カテゴリー: 昆虫

  • アカスジキンカメムシなど

    明日の観察会を前にコースを下見。その途中で見つけた虫たちです。

    まずはアカスジキンカメムシ!この虫しばらく探していました。
    小諸ではミズキ、クマノミズキ、ヤマボウシ、キハダなど様々な植物に見ていましたが、
    庄内に移ってから何故か縁がありませんでした。ミズキを探しても全然見つかりません。

    思いがけず見つけたのは、キブシの実でした。
    あとで調べてみると、全農教のカメムシ図鑑にもちゃんとキブシも寄生植物に含まれていました。

    どうでしょう?大きさといい形といい、まるでキブシの実に擬態しているかのようです。
    金緑色に光るアカスジキンカメムシが見事にとけこんで、これが意外にも気づきにくいんです。

    マダラウスバカゲロウ

    この虫は小諸の海野さんのアトリエで毎年見られる虫でした。
    日中、気がつくと室内にいて窓辺にとまっているんです。
    ひょっとして室内で発生しているんじゃないかと、海野さんと二人冗談交じりに話していたのを思い出します。
    懐かしい〜


    ノコギリカメムシ


    モンシロナガカメムシは植物の種を含む何者かの糞に集まっていました。

  • ヤマトマダラバッタの幼虫

    庄内の砂浜に生息するヤマトマダラバッタ(ヤマトバッタ)。
    これはその幼虫です。

    うまく砂にとけ込んだ模様。1センチにも満たない大きさ。
    見つけるのにまず一回飛んでもらうのですが、着地点を確認して近づいても
    見つけられない事があります。
    このバッタの擬態、なかなかのものと思います。

    近くにはショウリョウバッタの幼虫。
    これも見事な擬態です。

    そしてクルマバッタモドキの幼虫。

    こんな様子を見ていると、彼ら擬態の名手たちは自分を客観視する能力を持っているに違いないと思えてきます。
    少しだけ飛びだした複眼が、視界を相当広くしているのかも知れません。

  • トホシテントウ

    カラスウリの葉を食べるトホシテントウ。

    葉の食べ方は、食痕から想像するに、まず丸く線を描くように食べ進み、それからその内側を食べていくようです。

    少し離れてみると分かります。

    左側の円内は、何かわけあって食べるのをやめてしまったのでしょう。

  • ウラジロミドリシジミ

    庄内の海辺近くにはカシワが多くハヤシミドリシジミとウラジロミドリシジミが生息しております。
    夕方、高いところで群飛しているのが見えるのですが、遠くてなかなかチャンスに恵まれません。

    たまたま低いところに下りてきた一匹。
    風が強く、明るさも足りず条件が悪かったのですが、何とか1枚撮影できました。

  • カラスアゲハの幼虫

    ミヤマカラスかカラスか迷うところですが、ミヤマの方だと思います。 カラスアゲハと思います。
    道路沿いのサンショウに見つけました。

    同じサンショウには立派なクロアゲハの幼虫もいました。