オオシオカラトンボの産卵行動

本当はシオカラトンボの撮影がしたいのですが、うまく行きません。この水場には雄があまりに多すぎて、騒がしくって雌がいやがっているのかも知れません。時々ふらっとやってきて交尾に至っても、産卵場所は別を選ぼうとするのか、交尾後すぐにどこかに飛んでいってしまいます。こんな行動をとることもあるのかと、がっかりして見送っていました。

一方、オオシオカラトンボの雌は、よく産卵してくれます。雌は積極的に雄のいそうなところにやってきて、交尾を促すかのようでした。

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雌の産卵中の様子を狙ってみました。卵と共に水を勢いよく飛ばすように産みます。シャッター速度は1/3000まで上げないと、こうは写りません。色々試した結果です。感度ISO800。

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雄と雌の両方にピントが来るようにするのは、やはり難しいです。雌にピントがあったかと思うと、雄はNG。でも、この雄の後ろ姿はなかなかカッコイイです。

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2009/08/25撮影


“オオシオカラトンボの産卵行動” への10件のフィードバック
  1. 天文中年

    こんばんは。

    2枚目のオオシオカラトンボ産卵風景お見事ですね。♪

    そういえば、シオカラトンボの場合交尾すると、近場に
    移動して、そこそこの時間交尾していますね。
    交尾後、結構時間がたってから雌が産卵するのか
    雌の産卵は最初は雌の単独産卵をよく見ます。
    しばらくしてから、雄が見つけて、雌の警護を
    し始めるシーンを見ます。

  2. 高嶋清明

    お早うございます!

    単独産卵しているものにオスが警護についたというのは、やっぱりその前に交尾していた相手でしょうか。そうでなければ、やっぱり見つけ次第さらって行っちゃうと思います。自分の子を産んでくれ!とばかりに。でも・・・それは私の今までの観察からはそうなるんですけど、よく分からないですね。
    私のケースでは、目の前の水場にあまりに多くのオスが張っていたので、産卵を始めようものならすぐにさらって行かれるの明らかでした。まともに産卵できないので嫌った、とは人間の私にも容易に想像できる状況でした。交尾後のオスも、メスが離れて行くの追いかけもせず、もとの持ち場に戻ったようでした。

    私は、遠く視界から消えていくメスを呆然と眺めておりました。

  3. 天文中年

    おはようございます。

    オオシオカラトンボの場合は、交尾のあと雌が産卵すると
    直ぐに相手だった雄が直ぐに警護するところをよく見るのですが
    私の場合、シオカラトンボは観察する時間が早朝が多いので
    雌が単独で産卵している所をよく見ます。
    後からやってきた雄が、交尾した雄かそうでないのかは
    不明なのですが、しばらく警護するように雌の上空をホバリング
    して、その後、再び交尾にチャレンジするシーンをよく見ます。
    大抵は交尾に失敗して、雌は上空へと逃げていきます。
    このとき、交尾は早朝だったのか、昨日の夕方だったのか
    わからないのですが、少なくともオオシオカラトンボとは
    すこし様子が違うように思っています。

  4. 高嶋清明

    天文中年さま

    追加情報ありがとうございます!
    そのような動きは、まだ見たことがありません。朝早く、そこがポイントでしょうか。先日はお昼過ぎだったので全然ダメだったのですが、そういうことかも知れませんね。

    やはり、本当はシオカラトンボで産卵行動をしっかり押さえたいと思っています。
    近く、また同じ場所に朝から出かけてみたいと思います。ありがとうございました!

  5. 極楽蜻蛉

    シオカラトンボの産卵風景素晴らしいですねェ~~~
    水玉がポンポン・・・ポンと・・・ こんな事するんだ? 

    夏休み、孫娘が来ていて、蜻蛉取りに出掛けた。 シオカラトンボはハシコク、孫娘には難しそうだった。 でも、おツルミさんを捕まえた時、嬉しそうだった。
    3歳の孫娘、最初は捕まえられなく、泣きベソ!!! その内に要領を得て6匹も捕まえる事が出来上機嫌!!! 
    yも蜻蛉の撮影を試みよう? でも、コイツ等ハシコイね・・・ どんなレンズを使うのだろう? 150mm、180mm望遠マクロ?かな?

  6. 高嶋清明

    極楽蜻蛉さん、お久しぶりです!
    トンボを網で捕るのって難しいですよね。私は全然ダメで、空振りばっかり、人に見せられません。。。
    写真撮っている方が楽です。レンズは150mmマクロです。

  7. オオシオカラトンボの顔には青く輝く紋がありません。
    黒褐色の顔をしています。
    後翅の付け根が黒いのでハラビロトンボと区別がつきます。
    シオカラトンボと混同していましたが以上の点が違っていました。

  8. 高嶋清明

    こんばんは。HP見ました。図鑑を作ってらっしゃるんですね。発見は喜びですよね!ありがとうございます。

  9. ハットリショウジ

    5 月24日 午前11時 晴れ
     平瀬川の散歩道沿いにある小さな池でムギワラトンボの産卵行動を見ました。
     直径10cmほどの睡蓮隅っこに隅っこに止まり、尻尾を水中にいれ丸く曲げて葉裏に付け、体を震わせるように2分ほど動かしていました。終わると直ぐ近くの葉っぱに移動、同じ動きを3回、この間つきまとうつきまとう動きをしていましたがムギワラは嫌がっているように見えました。産卵後ムギワラトンボは飛び去りましたが、シオカラは池の付近を」飛び回っていました。

  10. 高嶋 清明

    私はトンボは得意ではなく、そのような行動もあるのかなと思って拝読しました。他の虫でも、よく言われているような行動ばかりではないことを見てきました。そして、だいたいは何か理由があるように思います。きっとこのメスの行動も、何か理由のあってのことなのでしょう。

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