雪や地吹雪についてはよく伝えられますが、庄内の冬の暗さについてはあまり聞かれないと思います。
小諸から庄内に移って、あらためて驚いたのはこの暗さでした。
暗い空、強烈な稲光、雷鳴、突然に降り出す激しいあられ、雨、雪・・・。
当初はめげそうになりましたが、防寒・防水対策をしっかりして出れば、まあ楽しいものです。
また、少ないながらも収穫があると喜びもひとしお。
この日はミスジチョウの幼虫を見つけました。
カエデでなかまの木に残った枯葉。よく見ると・・・
こんなふうにミスジチョウの幼虫がとまっているものも、たまに見つかります。
枯葉によく似た姿で、実によくとけこんでおります。
気温も体温も下がって、幼虫は全く身動きできない状態で長い冬をすごします。
天敵が近づいても、そっと隠れるなんてできるわけがありません。
生死がかかっていることです。精一杯に目立たないように自らの姿を演出します。
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