Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

クヌギカメムシ

本日の遠出の目的の一つは、クヌギカメムシでした。
長野時代は毎年の恒例行事のように写真に撮っていたこのカメムシ。果たして山形の生息状況はどうなのか?
まず、クヌギがほとんどない山形県。庄内では、鳥海山の麓の公園に植えられている若木を見ただけで、
巨木が並ぶ雑木林は見たことがありません。
内陸では数カ所見ていますが、それでも少なめ。かわりにアベマキは山形市周辺に多く見られます。
クヌギカメムシはアベマキにもつくのでしょうか?知りたいことはたくさんあります。

山形に戻って3年目で、ようやくその確認に出てみました。

結果は何だかすっきりしないものでした。
いることはいますが、数は非常に少ないと思われます。
アベマキの若木に、今日はトータル5匹ほど見ました。

小諸では、たいてい一本の木に数十匹集まって産卵していましたから、寂しいばかり。
卵塊も、2本ほど見つけただけでした。

ちょっと少なすぎ。
だんだん、これは本当にクヌギカメムシなのか、自信がなくなってきました。

一匹、尾の長い寄生バチが、アベマキの幹のすき間に産卵管をさしこんでおりました。

カミキリの幼虫に産卵でしょうか?


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