Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

感度3200

低感度リバーサルフィルムからスタートした私の昆虫写真。
そのきっかけを作ってくれたのは、海野さんの「チョウの世界」でした。
「KR」というので撮ればプロと同じ品質のものが撮れるんだと、中1の私はえらく興奮しました。
中学〜大学までKR基本で続けて、はじめて海野さんにあったところ、今はベルビアだよと言われ、それからはFujiばっかりになりましたが、なかなか感度64基本からは離れられませんでした。

途中何度も高感度は試しました。ED、KPL、RHP・・・その都度がっかりさせられて、なんでKRを入れておかなかったのかと悔やんだものです。こんなふうに、私の高感度アレルギー体質は作られました。

今日はオドリバエの一種を、感度3200で撮ってみました。

確かに荒いですが、昔の高感度フィルムを思い出してみましょう、感度3200ですよ!
フィルムだったら、ピントが合っているかどうかもわからないくらい、大きな粒子の中に像が埋もれていたはずの3200です。

部分アップ__その1

部分アップ__その2

オドリバエがいるような薄暗いところで、絞り6.3で1/500シャッターが切れ、マクロ150mm、風も吹く中で、手持ちでぶれていません。OM-Dの手ぶれ補正も効いていますが、これはすごいことです。

ここしばらく使ってみた感想ですが、高速シャッターを選ぶときは迷わず800だけど、感度400がやっぱり綺麗というところ。
また800と1600でははっきりと違いを感じます。
そして、3200以上の高感度も、必要に応じて積極的に試してみたいと思います。


“感度3200” への4件のフィードバック
  1. 超合金グフ

    家のコンデジだと高感度オートで光学ズーム枠ではまあマシですがデジタルズームで撮っちゃうと大変なことになりますよ、レンズ交換できるガンレフだからこそ使える技かも?

  2. 高嶋清明

    あ、これは機材自慢というわけじゃないんです。そう読めてしまうかな・・・
    前は不可能だったことができるようになって、撮影の幅がひろがったことが単純に嬉しくて、楽しいんですよ。
    最初はどうかなOM-Dという気持ちもあったのですが、いやいや、なかなか優れものです。
    あれ? やっぱり機材自慢したいのかw

  3. 超合金グフ

    色々気になって調べて見たら、ノイズフィルターとエンジンの違いのようですね、
    私のコンデジの後継機にはOMDと同等?なものが搭載されるようなので、
    もしかすると今後のコンデジでもかなりISO高くしても良い物が撮れるのかも?

    今、買い換える余裕が無いけどorz
    月末発売って何よ!

  4. 高嶋清明

    きっとそうなります。
    そして、今まで撮り逃していたものこそ、これからどんどんトライしていくべきと思います。
    超望遠、超接写、超高感度・・・以前は「超」のついていたレベルのものも、今ではそうビックリするほどのものでなくなっています。

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