アシ原にオオヨシキリの声がにぎやかだ。
アップを狙っていると、なわばり争いの激しさがよくわかる。
同じ場所で長く鳴きつづけているものは少ない。
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オオヨシキリ
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エゴツルクビオトシブミなど
エゴノキの葉をまくエゴツルクビオトシブミ。
5月の巻いているものを見送ってしまったが、花の咲くこの時期にも巻くようだ。
右はヒゲナガオトシブミ。キイロヒゲナガではない方の、である。
サルトリイバラにつくアカクビナガハムシ。
作り物のように鮮やかな赤の、1cmに満たないかわいらしいハムシだ。
右はトホシテントウ。
スズメウリだろうか、このところ草地のツル植物についているのをよく見かける。
エゴの花はそろそろ終わりだが、そこに見つけたヒメトラハナムグリ。
毛むくじゃらな姿は、一見するとマルハナバチのようでもある。
ついでに、エゴノキの花に来ていたマルハナバチ2種。
左はコマルハナバチの雄で右はトラマルハナバチ・・・だろうか?
マルハナバチの見分け方は、いまだよくわからないまま。自信がない。
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オニノヤガラ
鶴岡のSさんより、近くにオニノヤガラあると教えてもらった。
「え、何ですか?そんなの聞いたことがありません。。。」
それではと連れて行ってもらった場所は、私もよく通る道のすぐ脇。枯れたウバユリのようで、そうじゃないものが何本も突っ立っている。
これがオニノヤガラ。漢字にすると「鬼の矢柄」だ。
高さは1メートル以上ありそうだ。オニノヤガラはラン科の腐生植物。
ナラタケ菌との共生関係を持ち、栄養をもらって育つ。
ギンリョウソウ(6/2)はイチヤクソウ科だが、あれと似たような生態ということか。当サイトのテキスト、画像、動画、音声などコンテンツの無断転載・使用を禁止します。
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ゴイシシジミ
ササに葉にとまったゴイシシジミ。
アリもいるし、葉裏にアブラムシもいるかと続くシーンに期待したのだが、そううまくはいかなかった。
成虫はアブラムシの甘露を好み、幼虫はアブラムシを食ってしまう。当サイトのテキスト、画像、動画、音声などコンテンツの無断転載・使用を禁止します。
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チョウセンアカシジミ
今年から、チョウセンアカシジミの撮影には事前に町の教育委員会(文化財担当)に
届け出る決まりとなっている(電話0238-62-2141)。
私も事前にことわりを入れて、昨年より通っているポイントを訪れた。今年はチョウセンアカシジミの発生も早まっているらしい。
もうすでに幹に新しい卵がたくさん産みつけられている。
最初、パッと目に入ってくる数は少なめだったが、周辺の下草などをのぞいてみると、
いるわいるわ、確かにかなりの数が発生している。12時頃、交尾中のものを見つけた。
ここは住宅地の中にある生息地。道路沿いのトネリコより発生している。
近所の人はもちろん、チョウセンアカシジミについてよくご存じだ。
お昼前後、しばらく産卵するものがたくさん現れた。
目についただけで5匹いたのだが、1時過ぎには全く見られなくなった。
そこで、今日は用事もあったので撮影を終了し鶴岡に戻った。チャンスがあったら、一週間以内に再び訪れてみたい。
昨年見た夕方の乱舞は本当に見事だった。ところで、長野県東御市のSさんから気になるメールをいただいた。
東御市が天然記念物にしている希少種オオルリシジミについて、衝撃的なニュースだった。
食草のクララの花穂が大量に盗まれていたというのだ(信毎WEBの記事)。
オオルリシジミは6月のはじめに活発に活動し、クララの花穂に産卵、
そして今は幼虫は花穂を食べて育っている。
それをごっそり盗っていったものがいるという、とんでもないことだ。
私も昨年まで東御市の住人で「オオルリシジミを守る会」の会員である。
長野にいた頃もあまり会の活動をお手伝いできなかったが、
熱心に活動されていた皆さんのがっかりされている姿を想うと、本当に悲しくなる。
盗っていったものはいったい何をしようというのだ。
誰も得をしない。悲しみが残るばかりじゃないか。当サイトのテキスト、画像、動画、音声などコンテンツの無断転載・使用を禁止します。