Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

オトシブミ二種のウルトラスロー映像

ナミオトシブミとヒゲナガオトシブミの飛びたちの瞬間です。
今年6月にPhotron社 FASTCAM SA2で撮影した映像より、YouTubeにアップしました。

現在のハイスピードカメラは従来より感度性能も格段にアップしています。この映像は、96球の小型LEDライト2灯使用し室内で撮影。ハイスピードカメラ用の光源としては貧弱なものですが、なんと3000fpsで撮影できました。小さな昆虫なので、ライトをかなり近づけることができたこともよかったようです。

いうまでもありませんが、ハイスピード用の光源にはフリッカーが発生するものは使えません。水泳競技など屋内スポーツのスロー映像が盛大にちらついているのも、照明のせいです。その点、LEDはフリッカーの心配は皆無です。

ただし、電球型LEDライトはNGのようです。何故でしょう?840ルーメンのものを1つ試してみたのですが、明るさがちらついてダメでした。


“オトシブミ二種のウルトラスロー映像” への2件のフィードバック
  1. 吉川公夫

    本日、海野和男奨励賞を受賞させていただきました吉川です。やや古い記事へのコメントですが、電球型のLEDはPWMで調光しているLEDライトなのではないでしょうか(参考までにhttp://www.ele-lab.com/led_iroha5.html)。僕もLEDライトを接写に応用しようと色々試しているのですが、本業が忙しくなかなか進んでいません。
    本日の講演で内容が凄く僕好みだったので、数時間ぶっ続けで読み漁っています。ブックマークには入れていたのですが、あまり訪れていませんでした。本日は本当にありがとうございました。

  2. 高嶋清明

    吉川さん、ありがとうございます!とっても嬉しいです。
    LEDライトはフリッカーなど無縁なはずと思っていたので、どういうわけかと思っていたのですが、解決に向けてのヒントをいただきました。熱をもたず、色のバランスもいい、LEDのメリットを積極的に活用したいですね。

    ブログずっと見ていただいているんですか!恐縮です。
    最近の超マクロシリーズ、楽しんでやっているのがよく見えると思います。
    この勢い続くようがんばります。

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