Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カブトムシの羽化

飼育中のカブトムシの蛹が次々に羽化している。
外気温が30℃を超え、室内はそれ以上だ。
暑いけれど、こうした撮影をしている時は待ち時間が少なくてすむから、むしろ好都合。

幼虫が蛹になる前につくる蛹室は、形状、サイズ共にちゃんと意味がある。
羽化直後に後翅をのばす時、成虫は蛹室の壁に脚を踏ん張って力む。
ちゃんと力が入るように、足場が重要なのだ。
頭の角もどこかにひっかかると、力が入ってなおいいようだ。

土中の蛹室をうまく掘り起こすことは困難で、この蛹室も実際のものをまねて造っているのだが、
あまりいい加減な形では羽化の失敗を招いてしまうだろう。
P7065216
7月6日 飼育下 E-520 50mmマクロ


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