もう少し後の方が見頃だと思っていると、気がつくとシャッターチャンスを逃してしまう。
植物については、本当にしょっちゅう失敗をやってしまっている。
トチノキまでそれをやってしまっては、庄内に住むものとしてはさすがにマズイ・・・
と思っていたところで、月山の麓を走っていて、ちょうどいいタイミングのトチノキにであった。
救われた思いがした。。。
6月5日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm
鮭川村のギフチョウシンポで楽しくお話しさせていただいた鶴岡市の柴田さんから、
別のハッチョウトンボのポイントを案内していただいた。
これがまたスゴクいい場所。
大切に守っていかなければならない貴重な環境と感じた。
柴田さん、どうもありがとうございました!
ハッチョウトンボの棲む環境はだいたいどこも似ている。
長靴で歩いてみると、水底の泥も含めて足首くらいまでの浅い水深だ。
6月2日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm
羽化したばかりの色の薄いものが大多数。
色づいて雌雄の区別のつきやすくまで成熟しているものも2割ほどいた。
6月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
水の中にはハッチョウトンボのヤゴも容易に見つけられる。
それらを含めるとかなりの数になりそう。
6月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
他にもたくさんトンボが見られた。
多かったのはシオヤトンボ。
下の写真は、ヨツボシトンボとコサナエ。
6月2日 山形県鶴岡市 E-520 Nikkor Ai-S 300mm
まだつぼみをつける前にしおれてしまったヒメジョオン。キクスイカミキリという小さなカミキリムシが産卵したためにこうなってしまっている。今のこの季節、花壇のものも含めて、キク科植物は多くこのカミキリに狙われている。ヨモギ、フランスギクなどに多いだろうか。
ヒメジョオンの枝に傷つけているキクスイカミキリ。横に何本もかみ傷が見える。
近づくと結構敏感に反応する。作業を途中でやめてしまい、ポトリと落ちたり飛んでいってしまったり。この時も、傷つけている途中で枝先まで登っていって、傷つけていた場所と離れたところで産卵行動をとって、飛んでいった。以下、続けて撮った写真だが、一連の動きをとらえていないと思う。
6月1日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
横に傷つけるのは枝をしおらせるためのもので、産卵は傷のライン間に行われるらしい。枝に傷をつけるのは、卵が安全に孵化し、幼虫が中を食べ進むために必要なのだ。完全に枯れてはダメだし、生でもいけないのだろう。
次は遠くから望遠で狙ってみたい。
二階の窓から遠方の月山に見える雲の流れを撮影。
速度60倍にして、微速度撮影的な映像にしてみた。
レンズは昨日の300mmから、タムロンの90mmに変更。
このタムロンレンズはかつて、ペンタックス用に使っていたもの。
約15年ケースの中で眠っていたが、ようやく新たな活用法を見つけることができた。
でも、この使用法は画質にやや不安をかかえている。
音集めの次の目標は、やはり映像と音の同録。
まずはカジカガエルを狙ってみた。
小型HDVカメラに愛用の古いニコンAi-S 300mmを組み合わせる荒技での撮影。
周辺がやや光量低下が出てしまったので、少しトリミング。
どんどん大きくなるクリの葉を見ながら、ナミオトシブミが全く見つからないのが不思議だった。
海野さんはよく東北でハンノキのなかまで葉を巻くところを撮影されていたので、そちらも気にしていたのだが見つからないまま。
でも、今日ようやく見つかった。
沢沿いにあった細長い葉につくられた揺藍。大きさといい形といい。。。
今日は気温が低く、揺籃づくりはしていなかったようだ。
葉裏に休んでいた雌を発見。
カメラを向けたら歩き出した。
5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
こちらは雄。雌より頭が長い。
5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
この細長い葉の植物は何だろうと思っていると、ふと目に入った別の虫。
クルミハムシだ。とすると、これはクルミ?
家に戻って調べてみたところ、サワグルミとわかった。
5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
お腹の大きな雌と、隣は雄だろうか。
久しぶりに鮭川村のギフチョウの保護地に行ってみた。
ミチノクサイシンの下にいるはずの幼虫をしばらく探したが、こいつあ全く難しすぎる。
そのうち、視界の隅にチラチラ見えているウスバシロチョウが気になってきた。
なんか妙だぞ。。。
とまった一匹を見て、そうか黒化型かと思い出した。
黒いウスバシロチョウは、日本海側に多く見られるらしい。
海野さんも、かつて何度か小諸日記に書いておられた(黒いタイプと白いタイプ)。
でも私自身は、あまりしっかり見た記憶がない。
長野のものは白かったし、山形の庭で見ていたなかにこんなのはいなかったと思う。
白い鱗粉がほとんどなく、翅が黒というか半透明だ。
こちらはいくらか白い鱗粉があるが、とても薄い感じがする
5月28日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
これは面白いと撮影していると、鮭川村の矢口さんが通りかかって、お話しを聞くことができた。
このあたりじゃ、このタイプがむしろ普通なのだそうだ。
驚きました。。。
永幡さんより鮭川村でギフチョウシンポの反省会があると聞き、私もぜひ参加したいと厚かましくもお邪魔してきました。
高橋さんのブログにはその様子が紹介されています。
高橋さんのお宅で永幡さん、高橋さんと3人でまた一杯、やったはずなのですが、翌朝になったら記憶が飛んでしまっていました。
ギフチョウシンポの時に一緒に行動した腰高さんに電話したのは、何となく覚えているんだけど、変なことを言っていたらゴメンなさい。
飲んでいたときは普通にしていたそうですが、本当のところはどうだったのでしょう?
いまだに酒の飲み方がヘタな私です。
せっかくの集まりに、私はまたカメラを持っていきませんでした。。。
実は鮭川に向かう27日夕方、出発直前に、OLYMPUSから注文していた新機種が届きました。
まだ箱を空けずにとりあえず鮭川に持っていきました。
着いてすぐに反省会会場に移動しましたので、いきなり酒の席でカメラに。。。というのもなんでしたので、結局手ぶらに。
次からは何か必ず持っていくことにします。
翌日は永幡さん、高橋さんと3人で、鮭川村周辺をまわってきました。
そこでE-520での撮影を開始。
510と基本的には変わらない操作感で、全く抵抗なく機種変更ができました。
背面の液晶画面、時間がたつとバックライトが消えますが、その状態でも表示が見えるのがうれしいです。
鶴岡に戻って、さていつものようにとSILKYPIXを立ち上げたら。。。当たり前の話ですが、まだ未対応でした。
何故かうっかりRAWだけで撮影してしまいました。
そこで、実は初めて使うことになるのですが、付属のOLYMPUS Masterを立ち上げました。
使い慣れたSILKYPIXもいいのですが、やはり純正ソフトはまたいいです。
カメラの設定の結果がRAWデータを操作しながら確認できて、また勉強になりました。
肝心の新機種E-520の写りですが、期待通り、素晴らしいです。
今日からアップされるOLYMPUSでの画像は、すべてE-520による撮影となります。
一月ぶりに山形の実家に遊びに寄った。
虫好きの甥っ子と庭を見てまわっていると、ツツジの葉の上にムシクソハムシらしい虫が見えた。
(あとで調べてツツジコブハムシとわかった)
葉先にちょこんと乗っかって、ジッとしている。よほど見つからない自信がある様子。
残念ながら私のようなニンゲンには、やたらよく目立って見えてしまう。
ストロボつきでパシャパシャやっていたら、さすがに嫌がってポトリと落ちてしまった。
でも、ありがたいことにまだ葉っぱの隙間に引っかかっていた。
背面から見た姿は、まさにガやチョウの糞(クソ)そのもの。
石の上に置いて、お腹側からもう一枚。
脚がぴったり隙間におさまってフラットになっている。
実にお見事!
5月25日 山形市 EOS KissD X MP-E65mm