オオスズメバチが秋遅くまで活動できるのは、巣が地中に作られているためです。
「地蜂」の別名をもつクロスズメバチも同じ。
11月後半のこの時期に働きバチがヤツデの花にくる虫を狩ったりしているのですから驚きます。
まだ巣内に幼虫がいるんじゃないでしょうか。
ヒラタアブをつかまえたのはヤツデの花の上。
ポトンと落ちて、葉の縁にぶら下がるようにとまったのを見ると、もうすでにアブの翅をかみ切っています。
逃げられないようにでしょうか、最初は前脚と中脚で獲物をしっかり押さえています。
やがて姿勢を変えて、肉団子にまとめていきます。
↑これでほぼ完成です。
この直後、巣に向かって飛び去っていきました。
ちなみに、場所は海岸近くの日当たりのよい神社。
県内で、もっとも最後まで秋が残っている場所と思います。
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