カテゴリー: 深度合成

  • ウスタビガの卵

    コナラの枝についていたガの卵。
    ウスタビガと思いますが、ヒメヤママユとの違いは何だったか・・・

    倍率約7×で撮影した20枚の画像から深度合成

    細かい凹みが無数に並んでいます。
    黒い粒は卵についた菌類でしょうか。

  • ミクロ湯たんぽ

    ミクロ湯たんぽと名づけたくなったこの物体、植物の種です。

    白バック影ありでの深度合成は難しそう。影部分の合成に失敗しております。

    ↓外皮がやぶれて、今にも中の種をはじきだそうな状態

    ↓こちらは外皮がまだやぶれていません。

    ミクロ湯たんぽの正体は・・・カタバミの種です。

    フォーサーズマウントで撮影範囲は長辺2〜3mmほどの画面になっています。
    撮影倍率は6×から9×あたりのところでウロウロしている模様。

  • 超接写で見えてくる

    タマムシの複眼

    夏の虫ですから、もちろん生きているものではありません。
    細かくよく写っているのを見ていたら、生きている状態も確認しないといけないと思いました。

    タマムシの前翅の一部

    ボコボコとたくさん穴があいているのに驚きました。
    さらに細かい粒状の表面構造も面白いですね。

    カシワに見つけたウラジロミドリシジミの卵

    顕微鏡の対物レンズ(10×)を工夫して撮影。
    Photoshopによる深度合成。

  • 顕微鏡対物レンズでチョウの卵

    キャノンの5×以上の倍率をどうやって得られるか、色々模索しております。

    先日、顕微鏡対物レンズの良さそうなのを見つけて、写真用に使えるものかどうかもわからないまま入手。メスアカミドリシジミの卵を撮影してみました。

    絞りのないレンズなので、ボケボケになってしまうだろうと思ってファインダーをのぞいてみると、あれ?、思ったより深度があります。コレなら使えるかもと期待しました。

     

     


    でも、深度合成した写真を見ると、結構怪しい部分が見られます。妙にフラットな白い部分がたくさんありますが、そのあたりは、うまく合成しきれなかった可能性があります。いつもより細かいピッチで30枚撮影の合成なのですが、まだ足りないのかも知れません。ボケが強くて、それで合成が難しくなっている可能性もあります。このあたり、さらに追求していきたいと思います。

     

     


    ミズイロオナガシジミも撮影してみました。こちらは、あまり変な感じもなく、キャノンのMP-E65mmでは解像できなかった部分もしっかり見せてくれました。まずいことに、保管中にカビが成長してきたようです。このクモの糸のようなものは、おそらく菌糸でしょう。

    ちなみにこのレンズ、OLYMPUSの金属顕微鏡用の対物レンズ10×です。

  • ヤママユガの卵


    急に冬が戻ってきました。せっかく地面がのぞきはじめた所も、また雪におおわれて、寒いこと寒いこと・・・。室内で、採集してきた卵の拡大撮影&深度合成作業をやっておりました。これはヤママユガの卵。拡大倍率は4×ですが、すでに十分なサイズです。

     

     


    卵の表面には様々な汚れが見えます。緑色の部分は藻類の集まりでしょうか。こんな小さなガの卵の表面にしっかり生き続けているなんて、すごい。。。考えてみれば、この汚れの一つ一つも、微細な生物たちにとっては世界そのものだったりするのかも知れません。ミクロな世界をちょっとのぞいただけで、色々考えてしまいました。まさに、奥の深い世界です。