Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

ツバキの花粉

顕微鏡の対物レンズでの撮影を面白がって続けていますが、慣れてくると画質の甘さがどんどん気になってきます。
中心部はまずまず画質がいいのですが、特に周辺部の収差がイヤな感じです。
撮影は面白いのだけど、きっとこのまま続けていくことはできないと分かってきました。

ツバキの花粉。画質の限界を強く感じる1枚となってしまいました。

そこで、年末ギリギリのタイミングで、あるレンズを物色しはじめました。
古いレンズです。絞り内蔵の顕微鏡対物レンズ的な、超接写専用のレンズ。
もちろん、今の世にもニーズはしっかりあるはずなのに、現行のラインナップから消えてしまっている・・・

手元に届くのは、年明けしばらくしてからと思います。
それまでは、またこうして顕微鏡対物レンズで様々試してみます。
何しろ、撮るのが楽しい・・・何か、新しい発見があるような期待しながらの撮影が楽しいのです。

思えば、今年の初めもゼフィルスの卵を撮影していて、超接写の世界に足を突っ込んだのですが、ずっととまったままでした。
年末になって、再燃できてよかったと思います。年明け後もしばらくは新鮮な気持ちで撮影できますから。

昆虫写真は奥が深い・・・底など見えっこありません。
来年もまた様々に「チャレンジ」する一年になるでしょう。


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