Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 虫の眼レンズ

  • ヤナギの花とユスリカ

    川原のヤナギに訪花するニホンミツバチ。気がつくとヤナギの花に小さなユスリカが・・・
    こんなに花に集まるとは気がつきませんでした。
  • 孵化後のクリオオアブラムシ

    コナラの幹に産みつけられたクリオオアブラムシの卵。よく見ると黒光りする卵の中に異質な部分が・・・

    孵化直後の幼虫が混じっていました

    もう既に枝先に向かって分散が始まっています。
    そこに早速アリが

    小さな幼虫もお尻から甘露を出してアリを誘います

    以上、山形市にて
    山形に寄ったのは、仙台からの戻り途中に、念のためナナホシテントウをチェックしたためです。短い時間なこともあり、結局一匹も見つかりませんでした。馬見ヶ崎川の河川敷です。
    ちなみに山形市では中学〜高校の頃にかなり熱心にチョウを撮影して回りました。そのとき、早春にナナホシテントウを全く見た記憶がありません。
    ナナホシテントウを見るのは、いつもずっと春が進んでからでした。場所はまちまちです。これは今の鶴岡でも同じです。

  • オビカレハのテント

    芽吹きの始まったノイバラにオビカレハの幼虫の集団がありました。
    糸で巣を作って集団生活します。休む時は巣の中に潜り込みますが、中はどういうわけか糞だらけです。

    外で糞をすると天敵に見つかりやすいから、とか?
    宮城県川崎町にて

    本日はナナホシテントウを求めて、また宮城に来てしまいました。広瀬川の河川敷にたくさんいてくれてホッと一安心。

  • ミツバチとカタクリ

    高館山のカタクリはすでに見頃を迎えています。気温の高い状態が続いたおかげで、山の春も急速に進んでいます。

    花が咲いてすぐは雄しべは閉じていますが・・・
    しばらくすると雄しべが開き花粉が出てきます
    キクザキイチゲにとまったニホンミツバチ。あれ?脚についているのは・・・
    カタクリに吸蜜するには雄しべにしがみつく姿勢になります。すると自然にハチは花粉だらけに
    こんなふうにとまられたら花は嬉しくないでしょう

    ちょっと期待しましたがギフチョウとの出会いはありませんでした。

  • クロハナアブ

    例年だとフキノトウの花の季節がしばらくあるものですが、今年は駆け足気味に進んでいます。

    フキノトウに多いのがクロハナアブの一種
    時々、からだ中についた花粉を落とします
    フキノトウはアップで見ると小さな花の集まりです

    前に春にナナホシテントウを見た場所を念のため見て回りましたが、やっぱり一匹も見つかりませんでした。ナナホシテントウは雪国では越冬できないのでは、というのが私の持論です。鶴岡で早春から見たのは、この10年でまだ5回もないと思います。