キハダの冬芽&葉痕を撮影。
まだ芽吹きまでしばらくあるから、冬芽の撮影も間に合うかと思ったのだが、
実際に見てみると、だいぶ膨らんできている。
3月ともなると、庄内もやはり春なのだ。
ついでに、もう二種。
種名のわからないヤナギのなかま(上)と、オオバクロモジ(下)。
冬芽、枝共に色づいて、今にも芽吹きしそうに見えた。
E-520 マクロ50mm+テレコン、シグマ150mm
年末以来ずいぶんご無沙汰してしまった志津。
山形ー鶴岡を移動する途中にあるので、ちょっと寄ることができるはずなのに。。。
今日、改めて思ったが、冬のここはおもしろい連中が待っている。
もう少し、マメに来てもよかったなあと反省。
この日は鶴岡では雨。なんと西川でも雨だった。
第1トンネル付近の温度計が5℃といっていたのには驚いた。
しかし、いくら暖冬といっても、さすがに月山の麓。
道路脇の雪の壁が3m以上ありそうなところもある。
E-520 14-42mm
さて、そんな道路沿いの雪の上に目をやると、いたいた。。。
お目当ての雪カワゲラ。
E-520 魚露目8号
12月より遥かに数が増えている。おかげで色んなシーンに出会える。ほとんど歩いているものばかりだが、たまにジッとしているものを見るとだいたい食事中。この日見かけたのは、仲間の死骸を食べているものばかりだった。
交尾しようと雌にせまっているものも見ることができた。
雄の交尾器がよく見えているが、これで交尾が成立しているのだろうか?数分後、2匹は離れた。
圧倒的に羽のない雪カワゲラが目立つが、
大型で羽のあるクロカワゲラのなかまも数匹見ることができた。
E-520 マクロ50mm+テレコン
確か、ここは沢があったはず。今は全く見えない。
こんなところを知らずに歩いてしまったら。。。怖いです。
E-520 14-42mm
ハイビジョン特集
「海野和男 幻の巨大スズメガの謎に迫る〜マダガスカル島」
再放送 NHK BS ハイビジョン 2月24日(火)14:00〜15:50
一ヶ月の北の旅に出ている九州の武田晋一さんが山形を通過された。
道の駅でいつものように車泊された武田さんと朝に合流。
前の晩に電話をもらったあと、家に泊まっていけばと誘えばよかったと後悔したが、
武田さんはどこよりも車の中が落ち着くのだそうだ。車の中を見て納得。。。
私が鳥撮影用望遠レンズにもがいている様子を知って、600mmを見せてくれた。
D3Xと600mmF4 そして車の窓枠にワンタッチで取り付ける大型雲台。
すごい。納得。また納得。
撮影のヒントいただきました。武田さんありがとう!
D3X 600mmF4
武田さんと行った下池にて。
真っ白に雪をかぶった木々が美しかった。
E-520 14-42mm
気がついたら、武田さんの写真一枚撮影していない。
話に夢中ですっかり抜けてしまった。またしても
武田さんと、近所の「鈴木そば」でお昼。最近のお気に入りのお店だ。
「そばや」と思って店に入ると驚くことに、ここは中華そばしかメニューにない。
鶴岡出身の連れあいは、それで普通だというのだけど、私にとってはなんじゃそりゃ〜である。
同じ県内、100km離れただけで、私の生まれ故郷とはまるで異国なみの違い。
おもしろいんです、これが。
さて、今日は朝から荒れ模様。
新潟に向けて出発する武田さんを見送ったあと、私も吹雪のすごそうな場所をまわってみた。
この日は珍しく真冬日の鶴岡。アメダスでみると、15m/sの強風が吹き荒れていた。
地吹雪と言っていいだろう。
雪はやんでいるのに強烈な横風が雪を舞い上げて、ところどころ視界の悪い状況をつくっている。
この写真はかがくナビに掲載した一枚。
道はスケートリンクのような状態で、40km/hも出せない。
次の写真は田んぼの道にて撮影したもの。
車のフロントガラス越しに撮っているので、画面が実際より青い。
外に出てはたちまちレンズに粉雪がおおってしまう。
ちなみに、これでちょっと視界が開けた状態だ。
まもなく次の雪が視界を覆おうとしている。そうなるとホワイトアウトだ。
窓の外にはキウイフルーツの棚がある。
そろそろ剪定しなければと思いつつ、そのままだが、時々鳥が潜り込んでいる。
落ち着く空間ができているようだ。
下に車をとめているのでフン害にちょっと怒ったりするけれど、近くに鳥が来るのは嬉しい。
一羽のシジュウカラがどうも最近ヒマワリの種に気づいてくれたようだ。
まだ距離があるけれど、いいモデルさんになってくれないか期待したい。
ヒヨドリが3メートルほどの距離にどっかり落ち着いていることもある。
しかし伸びすぎたツルが邪魔だ。剪定しよう。
今日のお客さんで、嬉しかったのが、このエナガ。
山の鳥かと思っていたけど、街中でも群れを作って移動しているようだ。
ガの幼虫をくわえている珍しいカットが撮れた。
E-520 Ai-S 300mm
緊急告知!!
今夜より3日間。
2007年秋にNHK BS-hiで放映されましたファーブル昆虫記の番組の再放送があります。
昨夜、連絡をいただいたたばかりで、お知らせが遅れました。
◎ファーブル昆虫記 「南仏・愛(いと)しき小宇宙」
[NHK BS-hi]2/3(火)~2/5(木) 後11:00-翌0:30
2/3(火) 第1回 スカラベとシデムシ 貴い使命を果たすために
2/4(水) 第2回 カリバチとヤママユ 本能の命ずるままに
2/5(木) 第3回 セミとサソリ 生と死をみつめて
久しぶりによく晴れた一日だった。
鳥海山も月山も、若干かすんでいるが冬の庄内としてはよく見えた方だと思う。
E-520 14-42mm
迷わず昨日のタゲリのポイントに向かった。
今日はスコープとオリンパスの組み合わせ。
サイズはいい!でも画質はやっぱり今ひとつ。
車の中での三脚の立て方が悪いんだろうか?
TSN-774+VA2+E-520+マクロ50mm
近くにハクチョウの群れもあった。
見るとコハクチョウの群れにオオハクチョウが混じっている。
両種の違いがよくわかる一枚となった。
D200 Ai-S 300mm
突然湿地から飛び立った数羽のシギ。
タシギだろうか。ゆっくり飛んでいたので、うまく撮影できた。
D200 Ai-S 300mm
300mmといっても、私の場合F4.5の古い中古だが、やはりカメラ用のレンズは描写が素晴らしい。
今更ながらそう思う。
スコープはもちろん高性能なのだが、私のような組み方は本来の性能を台無しにしてしまう。
余計なレンズがいっぱいで、どだい無茶なことだろう。
フィールドスコープにカシオのEX-F1という組み合わせは、かなり魅力的でほとんど衝動買いのようなものだった。
ビデオ撮影に期待をしてのものだったので、スチル写真はほとんど撮っていない。でもEX-F1はミラーもないからぶれにくい。この点は忘れかけていた。今日はテストを兼ねて鳥を見てまわった。
偶然見つけたタゲリ。これは大収穫、嬉しい!
でもこの画質はひどい。。。
途中から雪が降りはじめ、風が車を揺すっていた。
カメラブレているだけなのだろうか。
TSN-774+VA2+EX-F1
ビデオでの画質はいいのだけど、画像は600万画素でもありどうもシャープさにかける。オリンパスを使った方法がまだよさそうだ。
鳥のビデオ撮影用にとフィールドスコープを買ったのだが、
写真撮影にうまく使えないかと時々探ってみる。
コンパクトカメラを使った「デジスコ」もよさそうだけど、あまり深入りしたくない。
少ない投資ですまなさそうだから。。。
それで色々試した結果、オリンパスのマクロレンズにつけるとちょっと良さそうだと
発見があった。ヒシクイを撮ったときだ。
でも、それ以降いつも結果は今ひとつ。
サイズはいいのだが画質がいまひとつ。
今日のスズメは、ちょっとよく写った。
といっても、カメラ純正のレンズの描写にはほど遠い。
このブログのサイズではわからないものがある。
結局、私の場合はこの画質はNGだ。
カシワの木が切られていた。
これはゼフィルスの卵を探すのにいい。。。
E-520 14-42mm
生きている枝をハサミで切るのは抵抗があるけど、こうして切られてしまったものなら問題ない。
卵のついていなそうな枝をパチパチ切りながら卵を探した。
卵は、頂芽には見つからず、枝の途中のしわのようになった部分に見つかった。
ハヤシミドリシジミかウラジロミドリシジミの卵に違いないと思うのだが、そのどちらなのかは
全く自信が持てない。
もともと、そのまま放っておいたら孵化した幼虫も餓死してしまうところ。
せっかく彼らが生き残るチャンスを開いたのだから、これも縁である
羽化までの成長を記録しながら、種を確認してみるのもいいだろう。