カテゴリー: 昆虫

  • オオカマキリ

    あるカマキリを撮影中のこと、足下でバタバタ虫が羽ばたいている音がする。
    見るとカマキリが何かを捕まえているようだ。
    ああ、アカトンボをとったんだろう、よく見る光景だな。。。
    よくも見ないでそう思ってしまったのだが、
    しばらくその羽音を聞いているうちに、どうもトンボと違うような気がしてきた。
    よくよく見れば、つかまっているのは大きなトノサマバッタ。
    力強いオオカマキリでも、暴れるトノサマバッタを押さえつけているのは大変そうだ。

    PB112728
    11月11日 鶴岡市 E-520 50mmマクロ+魚露目8号

    気温が低めで、動きが鈍い。
    一時間ほどして戻ったときも、まだこんな状態。
    日没近く、更に冷え込んできた。
    これ以上の撮影はあきらめてその場を離れたが、果たしてこのオオカマキリ、
    トノサマバッタを完食できただろうか?
    PB112791
    11月11日 鶴岡市 E-520 50mmマクロ+テレコン

  • キイロマツモムシ

    高山性のマツモムシ。
    メススジゲンゴロウと共に網に入ってきた。

    キイロとつけられているけれど、実物はベージュ色っぽい。
    名前から受ける印象から、ちょっと期待を大きく持ちすぎたかも知れない。
    初対面の印象:ふ〜ん?これがそうかあ。。。という感じ。

    普通のマツモムシと比べると、わずかに大きいだろうか。

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    11月10日 鶴岡市 E-520 50mmマクロ+テレコン

  • エンマコオロギの産卵

    お昼過ぎ、ちょっと晴れ間が出た。
    割と気温が高く、虫たちも多い。
    雨降りの毎日、みんな、わずかな晴れ間を待ち望んでいるのだろう。
    エンマコオロギも盛んに産卵していた。
    でも結構敏感で、しばらく粘ってようやく撮影できた。

    PB022224 PB022221
    11月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    この所、庄内は雨が降りっぱなし。
    次々に雨雲が流れて、晴れ間が時々ほんの少し顔をのぞかせる程度。
    風も強いし雷も多い。
    庄内の冬が、もうすぐそこまで来ている。

  • クロスズメバチの飛翔

    EX-F1でクロスズメバチの巣の出入りを撮影してみた。
    以前、500fpsや1000fpsの高速度カメラで撮影した事もある過去の経験から、
    300fpsでは足りないだろうと思ったのだが、いやいや、そんなことはなかった。

    kurosuzume
    10月19日 山形県鶴岡市 EX-F1

    写真を撮影した日は、曇り空だった事もあって、やや不活発であった。
    土をくわえて出てくる働きバチがなかなかとらえられなかったのだが、
    晴れた日にやれば違っただろう。
    この映像には3連チャンで出てくる。

  • クロスズメバチの飛翔

    かがくナビ「今週の自然だより」の原稿用に撮影したクロスズメバチのNGカット。
    NGだったのは、目的が口に何かくわえて外に出るハチの姿をとらえたかったからで、
    飛翔写真としてはOKカットだ。
    前翅と後翅はフックで繋がって一枚のように機能しているのが見えて面白い。
    分かりやすいように大幅にトリミングしてみた。

    閃光時間1/20000秒の小型ストロボとセンサーを使用しての撮影。
    スペック上は1/20000となっているものの、このストロボは果たしてその通りに出ているか
    わからない。中古のストロボだからなおのこと怪しい。。。
    信じるならば、このあたりの閃光時間がクロスズメバチの翅がブレるかブレないかの境目のようだ。
    もっとも巣の出入り口での事だし、トップスピードで飛ばれてしまえば、体もブレブレだろう。

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    10月14日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン