投稿者: 高嶋 清明

  • 摩耶山にのぼる

    永幡さんに誘われ庄内で初めてまともに山に登った。
    標高1019mの摩耶山。

    登山の目的は、永幡さんもブログには詳しく書いていないので伏せておこう。
    私も大変興味のあるところだったので、春山はちょっと・・・と少々の迷いはあったけど、
    同行させてもらった。

    新緑のブナ林を登る。
    途中の雪は踏み抜きに注意しながらルートを外れないよう歩いていく。
    ここは怖いなあと思う場所は確かに1カ所あった。
    P5054175 P5054244
    山頂が近づく頃には、道脇のカタクリも新鮮なものばかりになった。
    鳥海山は霞んでいたが、月山、朝日連峰はとてもクリアだった。
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    山頂に到着。天気はサイコー!
    滅多にセルフポートレートしないのだが、手をのばしてパチリ。
    嬉しさに顔がゆがんじゃう・・・って、これはワイドレンズのいたずらです。
    見晴らしのいい山頂で、フィールドスコープをセットし、周囲のブナ林を調べ始める。
    P5054329 P5054321

    花が咲いているくらいのブナ林を、しばらく望遠レンズで見つめ続けた。
    一瞬、あ!これはと思ったのだが、強い期待が見せた錯覚だった、の一枚。
    何のこっちゃ?と思われるでしょうけど。。。
    P5054368

  • 摩耶山にて

    摩耶山の登山道でとても印象的だったのがこの花。
    ムラサキヤシオツツジ。
    P5054396

    ブナ林を背景に見るムラサキヤシオは特に美しいと思った。
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    永幡さんが歓喜の声を上げていたのは、このムラサキオオツチハンミョウ。
    ブナ林にすむツチハンミョウだそうだ。触角が特徴的な雄だった。
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    長野の牧場以来、2年ぶりに見るオオセンチコガネ。
    糞虫の中でもとびきり美しい甲虫だ。
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    またしても、永幡さんの発見に便乗させていただいた。

    登山道途中であったチョウはギフチョウとヒオドシチョウ。
    ギフチョウはイワウチワで吸蜜する、翅のいたんだ雄を撮影。
    ヒオドシチョウは山頂にもいたが、何といっても雪の上に日光浴する一匹が衝撃的だった。
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  • ギフチョウ

    昨年、ギフチョウの幼虫を見たある場所への道が、雪がとけてようやく車で入れるようになった。
    さすが雪国。標高の低い場所でも、遅い春があちこちに見られる。
    ちょっと羽化不全な雄が一匹、スミレサイシンに吸蜜にきていた。
    曇りながら気温は高く、これは期待できると思ったのだが、それ一度きりだった。
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    スミレの中でも一際大きくよく目立っているスミレサイシン
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  • オシドリ

    結局、冬の庄内ではオシドリを見たのは鶴岡公園でだけだった。
    春になってから、よく見るようになった。
    冬はやや暖かい地方に移動しているようだ。

    これは水の入ったばかりの田んぼに見たつがい。
    とっても仲良さそうで「おしどり夫婦」の言葉がうまれるのもわかる。
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  • 初夏の植物たち

    酒田から真室川に抜ける青沢越えを見てまわった。
    ムカシトンボに会えないかと思ったのだが、初めて見る場所ばかりで、道を知るだけで一杯だった。
    林床の植物は、ニリンソウとキケマンが目立っていた。
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    左はネコノメソウ。種がこんなふうに出るとは、今までちゃんと見たことがなかった。
    右はナガハシスミレ。スミレのなかまは、まだまだ数多く見られる。
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    昨年、数の多さにびっくりしていたサワオグルマ。
    今年もそろそろ花盛りを迎えようとしている。右写真、ヒメジョウカイだろうか。
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    夕方になって見つけたシラネアオイ。残念ながら、花は閉じかけていた。
    右はキバナイカリソウ。
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    E-520 9-18mm マクロ50mm シグマ150mm