4000fps〜5000fpsで雪上をジャンプしながら進むトビムシを撮影しました。
腹端の跳躍器で雪面を叩いてジャンプ、バックスピンに回転しながら、一気に数センチ進みます。
ところで、腹端で下をこんなふうに叩いて、どうしてこんな回転になるんだろう、などと不思議に思うのは自分だけでしょうか。
かつてFS700で撮影した雪上のトビムシ動画も貼ってみます。
ああ、やっぱりFS700の絵はキレイだと再認識。
4000fps〜5000fpsで雪上をジャンプしながら進むトビムシを撮影しました。
腹端の跳躍器で雪面を叩いてジャンプ、バックスピンに回転しながら、一気に数センチ進みます。
ところで、腹端で下をこんなふうに叩いて、どうしてこんな回転になるんだろう、などと不思議に思うのは自分だけでしょうか。
かつてFS700で撮影した雪上のトビムシ動画も貼ってみます。
ああ、やっぱりFS700の絵はキレイだと再認識。
すごく久しぶりに庭以外で撮影してきました。少し晴れて、風がなくて寒くなくて、春の足音を感じました。
動画は水面から飛び立つマガモです。通常速度では1.5秒の瞬間映像を、4倍スロー・10倍スロー・33倍スロー動画で
撮影:1000fps@1920×1080
0:00 通常速度
0:08 4倍スロー
0:16 10倍スロー
0:30 33倍スロー
カメラを縦位置に構えてつららから落ちる滴を撮影。
スマホ用に縦画面に再編集してみました。
0:00 撮影720×1280pixel 2142fps 再生59.94fps
0:14 撮影480×800pixel 5406fps 再生59.94fps
0:35 撮影480×800pixel 5406fps 再生29.97fps
0:00~ 撮影1280×720pixel_2142fps 再生29.97fps
1:13~ 撮影1920×1080pixel_1000ps 再生29.97fps
庭にやってきたハシボソガラス。レンズを向けるとすぐに逃げてしまいます。お友達になってじっくり撮ってみたいです。
撮影:2000fps@1280×720
再生:59.94fps
大雪のあとは雲ひとつない雪晴れの一日となりました。これは速度をあげるチャンス!あまり時間をかけられなかったのですが、まずまず面白い絵が撮れたと思います。
冬の間、群れで暮らすスズメですが、みんな仲良しというわけでもないようです。餌場では激しく争うし、並んで止まっている二羽が突然けんかを始めたり・・・
基本、くちばしでの噛みつき攻撃が勝負のスタイルのようです。結構痛そうです。。。
撮影:1280×720px 2000fps
再生:59.94fps (冒頭は120fps相当)
撮影:1920×1080px 1000fps, 500fps
再生:29.97fps
夏に生まれた若いスズメにとっては初めての冬、初めての雪。その目には、雪はどう映っているのでしょう。子供の頃、自分もこのスズメのように、顔に雪がかかるのも気にせず、延々と降り続ける雪の空を見上げたことを思い出します。真っ白な空を背景に雪はグレーに見えることに気づいて、すごい発見をした気になったっけ。。。
新年、あけましておめでとうございます。
今年は、新たに戦力として加わったハイスピードカメラChronos 2.1 で、今まで見たことのない映像をたくさん撮っていきます!
肉眼ではとらえられないリアルな昆虫たちの世界に、もっともっと迫りたいです。春が待ち遠しい。。。
昨日、12月31日は片付けそっちのけで、雪降る庭にやってきた鳥たちにカメラを向けていました。そして映像編集をしながらの年越し。
窓越しに軒下にとまったキジバトにせまってみました。瞬きの時の、まぶたと瞬膜の動きが何とも可愛らしいです。
スローで見ると、吹雪は不思議なくらい風の冷たさを感じなくなります。世界がちょっと温かくなるようです。単に風速が違って見えるから、なのかも知れませんが。
田んぼに着地するコハクチョウを500fpsで撮影。背景に大きく写っている山は鳥海山です。
カメラ:Chronos 2.1 レンズ:BORG 71FL + 1.4×テレコン
解像度:1920×1080 撮影:500fps 再生:29.97fps
着陸体制に入るコハクチョウの翼の前縁中央に、時々目立って動く羽根があります。気になって調べてみると小翼羽と呼ばれる部位であることを知りました。自分は昆虫は得意ですが、鳥類に関する用語はまるで知りません。
WIKIPEDIA 鳥類用語 翼羽部
https://en.wikipedia.org/wiki/Alula
着陸時など低速に入ったとき翼の上部に乱流が起こって失速しそうになるのを、この小翼羽が、気流を整え揚力を取り戻す働きをするようです。そういえば、もう一方の低速・離陸時もヒラヒラ目立っていました。こんな小さな羽根がとても重要な働きをしてるんですね…
小翼羽は親指にあたる部分とのこと。鳥たちは、失速しそうになると、親指を立ててバランスを取るということになるでしょうか。想像するだけでなんか楽しくなります。
もっとも、この映像を見ている印象では、ハクチョウが意識して小翼羽を操作しているようには見えませんね。
前半は秒5406コマですが、後半は秒10,000コマ超に挑戦しました。解像度は640×240ピクセルとかなり低くなってしまいますが、時間軸での緻密さは通常撮影の実に350倍です!
室内でショウジョウバエの自然な飛翔を狙いました。最初、ガラスの水槽で撮影を試みましたが、直線的で不自然な飛び方ばかりで、まるでうまく行きません。何が影響しているのか、ガラスの壁に囲まれた空間ではうまく飛べないようです。小さなネットのケージを使って、ようやく撮れるようになってきました。
昆虫ゼリーとバナナの上にドライイーストをふりかけてエサとしています。ショウジョウバエは酵母が大好物だそうです。
自分でアップした昆虫ハイスピード動画でも、何度か見返していると、新たに気づくことがあります。今回は、前にアップしたこの動画↓を再編集しました。
https://youtu.be/i4wc3xubckc
・翅の運動は上下運動ではなく前後運動しているように見える。
・前後の翅を連結することで、一枚ではありえない複雑な翼の形を作りだしている。
・前進する時、翅の形は前方に動くときと後方に動くときとで、明らかに形が違う。後方に動くとき、より空気をつかむ形になっているようだ。
・上昇する時は、翅の形は前方に動くときも後方に動くときも、よく似た形になっている。
自分でアップした昆虫ハイスピード動画でも、何度か見返していると、新たに気づくことがあります。今回は、前にアップしたこの動画↓を再編集しました。
https://youtu.be/pVIw1vB3rLc
半月経って改めて見て思いました・・・再生速度が速すぎ。私自身、もっと再生速度を落として細部をじっくり観察したいと思ったので再編集してアップしました。
・平均棍は翅と真逆に動いています(今更いうまでもありませんが)。
・平均棍は翅の動きと必ずしも連動していません。翅は動いているのに平均棍がとまっている瞬間がありました・・・1:04 平均棍がストップする瞬間
・翅と同じリズムで小楯板が動きます。
・羽ばたきの強弱はそのまま上昇・下降に働くように見えます。
平均棍(ハルテア)は後翅の痕跡器官ではありません。昆虫の特徴でもある4枚翅は、実は飛翔には不自由なもの。進化の過程で、まずは後翅をメインに羽ばたきを行う方向に行くものが現れ、より効率のよく2枚翅を獲得しようと前翅・後翅を連結させるものが現れたようです。そして更に進んだのが、ハエやカなどの双翅類。飛翔は前翅のみの本格的な二枚翅を獲得し、後翅は高度な飛翔に重要なセンサーである平均棍へと進化した・・・平均棍の働きはまだまだ謎の部分が多いようです。
↓部位名について、ショウジョウバエの解説ですが、とても参考になります
http://www.drosophila.jp/jdd/bodyparts/index.html
0:00 ツマジロカメムシ
0:58 クサギカメムシ
カメムシは飛ぶとき、前翅と後翅を連結させて、1つの大きな翼をつくります。スーパースロー映像で見ると、硬い前翅前半とそれ以外の柔らかく透明な翅が作る立体的な形が、効率よく空気をとらえる様子が感じられて実に興味深いです。翅の打ち下ろしでは大きく空気をつかむ形になり、翅の打ち上げでは空気抵抗を少ない形に変えてスタート位置に戻そうとしているようです。この動き、何か思い出しません?水泳で水をかく手のひらの形を微妙に変える、あの感じ・・・
さらに、8の字を描くように翅を動かす様子は、立ち泳ぎの手の動きそのもののようです。カメムシの飛翔と水泳には、かなり共通するものがあるのでしょう。いやいや、もしかしたら空を飛ぶ生き物の飛ぶ感覚って、多分に「泳ぎ」に共通なのかも知れません。
空中を泳いでいるのかあ・・・想像するだけで楽しくなりますね。
昨日アップしたナミテントウ動画は縦線ノイズがあまりに目障りで、ここらで本気にノイズ除去に取り組んでみることに・・・。
結果、FinalcutPro用の有料プラグインNeatVideoが唯一満足のいく結果を出してくれました。
若干ですが詳細部分が失われたり、暗部にまだノイズが残っていたり、色々ありますが、及第点と思います。でも、撮影時にノイズが出ないのが一番なので、そちらも引き続き追求していきます。もちろん、本体のFirmwareアップであっさり解決してくれる方にも期待します。
ナミテントウの飛び立ちを5409fpsで撮影。90倍に時間をのばしています。
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:MicroNikkor 105mm F2.8
GODOXのLEDライトSL200WIIを使用して室内撮影
Chronosではじめてオーバー5000fpsの撮影です。ベース感度ISO500のカメラなので、太陽光下ではゲインアップしても5000fpsは厳しいです。なので、強力なLEDライトを一つ新たに買いました。これで撮影の幅も広がるかな!?
この空中ターンは、どう翅を、どう体を動かしているんでしょう。映像を見てもよくわかりません。慣性が働くのをカウンターをあててるみたい。空中を滑っているというか・・・空中の動きのはずなのに、時々、水中の動きのように見えてしまうときもあります。小さな生き物にとって、空気は油のように粘っこいものになるとか・・・
ヤツデの花にきたヒラタアブの飛行中の姿をハイスピードカメラでとらえました。
翅の動きは割と単調で、上昇と下降は羽ばたきの速度や振り幅でコントロールしているようです。勢いよく翅を動かし上昇していたのが、やや勢いが弱まり上昇がとまって、そのまま落ちそうになるのを、再び翅の動きを速めて上昇する様子が見えます。左右のバランスを取るのに、細かく体を動かしているのも見えます。
翼面を傾けると傾けた方向に進むのは、トンボなんかと同じですね。翼面の傾きは胸と腹の傾きも伴いますが、頭は水平を保ったまま。トンボも頭は水平を保ちますが、確かトンボは傾くのは胸だけ、腹までは傾かないと思います。
ようやく咲き始めたヤツデの花。吸蜜に集まる虫たちにハイスピードカメラを向けてみました。今日の発見はハエの平均棍(ハルテア)の動き。飛んでいる時だけでなく、吸蜜中でも、動きの時々にフリフリ揺らしているんですね!歩くと動いてしまう?今まで何度かハエをスローで撮りましたが、全く気づいていませんでした。
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:MicroNikkor 105mm F2.8
撮影:2000〜3000fps
再生:60fps
ハクチョウのつもりでカメラを向けたら、なんとハクガン。見るのも初めての鳥をハイスピードカメラで撮ることができました!
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
解像度1920×1080 撮影500fps 再生60fps(ノートリ)30fps(トリミング)
6dBゲインアップ
NeatVideoでノイズ処理