カテゴリー: 昆虫

  • 飛島のアオスジアゲハ

    まったく何てこった・・・こんなの見たことありません。

    二年ぶりに訪れた夏の飛島で見たものは、はるかにものすごい光景でした。


    イヌザンショウに群れるアオスジアゲハ。
    前に見たときはいても30匹くらいだったと思いますが、軽く100を超えています。


    飛島は今やアオスジアゲハの島の様相。
    どこを歩いても視界の中に入ってきます。
    ヤブガラシとノブドウの花がメインの吸蜜源のようでした。

    飛島でアオスジアゲハが最初に採集されたのは1970年代と聞きます。
    しかし、食草のタブノキはもともと飛島全体を覆っていました。
    爆発的に発生する要素はあったわけです。

    それにしてもスゴイ状況。。。

    離島という特殊な環境で、アオスジアゲハとタブノキの関係はこれからどう変わっていくのでしょう。
    どうも楽観視できないものを感じます。漠然とながら・・・

  • アカスジキンカメムシ

    アカスジキンカメムシはその後もキブシの実にたくさん見ます。

    赤いタイプもいました。

    もとい!黒いタイプというべきでしょうね。

    この時期にしては卵が見つかりません。
    産卵するのは別の植物なのかも知れません。
    でも、幼虫が3匹だけいたりしました。

  • セモンジンガサハムシ

    5月に成虫が見られたところを今の季節に探すと、幼虫や蛹、新成虫が見られます。

    この幼虫、脱皮殻の数は4つ? 5齢というと終齢幼虫でしょうか。

    そして新成虫です。春のものより透明感があるように思います。

  • ラベンダー畑にて


    とってもいいラベンダー畑がありました。
    キアゲハがずっと吸蜜してくれています。二日に渡って通ってみました。


    雄だからでしょうか。
    少なくとも3時間は、ラベンダー畑を出ることなく、吸蜜を続けていました。

    何度か雌もやってきて、こんなシーンも。

    雄の翅がボロボロで、ちょっと残念でしたが。。。

    オオウラギンスジヒョウモン

    イチモンジセセリ

    雄が雌に求愛中

    モンキチョウも求愛中

  • トゲアリ


    トゲアリには何のためにこんなトゲがあるのでしょう?
    不意に聞かれたらかなり動揺してしまいそうです。
    何か自分なりの答を用意しておきたいところですが、うまいのが見つかりません。。。


    いかにも勇ましいですが、戦いの武器に使うというものでもないでしょう。
    捕食者が喉にひっかかって嫌がるとか?
    うん、これはアリかも知れません。


    どうしたわけか、幹にたくさん固まっていました。
    幼虫や蛹を持ったものもいます。

    以上、山形市にて。