カテゴリー: 虫の眼レンズ

  • コスズメ

    暗くなった直後は、スズメガたちの吸蜜シーンの撮影チャンス。何度もそのようなシーンに出会っています。今年はいつもの虫の眼レンズを使って、ストロボ連写!と期待して臨みましたが・・・
    コスズメはストロボの連写にパニックしてしまいます。これは予想していなかった。。。何度となくチャンスを潰してしまいました。
    唯一まともに写った一枚も、ハマゴウが切れていて不満足、形もいまいちかなあ・・・

    ハマゴウに吸蜜にやってきたコスズメ

    次の機会に期待しよう

  • シロスジコガネ

    大きな触角がチャームポイントの雄

    庄内砂丘に点々とあるシロスジコガネの生息地。夜になるとすごい数が地上に現れて、羽音がブンブン聞こえるほどの場所があります。その一つが、近くに風力発電の風車が建つ計画があって、かなり心配な状況です。

    なんにもない砂浜に風車を立てても問題ないだろうと思う人も多いようですが、とんでもない!!今やこれだけ自然度の高い環境は少ないです。シロスジコガネの棲む砂浜がどれだけ貴重か、検索してみればすぐにわかるでしょう。この虫、松林に棲むって図鑑には書いてありますが、ここでは浜辺のハマニンニクの草原から飛び立ちます。

    ハマゴウにとまる雄

    ハマゴウだって、ハマニンニクだって、今はそこそこありますが、数機の風車を建てるために重機が入り、重機が走れるように砂丘を切り崩せば、どうなるものやら。聞けばある鳥の営巣地があって反対運動もあるとか。そういう所に入っていかないので、情報が入ってこないし、情報の提供もできない。
    やっぱりそれじゃまずいかなと思いますが、自分にその時間を作る余裕はあるのかと・・・暮らしていけなくなりそうで、ココロにブレーキがかります。

    暗くなってすぐの30分ほどによく飛ぶ
    雌の触角は小さい

    ヤマトマダラバッタだって忘れてはいけません。これも数の多い今のうちに、まずは知名度を上げたいものです。

    ヤマトマダラバッタの終齢幼虫。砂地によくとけこむ見事な擬態。
  • 大雨後のクロアナバチ

    庄内北部から最上地方にかけて記録的な大雨となりました。最上川の河口近くで一時氾濫するんじゃないかと心配になるくらい水かさが増えて、定点カメラを見ながら心配していました。
    お昼近くには水位が下がってきて、よかった。。。クマコオロギの生息地が一時完全に水没しましたが、きっとうまくしのいでいるでしょう。

    鶴岡の私の近所もそれなりに降りましたが、特に大事もなかったようです。まずは一安心。
    公園のクロアナバチも何事もなかったように巣穴を掘ったり、獲物を運んできていました。

    セスジツユムシを引き込む
  • シロスジカミキリ

    新しい産卵痕が多いと思った場所に夜になって行ってみると、シロスジカミキリが産卵中でした。しばらく噛み傷をつけるところを撮影していましたが、一向に産卵に移る様子がなく、ヤブ蚊の猛襲に耐えられなくなり、途中で離脱しました。。。

    ミズナラの幹をかじる雌

    次に本題? ゴキブリ嫌いな方、閲覧注意
    (さらに…)

  • 雨の中のカブトムシ

    やっとカブトムシに出会えました。探す余裕がなかったといえばそうですが、カブトムシくらい、ちょっと探せばすぐ見つかるものです。でも、今年は河川敷のヤナギは状態が悪い。どうもいつものようには行きません。
    そういえばと入った海に近い林に見つけました。よかった! 樹種はミズナラでしょうか。

    シロスジカミキリの産卵痕から染み出した樹液にて

    時間は正午ころ。このあと大雨になるのですが、まだ軽く降り出したばかりで、カブトムシもちょっと濡れた程度。まだ降りる気はなさそうでした。

    ゴマダラチョウは海に近い林ではよく見ます。

    ゴマダラチョウ3匹とむこうにカブトムシ
    近づきすぎた結果、このあと、思いっきり臭いのを浴びることに。。。