低感度リバーサルフィルムからスタートした私の昆虫写真。
そのきっかけを作ってくれたのは、海野さんの「チョウの世界」でした。
「KR」というので撮ればプロと同じ品質のものが撮れるんだと、中1の私はえらく興奮しました。
中学〜大学までKR基本で続けて、はじめて海野さんにあったところ、今はベルビアだよと言われ、それからはFujiばっかりになりましたが、なかなか感度64基本からは離れられませんでした。
途中何度も高感度は試しました。ED、KPL、RHP・・・その都度がっかりさせられて、なんでKRを入れておかなかったのかと悔やんだものです。こんなふうに、私の高感度アレルギー体質は作られました。
今日はオドリバエの一種を、感度3200で撮ってみました。
確かに荒いですが、昔の高感度フィルムを思い出してみましょう、感度3200ですよ!
フィルムだったら、ピントが合っているかどうかもわからないくらい、大きな粒子の中に像が埋もれていたはずの3200です。
部分アップ__その1
部分アップ__その2
オドリバエがいるような薄暗いところで、絞り6.3で1/500シャッターが切れ、マクロ150mm、風も吹く中で、手持ちでぶれていません。OM-Dの手ぶれ補正も効いていますが、これはすごいことです。
ここしばらく使ってみた感想ですが、高速シャッターを選ぶときは迷わず800だけど、感度400がやっぱり綺麗というところ。
また800と1600でははっきりと違いを感じます。
そして、3200以上の高感度も、必要に応じて積極的に試してみたいと思います。
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