Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ヤマトヒバリ

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    庭の生け垣でクサヒバリを探していると、見慣れないのが飛びだしてきました。

    クサヒバリより細身で明らかに別種。見るのも初めてで、ちょっとドキドキしながら調べてみると、ヤマトヒバリとわかりました。ヤマトヒバリの声ってどんなのだろう。ネットで調べてみると、はて?聞いたことがあるようなないような、微妙な声です。

    庭に戻って声を確認しようと思ったのですが、聞こえてくるのはクサヒバリの声ばかりでした。

  • クロオオアリの巣内

    結婚飛行後の女王を採集したのは5月末だったと思います。小さなビンで飼育し始めましたが、3ヶ月が過ぎコロニーが拡大しつつあるのに合わせ、いよいよ石膏で作った人工巣に移しました。

    写真は、働きアリと口移しで栄養交換(?)する女王アリ。コロニーが成長すると、女王アリに負けないような働きアリも出ますが、初期の段階では働きアリと女王はこれだけ大きさに違いがあります。

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  • カブトムシの幼虫

    カブトムシの飼育ケースをひっくり返したら、マットから幼虫が出てきました。ほとんどが1齢幼虫ですが、一部2齢に脱皮したものもいました。

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    これは2齢。脱皮したばかりで、頭でっかちな体形です。

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    こちらは1齢幼虫。上の写真と同じ倍率で撮影したつもりですが、これだけ頭の大きさに差があっただろうかと、並べて自信がなくなりそうでした。


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    もしかして卵もあるかなあと期待したのですが、残念ながら見つかりません。最後に孵化直後の幼虫を見つけてしまい、ますます残念な思いを。。。昨日か今日、孵化したばかりのようです。

  • 音集めはPodcastでのみ投稿します

    左サイドバーの下の方に音集めPodcastの記事を表示できるようにしました。うん、なかなかイイ感じです。これで、ずっと懸案だった写真ブログと音集めの連携が楽にできるようになりました。しばらくこの形で行きたいと思います。

    iTunesへの番組の登録はとっても簡単。RSSのアイコン(これです→RSS)をiTunesのウインドウに放り込めば、はい完了です。

  • オオシオカラトンボの産卵行動

    本当はシオカラトンボの撮影がしたいのですが、うまく行きません。この水場には雄があまりに多すぎて、騒がしくって雌がいやがっているのかも知れません。時々ふらっとやってきて交尾に至っても、産卵場所は別を選ぼうとするのか、交尾後すぐにどこかに飛んでいってしまいます。こんな行動をとることもあるのかと、がっかりして見送っていました。

    一方、オオシオカラトンボの雌は、よく産卵してくれます。雌は積極的に雄のいそうなところにやってきて、交尾を促すかのようでした。

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    雌の産卵中の様子を狙ってみました。卵と共に水を勢いよく飛ばすように産みます。シャッター速度は1/3000まで上げないと、こうは写りません。色々試した結果です。感度ISO800。

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    雄と雌の両方にピントが来るようにするのは、やはり難しいです。雌にピントがあったかと思うと、雄はNG。でも、この雄の後ろ姿はなかなかカッコイイです。

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    2009/08/25撮影

  • オオシオカラトンボ

    オオシオカラトンボの雄の飛翔を撮影。ある時を狙うと、一度にこんな写真を何枚も撮影できます。

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    ある時とは産卵行動のことです。雌が水辺で飛びながら産卵しているその上で、他の雄の邪魔が入らないかホバリングしながら監視しているのです。時間は1分以上あったりしますから、うまくチャンスに巡り会えば楽に撮影できます。

    実はこの時、望遠しか持ってなくて、足下の2匹を一画面に撮影することができませんでした。それで、だったら雄の飛翔撮影を狙ってみようと思ったのでした。

  • アブラゼミの産卵

    アブラゼミの声はまだまだ賑やかに響いていますが、雄は連日の争いで傷ついているものが多く地面には死骸も目立ちます。

    雌は産卵のピークのようです。ゆっくり移動しながら、気に入った場所を見つけると、お腹の先から産卵管を出して卵を産んでいきます。古い大木だと上の方で産卵しているのでしょう、全然見つかりません。若い木ですと手に届くくらいの高さで産卵しているものが多く見られます。

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    朽ちたところは産卵管をさしやすいのでしょうか。ここに5つくらい産んでいきました。

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    雄は相変わらず鳴きつづけています。ちょっと秋めいてきて、勢いがなくなってきたようにも思いますが・・・

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  • ブログ変更しました

    夏の忙しいときに、我ながら何をやっているのかと思いますが、

    今までのブログに不満が爆発してしまいそうで、思い切って再スタートすることにしました。ついでに写真日記と音集めを一つのラインに統合します。これまでちょっとしんどかったもので。。。

    調子が出るまでしばらくかかると思います。
    まずはミンミンゼミの声はちゃんと再生できるかテスト

    minminzemi.mp3

  • ツクツクボウシ♪

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    庄内に何カ所かツクツクボウシの生息地があります。ツクツクボウシは南方系のセミで、東京でもごく普通に見られます。温暖化の影響で分布をひろげているのでしょうか?私にはそうは思えません。ツクツクボウシの声を聞く場所はあまりに点々としていて、連続性がないのです。むしろ、古くはもっと色んな場所で声を聞くことができたのではないでしょうか。

  • ツマグロオオヨコバイの羽化

    ツマグロオオヨコバイの羽化は朝に見られます。それも、そんなに早朝ではなく7時くらいでもOKのようです。この日そんな様子に気がついて、軽く撮影を始めてみたのですが、改めてきれいなものだなあと感心しました。ちゃんと準備を整えて、また狙ってみたいと思います。

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  • エゾツユムシ♪

    小諸では日陰の湿ったところでのみ声を聞きましたが、庄内だと乾燥の心配が少ないためか、割と広い範囲で声を聞きます。

    エゾツユムシの面白いのは歩きながら鳴くということです。そういえば日中に鳴くホソクビツユムシもそうです。庄内に来てから、ホソクビはまだちゃんと撮って(録って)いません。ちょっと気がかり。。。

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    鳴き声その1

    鳴き声その2

  • 夜の虫たち

    何となくですが夜は虫たちに近づけるように思います。昼は食べている姿をじっくり撮影する好機にはなかなか恵まれません。灯りをつけても、どういうわけか、ビックリして逃げる虫はあまりいないものです。

    ツユムシかセスジツユムシか判別が難しいのですが。。。桑の葉を夢中で食べていました。

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    メヒシバの実をおいしそうに食べていたのはオナガササキリ。そういえば、彼らの鳴き声は昼と夜では全く違っているんですよ。

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    昼にカネタタキの姿を探すのは難しく、姿を見ようと思ったら最初からビーティングで網に入れてしまう方がいいくらいです。それが夜だと見える見える!そろそろカネタタキの声もよく聞くようになってきました。

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  • カンタン

    カンタンの声がだいぶにぎやかになってきました。夜に外をまわるのが楽しい季節です。カンタンたちは、ライトをつけてもあまり動じず、色んな姿を見せてくれます。

    〜の花を食べているのが目立ちます。まだまだ幼虫も多いようです。

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    クズの葉に空いた穴から顔を出して鳴く雄。このスタイルで鳴くものが多く見られます。

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    同じくクズの葉上で鳴くカンタンを後ろから見た図。必ず、何かすき間に体を潜り込ませるようなポーズで鳴くのが特徴です。

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    雄の翅のつけねにある誘惑腺をなめる雌。すでに交尾をすませているが、ずっと離れずにいます。よほど魅力的なものがあるのでしょう。

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  • クギヌキハサミムシ

    夜は夜の虫の世界があるとは言うまでもありませんが、ハサミムシがこんなに活発に歩きまわっているとは改めて驚きました。地面をすばやく走り、虫やミミズなどの死骸をあさっていました。

    クギヌキハサミムシ。ハサミが何ともカッコイイ。

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    ミミズの死骸を食べるこちらは幼虫。暑い日中には決して見られない姿です。

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  • エゾゼミ♪

    エゾゼミの声には、ジリジリ・・・という感じの太い音が通っています。
    遠くからでもしっかり聞こえる存在感のある声です。
    小諸の海野さんのアトリエでは庭で盛大に鳴いていて、仕事に支障をきたすほどでしたが、遠くで聞く分には好きな声です。

    あまり標高の高いところでは声を聞きません。
    スギやマツなどの針葉樹を好むようです。
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    パラボラマイク使用
    2009年8月18日 大蔵村にて

  • アカエゾゼミ♪

    同じくアカエゾゼミと思われる声。
    エゾ・コエゾとは明らかに違う声が、川岸のブナ林に集中していました。
    姿を見ていませんが、アカエゾに違いないと確信しています。
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    パラボラマイク使用
    2009年8月18日 大蔵村にて

  • アカエゾゼミ♪

    山形の永幡さんにアカエゾゼミのすむ森へ案内してもらいました。
    残念ながら姿は見えませんでしたが、それらしい声を録音してきました。

    声のトーンはコエゾより太く、エゾよりやや高い感じ。
    鳴き声の質よりも、あれ?と思ったのは一回の鳴く長さで、1分も続かず鳴きやんでしまいます。
    延々鳴きつづけるエゾゼミ、コエゾゼミとは、この点で明らかに違っていました。
    アカエゾゼミに間違いないと思います。
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    パラボラマイク使用
    2009年8月18日 大蔵村にて


  • コエゾゼミ♪

    寒河江と大蔵村を結ぶ国道485号線にて録音。
    この道は初めて通りましたが、山深い道で車の音が少ない録音に適していると感じました。
    まずはコエゾの声を録音。
    連続的な音が数分続きます。
    まるで変電所あたりで聞く電気的なノイズのようです。
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    パラボラマイク使用
    2009年8月18日 大蔵村にて

  • コエゾゼミ♪

    鳥海ブルーラインを上っていくと、エゾゼミの声は消え、
    それまで聞こえていなかったコエゾゼミの声ばかりになりました。
    エゾゼミの声より高いトーンではっきり違う声です。
    でも、並べて聞き比べてみないと、案外わかりにくいものです。
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    パラボラマイク使用
    2009年8月15日 遊佐町にて


  • エゾゼミ♪

    鳥海山の麓を走る鳥海ブルーラインにて録音。
    海抜0mから1100mに一気にあがるこの道路、以前は有料でしたので何だかすごくお得に感じます。
    標高の低い地点で聞こえていたのはエゾゼミでした。
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    パラボラマイク使用
    2009年8月15日 遊佐町にて