カテゴリー: 両生類

  • ヤマアカガエルの卵

    雪解けが遅れているからと油断しておりました!毎年一番にヤマアカガエルの卵を確認する田んぼに行ってみたところ、すっかり祭りの後のような状況に。

    最後に確認したのはもう10日前の3月4日のこと。
    その時はまだ一面厚い雪におおわれていたのですが、もうすっかりなくなっていました。

    ・・・祭りはいつの晩だったのでしょう?

  • シュレーゲルアオガエル

    ちょっと標高の高いところに行くと、すっかり秋が深まって焦りました。
    色を失った世界がすぐそこまで来てます。東北の秋はこんなに短いものだったか・・・
    小諸にいた頃、秋は群馬によく出ました。小春日和の気持ちよい秋は、確かに長かった。

    すると、口を尖らしたくなるような、この私の気持ちを代弁するようなヤツがいました。

     

    やめようやめよう。笑おうゼ。
    あ、それともなんだ君は笑わそうとしていたか?

  • クロサンショウウオ


    どういう状況なのか、クロサンショウウオが群れていました。


    新しい卵もありますが、どうも今産んでいるわけでもないようです。昨夜に産卵があり雄たちが未練がましく残っているのでは?
    そんなふうに見ましたが、どうでしょう。。。


    昨年は4月の末にクロサンショウウオの卵塊をそこかしこに見ましたが、今年は10日ほど遅れているようです。

  • ヤマアカガエルの産卵

    15日は夜になって雨が降り出し気温の高い状態が続きました。これはヤマアカガエル産卵撮影のチャンス。21時頃から出かけてみることにしました。

    まだまだ雪深い山間部の道路にアカガエルの死骸が点々と見られました。さぞ無念だったことでしょう。
    雪の中でもお構いなしに池に向かう様は相当なエネルギーを感じます。

    16日に変わろうとする頃、雨は土砂降りな降り方になってきました。しかし、気温はまだ10℃をくだりません。カエルがたくさん轢かれていた場所近くをLED懐中電灯で探し回りました。雨の中からかすかに聞こえる声・・・ようやく集結場所発見。雪どけ水がたまった、本当に小さな水たまりです。雄が10匹くらい待っていて、雌が来るのを待っていました。

    カップル1つがすでに成立しています。他の雄が邪魔に入るのかと思って見ていましたが、割と静かなものでした。

    また別の雄がやってきてカップル成立。雄は雌の背中で鳴いています。

    その後30分ほどして産卵は始まりました。時間は午前2時。雨風が強くなった時でした。

    かがくナビ「今週の自然だより」の記事にしました。

    産卵は1分ほどで終了です。雄がいつ放精したのかわかりませんでしたが、すぐに離れていきました。

  • ヤマアカガエル

    前の晩は鮭川村で仲間たちと飲んで楽しく過ごしたのですが、実は外で雨が降っているのを「気にすまい、気にすまい」と自分に言い聞かせていたりして・・・翌日、鶴岡に戻って現地に行ってみると、やはり新たな卵塊がそこかしこに見られます。まあ、しかたないですなあ。


    今日は田んぼのあとの広い水たまりに、にぎやかに鳴き交わしているのを見ました。ここでの録音はPodcastに公開しています。

    BORGは優秀です。とっても単純なレンズ構成なのに、写真レンズとして十分使える画質のよさ。近づけないアカガエルたちを5m以上離れた場所から撮影してみました。

    トノサマガエルなんかと同じで、左右のほっぺたを膨らませて鳴いています。かなりトリミングしていますが絵に余裕がある・・・こんなところに画質のよさを感じます。


    こちらはトリミング無し。BORGの1.4倍テレコンとOLYMPUSの1.4倍テレコン併用で999.6mm、ほぼ1000mmです。フォーサーズ・フォーマットですから、35mm換算で約2000mmということに。まだ絵に余裕があります。十分、昆虫も撮れる画質と思います。