カテゴリー: movie

  • Chronos 2.1 Highspeed:カメムシの飛翔

    0:00 ツマジロカメムシ
    0:58 クサギカメムシ

    カメムシは飛ぶとき、前翅と後翅を連結させて、1つの大きな翼をつくります。スーパースロー映像で見ると、硬い前翅前半とそれ以外の柔らかく透明な翅が作る立体的な形が、効率よく空気をとらえる様子が感じられて実に興味深いです。翅の打ち下ろしでは大きく空気をつかむ形になり、翅の打ち上げでは空気抵抗を少ない形に変えてスタート位置に戻そうとしているようです。この動き、何か思い出しません?水泳で水をかく手のひらの形を微妙に変える、あの感じ・・・
    さらに、8の字を描くように翅を動かす様子は、立ち泳ぎの手の動きそのもののようです。カメムシの飛翔と水泳には、かなり共通するものがあるのでしょう。いやいや、もしかしたら空を飛ぶ生き物の飛ぶ感覚って、多分に「泳ぎ」に共通なのかも知れません。

    空中を泳いでいるのかあ・・・想像するだけで楽しくなりますね。

  • Chronos 2.1 Highspeed:ノイズ除去 ナミテントウ5406fps

    昨日アップしたナミテントウ動画は縦線ノイズがあまりに目障りで、ここらで本気にノイズ除去に取り組んでみることに・・・。
    結果、FinalcutPro用の有料プラグインNeatVideoが唯一満足のいく結果を出してくれました。

    若干ですが詳細部分が失われたり、暗部にまだノイズが残っていたり、色々ありますが、及第点と思います。でも、撮影時にノイズが出ないのが一番なので、そちらも引き続き追求していきます。もちろん、本体のFirmwareアップであっさり解決してくれる方にも期待します。

  • Chronos 2.1 Highspeed:5000fps!テントウムシの飛び立ち

    ナミテントウの飛び立ちを5409fpsで撮影。90倍に時間をのばしています。

    カメラ:Chronos 2.1
    レンズ:MicroNikkor 105mm F2.8
    GODOXのLEDライトSL200WIIを使用して室内撮影

    Chronosではじめてオーバー5000fpsの撮影です。ベース感度ISO500のカメラなので、太陽光下ではゲインアップしても5000fpsは厳しいです。なので、強力なLEDライトを一つ新たに買いました。これで撮影の幅も広がるかな!?

  • Chronos 2.1 Highspeed:オオハナアブの飛行

    この空中ターンは、どう翅を、どう体を動かしているんでしょう。映像を見てもよくわかりません。慣性が働くのをカウンターをあててるみたい。空中を滑っているというか・・・空中の動きのはずなのに、時々、水中の動きのように見えてしまうときもあります。小さな生き物にとって、空気は油のように粘っこいものになるとか・・・

  • Chronos 2.1 Highspeed:ヒラタアブの飛行

    ヤツデの花にきたヒラタアブの飛行中の姿をハイスピードカメラでとらえました。

    翅の動きは割と単調で、上昇と下降は羽ばたきの速度や振り幅でコントロールしているようです。勢いよく翅を動かし上昇していたのが、やや勢いが弱まり上昇がとまって、そのまま落ちそうになるのを、再び翅の動きを速めて上昇する様子が見えます。左右のバランスを取るのに、細かく体を動かしているのも見えます。
    翼面を傾けると傾けた方向に進むのは、トンボなんかと同じですね。翼面の傾きは胸と腹の傾きも伴いますが、頭は水平を保ったまま。トンボも頭は水平を保ちますが、確かトンボは傾くのは胸だけ、腹までは傾かないと思います。