投稿者: 高嶋 清明

  • オトシブミ(虫の眼ビデオ)

    初めてのテープレスカメラは思いのほか高画質で安心した。
    最近入手したのは、CanonのHF10という少し前のAVCHDビデオカメラだ。最新の一眼レフスチルカメラに入っている動画機能がどれだけの性能かとっても気になるところ。まずは安価な中古を入手してAVCHDとの付き合い方を探ってみようと思ったのだ。

    虫の眼レンズを組み合わせて撮影

    AVCHDファイルはMacに取り込む際にProres422に変換する。
    そうすると容量がぐんと増えて10倍くらいになるだろうか。
    撮影したファイルを全部変換するべきか、編集時にだけ変換するか、しばらく悩むことになりそうだ。

  • オトシブミ

    オトシブミの揺籃づくりをビデオ撮影。
    今は標高500〜600mの場所でサワグルミを巻いている。

    このところ天気は悪いが風が少ないのはありがたい。
    葉を巻くアップ映像を安定した画面で撮影できる。

    こちらはHDVカメラでの撮影

  • アカゲラ

    オトシブミの揺籃づくりの撮影にこのところよく通っている場所にて。
    それまで聞いていなかった鳥のヒナの声がずっと響いていた。
    声のする方を探していたら、アカゲラが視界の中に入ってきた。
    そして、枯れた大木の幹にあいた巣穴に入っていった。

    フィールドスコープに最近入手したAVCHDのカメラをセット、音はパラボラマイクで

  • エゾゲンゴロウモドキの幼虫

    最初はナミゲンゴロウ(ゲンゴロウ)の幼虫かと思ったが、なんだか印象が違う。
    よくよく見ると、尾端が2つに分かれている。
    とすると、エゾゲンゴロウモドキの幼虫ということになりそうだ。
    P6048511

    もう終齢幼虫くらいの大きさがありそうだ。
    頭でっかちだが、それはまだ脱皮した直後だから。
    右写真が生息環境。川の流れから染み出た水が作った、ちょっと大きめの水たまり。
    水深はちょうど田んぼくらい、割と開けた明るい環境だ。
    アカガエルのオタマジャクシがたくさんいて、幼虫はそれを食べて急速に成長しているようだ。
    網を入れたが、とれたのは幼虫のみ。成虫の姿はなかった。
    P6048507 P6048496

    エゾゲンゴロウモドキの幼虫の方がずっと珍しいわけだが、
    私としてはナミゲンがとれた方が嬉しかったかも知れない。
    庄内では本当に少ない。ナミゲンファンの私としては少々さびしい。。。

  • ヒゲナガオトシブミ

    キイロヒゲナガオトシブミとは、正式な名称ではないらしい。
    でも、ヒゲナガオトシブミとはだいぶ違う印象で、巻く植物も違う。小諸で見ていたヒゲナガはアブラチャンに多かったが、こちらはショウマの仲間。このショウマについては詳しい種名は確認していないが、この時期やや標高の高い場所で道沿いに多いショウマを探すと、とにかくよく見つかる。

    P6048456

    ヒゲナガオトシブミはクビナガオトシブミ族の中では、一番「クビナガ」に思える。なのに、名前から「クビナガ」が外されているのは、個人的には少々残念に思う。もっとも、昆虫には首というものがなく、長いのは頭部になるのだが。

    P6048468