Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ゴマダラカミキリの飛翔

    EX-F1で目指す昆虫の飛翔写真がナカナカ撮れない。
    あまり運動神経のいい方ではないので、もっと機械に頼る方がいい結果が得られそうだ。
    私の場合。

    このゴマダラカミキリの飛翔は、赤外センサーと高速ストロボによるもの。
    子供の頃に度肝を抜かれて、あこがれた、割と歴史のある技術だ。
    機械音痴の私だけど、何とかこのくらい撮影できるものは作れた。
    これだけピタッととまると、やはり気持ちがいい。

    いつかは血を吸ったヒトスジシマカが飛び立つシーンをと思うが、
    そこまではまだかなり遠い道のりがありそうだ。
    ここまでも随分寄り道してしまったし。。。
    P7146683
    7月14日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

  • ハラビロトンボ

    お気に入りの枝に戻ってきたところ。
    画面から切れてちょっとしか見えないが、くるりと向きを変えるところがカッコイイ。
    とまってすぐに前脚をたたむようだ。


    7月13日 山形県鶴岡市 EX-F1

  • ゴマダラカミキリ

    カシオのEX-F1は、先日新しいFirmwareが公開されてパストムービー機能が追加された。これで高速度ムービーの撮影が大変効率的になった。パチパチ・・・

    ゴマダラカミキリの飛び立ち


    7月11日 山形県鶴岡市 EX-F1

  • ヒトスジシマカ

    小諸の海野さんのアトリエではヤマトヤブカが多かった。
    今年はまだヤマトにはやられていない。何だか懐かしい。。。
    鶴岡の庭ではヒトスジシマカにばかりやられている。
    IMG_0180

    口を抜いたところでシャッターを切ったら、こんな写真が写っていた。
    IMG_0182
    7月10日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

  • シロスジカミキリ

    ヤナギの幹に怪しげな丸い脱出口と産卵痕を見つけ、
    これはきっといるはずだと思っていたのだが。。。
    いましたいました、シロスジカミキリ。

    ヤナギの樹皮をかじる雌。
    若い枝は見るからに美味しそう。
    P7096038

    薄暗い曇り空だからか、昼間から産卵中の雌もいた。
    P7096047
    7月9日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ

  • シオヤアブ

    夏のムシヒキアブでもっともよく見るのが、このシオヤアブ。
    プ〜ンと何ともけだるい羽音を聞くと、暑さがいや増す思いがする。

    別種のムシヒキアブをとらえて体液を吸う。
    P7085306
    7月8日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    超広角レンズで歪められて見えづらいが、実は交尾中。
    交尾しながらミツバチを捕らえたとしたらスゴイけれど、たぶん
    食事中の雌に雄が求愛したものだろう。
    P7085939
    7月8日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ

  • 樹液に集まる虫たち

    もうすっかり虫の季節は夏。
    ヤナギの樹液に集まる虫たちを見てまわった。
    夏休み前の今が撮影のチャンスか?

    ノコギリクワガタにカブトムシ。
    どちらも雄は雌をかかえている。
    P7085943 P7085781
    7月8日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ

    シロテンハナムグリにアオカナブン。
    ストロボを使うと、シロテンハナムグリは黒っぽく写ってしまうが、アオカナブンはより鮮やかに写る。
    シロテンハナムグリはまわりの緑が映り込んで、実際はもっとキレイだ。
    P7085700 P7085665

    樹液によく集まるマダラアシゾウムシ。
    2匹おります。
    P7085322
    7月8日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • カブトムシの羽化

    飼育中のカブトムシの蛹が次々に羽化している。
    外気温が30℃を超え、室内はそれ以上だ。
    暑いけれど、こうした撮影をしている時は待ち時間が少なくてすむから、むしろ好都合。

    幼虫が蛹になる前につくる蛹室は、形状、サイズ共にちゃんと意味がある。
    羽化直後に後翅をのばす時、成虫は蛹室の壁に脚を踏ん張って力む。
    ちゃんと力が入るように、足場が重要なのだ。
    頭の角もどこかにひっかかると、力が入ってなおいいようだ。

    土中の蛹室をうまく掘り起こすことは困難で、この蛹室も実際のものをまねて造っているのだが、
    あまりいい加減な形では羽化の失敗を招いてしまうだろう。
    P7065216
    7月6日 飼育下 E-520 50mmマクロ

  • オビカレハの寄生バチ

    まだ産みつけられて間もないようなオビカレハの卵塊に、アリのようにすばやく走るハチがまとわりついていた。
    お腹のつけねが透明で、アリのようにくびれて見える。
    小さな翅らしいものが見えるが、飛びそうに見えない。

    IMG_0023

    すでにオビカレハの卵に穴を開けていたらしい。
    お腹をぐっと曲げると、産卵管をさし込んで卵を産み始めた。
    IMG_0087
    7月2日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

    一枚目に写っている2匹のハチ、よく見ると触角の形状が違っている。
    枝にとまっているのは雄ではないだろうか。

  • キジラミの幼虫

    ヤナギの若葉についていた、体長3mm以下の小さな虫たち。
    いずれもキジラミの幼虫だと思うが、種名がわからない。

    IMG_0131IMG_0133
    IMG_0135IMG_0139
    7月2日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

  • コシアキトンボ

    テリトリー争いなのだろうか?
    コシアキトンボは雄同士が数秒、並んで飛ぶ事がある。
    そのままゆっくり上昇して、すぐに離れる。
    7月1日 山形県鶴岡市 EX-F1

  • ヒメヒラタアブの交尾飛翔

    ホバリングしながら交尾中のヒメヒラタアブの一種。
    草むらにしゃがんでいると、よく見つかる。
    ホバリング中なんで、わざわざ高速度映像を撮影する必要もないのかも知れない。

    飛んでいるのは雄だけ。
    雌は翅をたたみ、雄にしっかり抱えられている。

    ところで、同じEX-F1の静止画には、少々注意すべきことがある。
    これは1/2500秒でパスト連写したうちの一コマ。
    たぶん、画像素子で記録したデータの処理にミスが出ているのだと思う。
    ヒラタアブの翅がこんなに柔らかくしなったりはしないはずだ。
    CIMG2416

    6月30日 山形県鶴岡市 EX-F1

  • うしろまえ逆?シャクガの幼虫

    IMG_0017
    7月1日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

    ちょっと面白いシャクガの幼虫にであった。
    後ろに眼状紋があって、ヘビに見ようと思えば見える。
    P7014518
    でも、もし後ろ前を逆に見せようとしているとすれば、目的はなんだろう?
    触ってみたけれど、お尻を振るということもなかった。

    P7014493
    7月1日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • オオミドリシジミ?

    短い口で何をなめているのだろう。
    アブラムシの甘露?それともカシワの葉から何か出ているのだろうか?

    6月28日 鶴岡市 EX-F1

  • ヒメシジミ

    小諸では普通に見ていたヒメシジミも、こちらではいる場所が少ない。
    でもいるところには、ごそっといたりする。
    そんなところは、やっぱりヒメシジミだと思う。

    P6263935
    6月26日 山形県鶴岡市 E-520 魚露目レンズ

  • ハンミョウ

    ハンミョウは歩くのがとっても早く、カッコイイ。
    地表を滑るように見える。
    でも秒300コマで撮影してみると、そんなイメージがちょっと崩れた。


    6月27日 鶴岡市 EX-F1

  • カブトムシ雄の蛹化

    蛹化途中のカブトムシ雄。
    頭の角は皮を脱いだ後に大きくのびる。
    のびる過程の角はびっくりするくらい柔らかい。
    写真のようにグニャッと曲がったと思うと、次の瞬間、蛹は全身に力が入り角はぴーんとのびる。

    子供の頃、何というおもちゃだったか、紙の風船でまるまっているのに息を吹き込むと音を立てながらピンとまっすぐのびるものがあった。
    このカブトの蛹の動きを見ていると、そんなおもちゃを思い出す。>>>「吹き戻し」でした
    P6264093
    6月26日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • ゼフィルス

    谷間でテリトリーを張るゼフィルスを撮影。
    ほとんどがメスアカミドリシジミ、最後に出てくるのはエゾミドリシジミだろうか。。。
    いまだゼフィルスは自信が持てない。

    6月26日 鶴岡市 EX-F1

  • カブトムシ雌の蛹化

    現在、こちらはカブトムシの蛹化のシーズンに入っている。
    だが、まだいい結果は出ていない。。。

    たまたま掘り出したカブトムシの前蛹が、羽化直前の状態。
    これはまだ間に合うかなあと、少々慌てながら撮影準備に入る。
    しかし、すでに気管の抜けた白いラインが入り始め、やっと一枚目を撮影したところでは既に頭が割れていた。
    残念!間に合わなかったか〜
    しかし、よく見るとのびそうな角がない。雌の蛹だった。

    P6253841
    6月25日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    長く蛹化待ちして結局雌だった、というよりはマシだろう。
    蛹化中の雌の写真も、いつか使う機会があるかも知れないし。

  • アオハダトンボmovie

    産卵中の雌の周辺でホバリングする雄。
    他の雄が邪魔しないよう見張っているのだろうか。
    単に雌にちょっかいを出しているようにも見える。
    こうして速度を落としてみると、脚で雌の翅に触るような、全く見えなかった動きが見えてくる。

    こちらは、雌に交尾を受け入れられたところ。
    最初に雌の首をつかむときの動きが面白い。
    雄は雌の翅の上を歩いて、適当な位置まで移動している。
    その時の雄の意識の速度はどうなのだろう。
    映像を見ていて、よいしょよいしょと声が聞こえてきそうに思えた。

    6月23日 山形県鮭川村 EX-F1 秒300コマ