Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 深度合成

  • ミドリシジミ 部分アップ

    まだ死んで間もないミドリシジミ。
    生きているうちは決して撮れない、細部の深度合成をやらせてもらいました。
    midori02
    ▲美しい鱗粉の並び

    midori04
    ▲複眼に生えた細かい毛も、様々な色に輝きます。
    下唇鬚の先にも感覚器があるようです。
    写真を見てあれっと思い、調べてわかりました。

  • モンシロチョウの卵

    プランターに植えたスティックブロッコリーにモンシロチョウが来てくれました。
    自分たちが食べるより、モンシロチョウに来てほしくて植えているので、ホント大歓迎です。
    というわけで、さっそく産みたて卵を撮影しました。
    monsiro01 (さらに…)

  • アゲハの卵

    おそらく産卵されて2日以上経っているアゲハの卵。内部がもやもやっとしています。
    2013-06-07-04.36.08 ZS PMax
    ▲42枚の深度合成。サンショウの葉裏に産みつけられた卵。 (さらに…)

  • ウラミスジシジミの卵

    ▲今年は採集してきました。
    深度合成を上手くやるためにはやっぱり仕事場のスタジオに持ち込みたいし、卵を見つけた時には体が冷え切ってしまっていて気力が続きませんでした。

    ▲4個もまとめられているのと産みつけられた場所で、拡大しなくともウラミスジシジミの卵と思えたのですが、
    拡大して、この毛のように長い突起を確認できて、確信できました。
    深度合成をしながら気づきましたが、突起の先端は黒く染まっています。

  • クロオオアリの頭部

    クロオオアリの頭部アップ

    クロオオアリ

     

    ▲細部を見ると不完全ではありますが5枚の画像から深度合成。
    長めの立毛とは別に、体表に張りつくように金色の毛が生えていることに、今さら気づきました。

  • カラスアゲハの鱗粉

    そういえば顕微鏡用対物レンズを使った深度合成はどうなのだろう?
    久しぶりに試してみました。

    カラスアゲハ02

    ▲倍率はマクロ20mmよりちょっと高いです。
    撮影した画像をカメラの液晶で見ると何だかよさそうなので期待しましたが・・・

    パソコンでいつものように現像・合成してみると、何だかボンヤリです。
    これとくらべればいつもの20mmトリミングの方が結果良さそうに思われました。
    綺麗に映ったんではありますが・・・

  • カブトムシの触角

    カブト触角

    ▲カブトムシの標本から触角のアップ。 (さらに…)

  • カモドキサシガメの一種

    近所のグフさんからお借りしてきたカモドキサシガメの一種。体長5mm以下の小さな幼虫です。
    コケの一杯はえた樹皮下から見つけられたとのこと。
    よくもまあ、こんな小さなものを見落とさずに・・・と感心しました。

    kamodoki03

    ▲マクロ60mmの等倍で撮影してこのサイズ。 (さらに…)

  • モルフォの鱗粉

    近所のSさんからモルフォの標本をお借りして鱗粉のアップを撮影しました。

    モルフォ02 (さらに…)

  • アズキゾウムシ

    体長3mmほどの小さなゾウムシ。
    適温ならせわしなく歩きまわってしまうところ、5℃以下ならほとんど動けません。
    深度合成のチャンス!アズキの上に乗ってもらいました。

    azuki02 (さらに…)

  • ヤマトクサカゲロウ

    昆虫の部分アップを生きている状態で深度合成をするには?
    短時間で素材の撮影を完結させる、これにつきるかと思います。
    今は手動のステージしか持っていませんが、OM-Dの秒9コマ連写、そして連写の効くストロボ・・・これら手持ちの武器を組み合わせれば、自動ステージではできない技で深度合成用の素材を作ることも可能では?などと、アヤシくつぶやきながら、昨日車の中に見つけたヤマトクサカゲロウをモデルに撮影してみました。

    ヤマトクサカゲロウ01 (さらに…)

  • 深度合成と3D

    Photoshopで深度合成をやっていますが、最近どうも限界を感じることばかり。
    自動処理ではうまくいかないからとレイヤーマスクを手動でいじってみますが、ある程度はうまく行くものの、時間はかかるわ、失敗は多いわ・・・行き詰まってきました。

    そこでしばらく海外の昆虫の深度合成写真にヒントを探してみました。すると、どうしたらこんなにうまく行くんだろう?と驚くような画像が、たくさん見つかりました。特にすごいと思った数人の写真家の記事を読み、使われているソフトを調べてみると、やはりPhotoshopではない別のもの。。。なになに「Zerene Stacker」?

    試しに自分もまねてみたら、何だ全然素晴らしいじゃないですか!
    Photoshopでは、いくら手動でがんばっても、こうはうまく行きません。あ〜〜何だか随分遠回りしてしまったようです。。。

    ヤママユ卵

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  • ミドリシジミの卵

    湿地のハンノキ林からミドリシジミの卵を持ち帰りました。
    幹や太い枝に産みつけられているものが多いのですが、比較的細めの枝でハサミでカットすることができたのです。
    仕事場に持ち込み深度合成用に撮影しました。

    ミドリシジミ03

    ▲ハチに寄生されたらしい大きな穴のあいた4個を含めて23個。
    ミドリシジミとしても珍しいほどの大卵塊です。

    ミドリシジミ02

    ▲表面の細かい突起のパターンは、基本的にはミズイロオナガシジミと同じなようです。

  • ホソヘリカメムシ

    家の中に入って越冬中のホソヘリカメムシ。
    安眠中のところ申し訳ないが、モデルさんになってもらいました。

    ホソヘリカメムシ (さらに…)

  • カブトムシの気門 つづき

    今度は古いOLYMPUSの超接写レンズで撮影してみました。

    カブト気門05 (さらに…)

  • カブトムシの気門

    2013年が明けました。

    暮れに眼鏡をつけ始めて、気分だけでなく体から生まれ変わったような状態が今も続いています。今年は何だかいい年になるような予感がしています。

    皆様にとっても、いい一年となりますように。。。

    さて、鶴岡は元日から1日雪降りでした。
    初詣とお墓参りには出ましたが、フィールドに出ることはありませんでした。
    夕方になってから、今年最初の撮影は大晦日の続きにしようと、再びカブトムシの標本を前にしました。

    生きているうちは前翅の下に隠されていて、じっくり見ることができない気門を撮影してみましょう。それにはまず前翅を持ち上げなければなりません。結構力がいります。パキッと音が出ます。いやな感じです・・・でも覗き込んだら、思ってもいなかった様子にあれ?となりました。

    カブト気門02
    ▲ぽっかり空いた穴が3つ。
    前に生きたもので気門の撮影をしたときは、翅の下にちらっと見えるこれだけに注目していましたが、その前の節、画面左側に見えるものは何だ?何だ何だ?? (さらに…)

  • カブトムシの複眼

    家の片付けなどを終えて落ち着いたところで、今年最後の撮影に取り組みました。
    選んだテーマはカブトムシの複眼。
    こんな大きな甲虫なのに、複眼の個眼が意外に見えないのです。

    カブトムシ2

    ▲撮影倍率は1倍で特に高倍率ではありませんが、深度合成の効果でしょう、
    カブトムシが妙にでかく感じます。
    さて肝心の複眼ですが、この倍率ではまだ個眼の様子がよくわかりません。

    カブトムシ3

    ▲ほぼ同じ角度から複眼のドアップを狙ってみました。
    複眼の表面はとってもフラットで、カミキリムシのように一個一個の個眼が半球状に盛り上がっているわけではありません。個眼の層の上に1枚保護フィルターがかぶさっている、という感じでしょうか。そして個眼のサイズがとても小さいのに驚きます。

    よく知られている虫なのに知らない事が一杯!
    そういうものを来年もどんどん追求していきたいと思います。

  • ミヤマクワガタ触角

    また標本撮影__ミヤマクワガタの触角です。

    ミヤマクワガタ触角3

     

    ▲Canon MP65mmの3倍での撮影より38枚のJPG画像からの深度合成です。
    触角の細部をじっくり見たことなどありませんでした。かなり新鮮です。

    ミヤマクワガタ触角1

     

    ▲先端の節をさらにアップ。ZUIKO MACRO 20mm F3.5
    ぽっかり空いた穴やら、硬そうなトゲ状の毛、なんとも不思議な構造がいっぱいです。

    ミヤマクワガタ触角4

     

    ▲最初の画像と反対側から撮影した触角の様子

  • ミズイロオナガシジミの卵

    OLYMPUSの古い20mmマクロにいつもより更に接写リングを80mmプラス。倍率は12倍ってところでしょうか。
    画面の横幅は1.5mmほどで、ミズイロオナガシジミの卵も画面一杯になります。
    残念なことに、マクロ20mmの性能の限界を超えてしまい、解像感はだいぶ落ちてしまいます。
    もしかしたら、見た目は拡大されていても、8倍の時の解像度とさほど変わらないかも知れません。

    0.01mmピッチでカメラを前後させフォーカスをずらしながら深度合成用の素材を撮影していきます。

    ミズイロオナガ05 (さらに…)

  • 深度合成と黒バック

    いつものように深度合成した画像を見た瞬間、何だか電子顕微鏡写真のようだと思いました。
    やわらかいトップライト、そして真黒に落とした背景が効いているようです。

    シロスジカミキリ5

    (さらに…)