ナラ枯れの匂い

鮭川村に腰高くんを訪ねました。仕事の打合せです。
あまり天気がすぐれないなかでしたが、色々まわってみると、庄内とはまた違った季節の流れを感じます。あまり楽しい話ではありませんが、この日、印象に残ったのはナラ枯れの匂いでした。

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ナラ枯れは、カシノナガキクイムシという小さな甲虫の侵入がきっかけで起こります。巨大なコナラやミズナラが、最悪完全に枯れるか、弱って葉がすっかり茶色く変色してしまいます。庄内でも、高館山での大規模な被害が問題になっています。鮭川でも、腰高くんの近所の森が、ひどいことになっていました。

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幹にはキクイムシの開けた小さな穴、そしてそこからは細かい木くずが出て、根元にたまっています。くさいですよね、と腰高くん。確かに、何ともいえない妙な匂いがナラ枯れの森全体にただよっていました。

(2009/09/03撮影)


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