アオスジアゲハはまだ飛んでいます。庄内でも年3化の発生ありそうです。
松林の林縁に植えられたタブノキ。幼虫は成長の悪そうな株に多く見つかりました。今、卵を産もうと若い葉を探すと必然、こうなるのでしょう。
カブトムシの卵が次々孵化していくのに、なかなか撮影できないでいましたが、ふと、インターバルタイマー撮影したらと思いつきました。
考えてみれば、カブトの孵化ほどインターバルタイマー撮影に向いているものはありません。ほとんど移動がないからです。
何で気がつかなかったのかなあ。。。
というわけで、パソコンとEOS Kissをつないで、ソフトを使ったタイマー撮影をセットして外に出かけました。
透けて見える大アゴ、前の晩は開いていましたが、閉じています。孵化間近の徴候です。
3時間後に戻って見ると、卵はまだ孵化してませんでした。しかし、何だか形が変わったような・・・上の写真と比較してみると体をひねっているように見えます。卵を内側から割ろうとする体勢に入ったようです。
ちょうどバッテリーも無くなっていました。予備がないので、いったん外して充電しながらファインダーで観察を続行します。でも、長く見ていると緊張感が薄れてしまうもの、気がついたら割れていました。。。それからバッテリーを装着し、撮影した一枚がこれ↓ 20秒はロスができてしまったでしょうか。
どうもうまく殻が割れなかったようです。なかなか殻がはずれずに苦労しているようでした。
更に30分後。頭部は大きくふくらんでツヤツヤしてきました。頭部の色は白いままです。
それにしても、あの時バッテリーを外さなければ・・・。何とも悔やまれます。二度と同じ失敗をくり返さないためにも、今さらながらキャノンの予備のバッテリーを注文しました。
IVISで録画したムービーを12倍速に速度変更しました。
巨大なコンバインがバリカンのようです。
カワセミをこんなに近くで撮れるなんて・・・
今まで電光石火のごとく飛び去る姿しか見ていなかったので、ホント感激です。
それにしてもカワイイ鳥だなあ。。。あらためて惚れました。
先日、瀬波温泉で撮影したマツムシとオオクサキリの動画です。ビデオ映像はテープに撮影しているため、なかなかすぐに更新できません。
ookusakiri
こちらはオオクサキリです。クサキリやヒメクサキリとはまるで違うタイプの鳴き声です。結構、音量があって、マツムシにカメラを向けている時は邪魔に感じるほどでした。
(2009/09/05撮影)
時間を縮めて見ることができる微速度映像は、最近ではデジタルスチルカメラによる撮影が一般的だそうです。
確かに、HDVビデオカメラで撮影した映像から作るより、はるかに高画質。インターバル撮影機能のあるカメラを持っている方、ぜひお試しあれ。
(2009/09/09撮影)
鮭川村に腰高くんを訪ねました。仕事の打合せです。
あまり天気がすぐれないなかでしたが、色々まわってみると、庄内とはまた違った季節の流れを感じます。あまり楽しい話ではありませんが、この日、印象に残ったのはナラ枯れの匂いでした。
ナラ枯れは、カシノナガキクイムシという小さな甲虫の侵入がきっかけで起こります。巨大なコナラやミズナラが、最悪完全に枯れるか、弱って葉がすっかり茶色く変色してしまいます。庄内でも、高館山での大規模な被害が問題になっています。鮭川でも、腰高くんの近所の森が、ひどいことになっていました。
幹にはキクイムシの開けた小さな穴、そしてそこからは細かい木くずが出て、根元にたまっています。くさいですよね、と腰高くん。確かに、何ともいえない妙な匂いがナラ枯れの森全体にただよっていました。
(2009/09/03撮影)
ツマグロオオヨコバイは成虫が増えてきました。羽化のチャンスを狙っていますが、失敗の連続です。だいぶ幼虫の数も少なくなってきました。大丈夫か?
成虫と幼虫が仲良くとまっているのを見つけました。しかし、気がつくとすぐ手前には怪しいヤツ・・・その後の展開を狙ってみましたが、なぜかハナグモは離れていきました。獲物が大きすぎてあきらめたのでしょうか。いやいや、そんな事はありません。現に直後こんな現場にでくわしました↓
ハナグモの毒にやられてかツマグロオオヨコバイはすでに絶命しています。死んでしまうとすぐ、バナナムシな色からすぐに赤茶色に変色してしまいます。
ツバキの枝にならぶアオバハゴロモ。こちらはほとんどが羽化したようです。
(2009/08/31撮影)