Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 砂浜のベッコウバチ

    種名がわからないのですが、たまに見る砂浜のベッコウバチです。ストロボを使って撮ると、より白っぽく写ってキレイですが、実際の見た目はこれより黒っぽい印象です。

    巣穴を掘る

  • ハマゴウにミツバチ

    雲が多かったのですが、海辺の日の入りがキレイでした。
    足下のハマゴウにはブンブンとミツバチの羽音が聞こえています。暗くなるまでおつかれさま。

    ハマゴウの花には、なにか不思議がありそうです。
    夕方にストロボを焚いたので気づきましたが、何枚かに花粉が飛び散っているのが写っていました。

    雌しべらしきひときわ長いのがミツバチを押さえ込んでいるのも気になります。

  • コスズメ

    暗くなった直後は、スズメガたちの吸蜜シーンの撮影チャンス。何度もそのようなシーンに出会っています。今年はいつもの虫の眼レンズを使って、ストロボ連写!と期待して臨みましたが・・・
    コスズメはストロボの連写にパニックしてしまいます。これは予想していなかった。。。何度となくチャンスを潰してしまいました。
    唯一まともに写った一枚も、ハマゴウが切れていて不満足、形もいまいちかなあ・・・

    ハマゴウに吸蜜にやってきたコスズメ

    次の機会に期待しよう

  • シロスジコガネ

    大きな触角がチャームポイントの雄

    庄内砂丘に点々とあるシロスジコガネの生息地。夜になるとすごい数が地上に現れて、羽音がブンブン聞こえるほどの場所があります。その一つが、近くに風力発電の風車が建つ計画があって、かなり心配な状況です。

    なんにもない砂浜に風車を立てても問題ないだろうと思う人も多いようですが、とんでもない!!今やこれだけ自然度の高い環境は少ないです。シロスジコガネの棲む砂浜がどれだけ貴重か、検索してみればすぐにわかるでしょう。この虫、松林に棲むって図鑑には書いてありますが、ここでは浜辺のハマニンニクの草原から飛び立ちます。

    ハマゴウにとまる雄

    ハマゴウだって、ハマニンニクだって、今はそこそこありますが、数機の風車を建てるために重機が入り、重機が走れるように砂丘を切り崩せば、どうなるものやら。聞けばある鳥の営巣地があって反対運動もあるとか。そういう所に入っていかないので、情報が入ってこないし、情報の提供もできない。
    やっぱりそれじゃまずいかなと思いますが、自分にその時間を作る余裕はあるのかと・・・暮らしていけなくなりそうで、ココロにブレーキがかります。

    暗くなってすぐの30分ほどによく飛ぶ
    雌の触角は小さい

    ヤマトマダラバッタだって忘れてはいけません。これも数の多い今のうちに、まずは知名度を上げたいものです。

    ヤマトマダラバッタの終齢幼虫。砂地によくとけこむ見事な擬態。
  • 大雨後のクロアナバチ

    庄内北部から最上地方にかけて記録的な大雨となりました。最上川の河口近くで一時氾濫するんじゃないかと心配になるくらい水かさが増えて、定点カメラを見ながら心配していました。
    お昼近くには水位が下がってきて、よかった。。。クマコオロギの生息地が一時完全に水没しましたが、きっとうまくしのいでいるでしょう。

    鶴岡の私の近所もそれなりに降りましたが、特に大事もなかったようです。まずは一安心。
    公園のクロアナバチも何事もなかったように巣穴を掘ったり、獲物を運んできていました。

    セスジツユムシを引き込む
  • シロスジカミキリ

    新しい産卵痕が多いと思った場所に夜になって行ってみると、シロスジカミキリが産卵中でした。しばらく噛み傷をつけるところを撮影していましたが、一向に産卵に移る様子がなく、ヤブ蚊の猛襲に耐えられなくなり、途中で離脱しました。。。

    ミズナラの幹をかじる雌

    次に本題? ゴキブリ嫌いな方、閲覧注意
    (さらに…)

  • 雨の中のカブトムシ

    やっとカブトムシに出会えました。探す余裕がなかったといえばそうですが、カブトムシくらい、ちょっと探せばすぐ見つかるものです。でも、今年は河川敷のヤナギは状態が悪い。どうもいつものようには行きません。
    そういえばと入った海に近い林に見つけました。よかった! 樹種はミズナラでしょうか。

    シロスジカミキリの産卵痕から染み出した樹液にて

    時間は正午ころ。このあと大雨になるのですが、まだ軽く降り出したばかりで、カブトムシもちょっと濡れた程度。まだ降りる気はなさそうでした。

    ゴマダラチョウは海に近い林ではよく見ます。

    ゴマダラチョウ3匹とむこうにカブトムシ
    近づきすぎた結果、このあと、思いっきり臭いのを浴びることに。。。
  • クロアナバチ動画

    巣穴のすぐそばにすっと降りて、一分もかけずに獲物を引き込みます。いつもなら編集で無駄なところをカットするところですが、これはノーカットで。レンズが近いので、警戒している何秒かのロスがあります。実際はもっと短いはず

    この早業には寄生バエも近づけません。撮影中、寄生バエを何度か眼にしました。付近にいないわけじゃないんです。

  • 新刊「鳴き声から調べる昆虫図鑑」

    新しく鳴く虫の本を作りました。9月上旬発売決定です。
    しばらくブログもお休みにしてがんばりました。

    文一総合出版のHP上で予約開始しています。
    文一総合出版の書籍案内
    また、こちらでも予約可能です。
    楽天ブックス
    アマゾン

    鳴く虫キリギリス・コオロギ・バッタ・セミから75種。
    付属CDに収録される音声データは約180あります。
    CDはデータCDで、ご購入者の私的使用に限ってですが、パソコンやスマホなどにコピー可としています。
    データを音声ソフトなどで波形表示したり様々に利用できるようにしました。

    どうぞよろしくお願いします!

  • クロアナバチ

    驚きました。近所の公園にクロアナバチのコロニーができていました。50は下らない数です。最近、庭によく飛んでくるので気になっていましたが、公園から来ていたようです。

    ヒメクサキリの終齢幼虫を狩って巣穴のそばに着地

    獲物はヒメクサキリがほとんどで、セスジツユムシも少し。午前、昼、夕方と3回にわけて撮影していましたが、次々に獲物が運ばれてきて、付近のヒメクサキリが全滅するんじゃないかと心配になるほどでした。
    毎年この時期はアブラゼミを撮影・録音したりで公園を歩きますから、気づいていいはず。今年はじめて入ってきて、コロニーを作っていると思います。それもつい数日前に。毎年、コロニーができる場所は変わるとか?

    獲物を置くと
    隠していた巣穴を掘ります
    入り口があいて中を確認すると
    幼虫を引き込みます

    このあと、獲物を奥にしまうと、出入り口を塞ぎます。

  • 生きもの写真リトルリーグ2018予選選考結果発表!

    生きもの写真リトルリーグ2018 | 小学生・中学生フォトコンテスト

    予選選考結果が発表されました。全国7地区の地区賞が決まりました。18日に本選、そして表彰式となります。

    残念ながら東北地区賞を逃してしまいましたが、庄内の鳥を撮影した作品が入選しています。嬉しいですね!

  • 山形限定情報

    先月19日に山形放送YBCの「やまがたZIP」という番組で、私の動画および活動を紹介してもらいました。
    自分が出てくるとやっぱ落ち着いて見てらんなくなりますが、なかなかいい番組に仕上げてもらったと感謝しています。
    ディレクターは母校の先輩。大変お世話になりました!

    明日2日、夕方のニュース「エブリィ」の中で(YBC地方枠)短縮版が放送されるそうです。
    時間は18:30以降、山形県内限定ですが、もし機会ありましたら御覧ください。。。。

  • ウラギンヒョウモンとウラギンスジヒョウモン

    標高500m付近、ヒヨドリバナに来ていたのはヒョウモンばかりでした。アサギマダラは20℃前後の場所にいますから、今は山の高いところにいるのでしょう。
    今年愛用の虫の眼レンズはこのサイズのチョウもなかなかいい描写をしてくれます。種名のよく似た二種をモデルさんに

    ウラギンヒョウモン

    口径が極小なワイドレンズでないと、この感じはでないでしょう。

    ウラギンヒョウモン
    ウラギンスジヒョウモン
    ウラギンスジヒョウモン
  • アブラゼミの羽化

    一度は撮影しなければと数日前にトライしたものが羽化失敗!原因は止まり木がわるかったことでした。羽化では足場がためが重要です・・・というわけでリベンジ。
    今回は前脚の先が葉っぱに完璧に食い込んでうまく行きました。でも、実は翅を伸ばしはじめたところを裏撮り。録画スタートとストップを間違えた、つまり撮り逃したのです。ずっと回しっぱなしにしておけばいいじゃないかと思われるでしょうけど、Shogun Infernoを使って、4:2:2 10bit撮影を試みたため、撮影レートがうんと高く、ケチケチ撮影をしていたのでした。
    つないでみたらギリギリ見られるものになりましたが、自分は敗北感でいっぱい。

  • ハラビロカマキリの幼虫

    庭のキュウリにしばらくハラビロカマキリの幼虫がついていました。撮影した二日後には姿を消しましたが、どこか場所を変えたのでしょう。

    虫の眼レンズにいいサイズのモデルさんです

    一昨年の冬に成虫を1匹見て、昨年も幼虫を確認、今年も現れました。木の高いところにいるのか、他の幼虫は見つかりませんが、きっと何匹も潜伏しているはず。うちの庭かご近所で孵化したはずですから。
    前にも書きましたが、決して、私は庭に逃していません。新潟の何処かで私の車に潜り込んできたのがいたかも知れませんが・・・

  • アブラゼミの羽化

    アブラゼミの羽化、今がピークな感じです。
    また虫の眼レンズだけで撮りました。自作モノですが時々ハッとするような描写をやってくれます。かつて愛用していたGX200の画質とそう変わらないように思えてきました。

    ワイドレンズ特有のデフォルメ感で、ちょっと妙な感じがします

  • ヒキガエル

    セミの羽化を見に庭に出たら、中くらいのサイズのヒキガエルがウロウロ歩きだして、ちょっと驚きました
    でかい事もあるけど、動きがなんだか人っぽい感じがして、ドキッとしてしまいます。

    虫の眼レンズで下から見上げるようなアングルで


    もしかしたら、セミの幼虫を狙っていたのかもと、あとで気づきました。

  • オオヒラタシデムシ

    この虫が交尾しているのを見ると、雄は必ず雌の触角をかんでいます。なんでも、触角をかまないと交尾をはじめられないんだとか。

    雌に乗っかり触角をかむ雄

    後ろに回り込んで見ると、雄の後翅がはみ出ていました。オオヒラタシデムシが飛んでいるところって、見たことあったろうか・・・灯りにはヨツボシモンシデムシが来たけれど、オオヒラタは来たことがなかったです。

    後翅がはみ出ている

    そういえば、子供の頃に庭にたくさんいたけど、つかむと臭いし、あまりよく見ていなかった。触角をかんで交尾していることなんて、その頃はまるで気にもしていなかったと思う。

  • アカヘリサシガメ

    赤と黒でよく目立つサシガメです。ナミテントウを捕食中でした。

  • ゴマダラカミキリ

    イタドリの葉上で交尾