カテゴリー: 虫の眼レンズ

  • ミツバチとカタクリ

    高館山のカタクリはすでに見頃を迎えています。気温の高い状態が続いたおかげで、山の春も急速に進んでいます。

    花が咲いてすぐは雄しべは閉じていますが・・・
    しばらくすると雄しべが開き花粉が出てきます
    キクザキイチゲにとまったニホンミツバチ。あれ?脚についているのは・・・
    カタクリに吸蜜するには雄しべにしがみつく姿勢になります。すると自然にハチは花粉だらけに
    こんなふうにとまられたら花は嬉しくないでしょう

    ちょっと期待しましたがギフチョウとの出会いはありませんでした。

  • クロハナアブ

    例年だとフキノトウの花の季節がしばらくあるものですが、今年は駆け足気味に進んでいます。

    フキノトウに多いのがクロハナアブの一種
    時々、からだ中についた花粉を落とします
    フキノトウはアップで見ると小さな花の集まりです

    前に春にナナホシテントウを見た場所を念のため見て回りましたが、やっぱり一匹も見つかりませんでした。ナナホシテントウは雪国では越冬できないのでは、というのが私の持論です。鶴岡で早春から見たのは、この10年でまだ5回もないと思います。

  • コガタルリハムシ

    ギシギシには小さなコガタルリハムシがいっぱい。あちこちで小さな争いが起こっています。大河原町にて

    一匹の雌をめぐって三匹の雄が大騒ぎ
    交尾しかけた一匹を別の雄が押し出しました
    一匹の雄が争いに勝って交尾。雌は何事もなかったように葉を食べ続けていました
    白石川の桜。だいぶつぼみが膨らんでいました
  • 2018Ver.虫の眼レンズ

    結局、私の虫の眼レンズは最初にオウレンの花を撮った頃に戻りました。周辺減光がひどく、なんとかしようとテレコンを入れたり拡大系の倍率を調整したり色々試しておりましたが、結局は最初のセッティングがもっとも画質がよかったのです。
    その過程で、Lightroomでのビネット補正が素晴らしい事に気づき、周辺減光の問題はソフト処理で行くことにしました。今度こそ、私の2018Ver.虫の眼レンズの完成です。
    ちなみに、Lightroomでは毎度強めのアンシャープマスクを適用しています。適用量は100、半径2.6、ほかはデフォルトのままです。

    ナナホシテントウを求めて再び宮城県に向かいましたが、先日の賑わいはどこに行ったのか、一匹も見つからず、完全に空振りに終わりました。困ったなあ。。。
    途中、虫の眼レンズでの撮影をしながら手応えを感じて喜びつつ、肝心の目的がままならず不安も募りました。

    以下、芽吹きと開花の始まったばかりのヤナギに来ていた虫たち。宮城県川崎町にて

    ハナバチの一種
    ハナバチの一種
    交尾中のヤナギハムシ
  • キタテハ

    越冬明けのキタテハ。2018Ver.虫の眼レンズでは初のチョウの撮影です。
    結構敏感でなかなか近づけさせてくれませんが、数が多いので、中には近づいても大丈夫なものもいました。
    宮城県川崎町、大河原町にて

    ようやく一枚目撮影。まだ少し遠いです
    青空もいい感じ!でも、もっと近づきたかったのにここまででした
    画質がイマイチの虫の眼レンズですが、ここまで近づくと結構素晴らしい描写力です
    オオイヌノフグリで吸蜜・・・ですが、落っこちた花での吸蜜でした。残念!
    こんな時は何故かよく近づけます。まあ、これはこれで面白いかもね