました。
0:54 中央の本物の巣穴をあけます
1:41 間違ってダミーの穴に入れそうに・・・
2:09 一旦離れて仕切り直し
2:23 巣穴に獲物を引き込みました
2:30 一分半後、巣穴から出て、メインの穴を埋め戻します
もっとも普通に見られるヤブカ、ヒトスジシマカの産卵シーンを撮影しました。ヒトスジシマカは空き缶や植木鉢の皿などにたまった小さな水でも発生します。産卵場所は水際のちょっと湿った場所。雌は産卵にいい場所をさがして歩き回り、一個一個、産みつけていきます。昼によく産卵しています。
撮影場所は自宅庭の手水(ちょうず)。ここは、うっかり水をためてしまうと、すぐにボウフラだらけになってしまいます。気がついたら水を捨てるようにしていますが、ヒトスジシマカの卵は乾燥に強く、壁面に産みつけられた卵は一度はカラカラに乾いても、雨が降って再び手水に水がたまると孵化して、思いがけずボウフラだらけになってしまうというわけ
はじめてキャプション(字幕)を入れました。字幕ボタンを押してみてください。
今年は3年ぶりに夏の鶴岡にいますが、やっとアブラゼミの羽化を撮影しました。実はもう羽化シーズンのピーク(先週だったようです)は過ぎてしまった感がありますが、なんとか雄一匹最後まで撮ることができました。翅がのびた直後、抜け殻はバランスが崩れて落っこちそうになり、セミは大移動してしまったのが、ちょっと残念でした。
2:40 翅がのびる様子を10倍速
これはなかなか面白い絵になりました。
ほかはすべてノーマルスピードです。セミの羽化はとってもゆったりした動きで、私でも編集で早回ししたくなります。でも・・・私は、基本的に昆虫の変態をなるべく普通のスピードでお見せしたいと思っています。最近はなんの注釈もなく羽化をタイムラプスで見せるのが当たり前で、これにはちょっと反対です。今の子供の多くは、あの速度で脱皮や羽化が起こっていると信じているんじゃないかと心配です。
カナブンなどハナムグリのなかまは、前翅を使わず後翅だけを広げて飛びます。といっても前翅は全く働いていないかというと、スロー動画を観察すると、後翅の羽ばたきの補助的な動きをしているように、私には見えてきました。前翅の縁の独特のカーブもそのためにデザインされたものだと今更気づくことができました。あなたにはどう見えますか?
クワガタムシの飛び立ちを約70倍のスローモーション動画で。ノコギリクワガタはポロポロ落ちてばかりで一見飛びそうに見えませんが・・・うまくその気にさせれば結構いいモデルさんになってくれます。
クワガタムシの飛び立ちを約70倍のスローモーション動画で。
夕方、河原のヤナギを見て回ると、ゴマダラカミキリがあちこちにとまっていました。数匹持ち帰って、庭のケージで飛び立ちを撮影。前半2カットの触角が長いのは雄、後半2カットは雌です。カミキリムシは、6本の脚を大きく広げた姿勢で飛びます。
たまに背景に見える線はカメラのセンサーノイズではありません。見えてほしくないケージのネットが時々写ってしまいまして…
海野和男さんのバタフライガーデンにてシオヤアブの飛翔を撮影しました。ガーデンライトの上に陣取って、獲物となる虫を見つけると襲いかかります。残念ながら獲物を狩ってくるところは撮れませんでしたが、同じ場所に戻ってくれる一匹がいてくれてよかったです。長い足を広げて美しく軟着陸していました。
小川の水草に産卵するハグロトンボ。そして、雌をめぐって雄たちが激しいバトルを繰り広げていました。
直進、旋回、ホバリングなど、少しの撮影で、ハグロトンボの様々な飛翔パターンをとらえることができました。高速に飛ぶときは、滑空の時間が長いのが興味深いです。
自作虫の眼レンズを使ってカブトムシの蛹化の撮影にトライしました。蛹化ではトイレットペーパーの芯を使った人工蛹室で撮影しましたが、今回はリアル蛹室です。すべすべな内壁の美しさは自分では再現不可能。そしてカブトムシもスムーズに羽化できて・・・やっぱり本物がいいんだね!
肉眼では跳ねるようなスキップするような飛び方に見えますが、スロー動画だと羽ばたきと滑空を交互に行っているのが分かります。羽ばたきは毎度2、3回ですが、前後の翅は別々に動いてるので、2倍の4〜6回とカウントできるかも知れません。
血を吸ってお腹いっぱいになったヒトスジシマカの飛び立ちを、ハイスピードカメラChronos 2.1で撮影しました。
0:00 撮影3358fps 再生60fps
0:35 撮影5406fps 再生60fps
0:20 ちょっと意地悪して、刺されている指に力を入れて、蚊の口が簡単には抜けにくいようにしてみました。かなり焦っているようです。
カの飛翔を撮影して、いつも驚くのがその翅の小ささです。お腹いっぱい血を吸って、相当重くなっていると思いますが・・・