ウバユリ

生えている場所も薄暗いところだし、あまりいい印象を持っていないウバユリ。
けれど山形の帰省中、たくさん固まって咲いているのを見つけて、
あまりの見事さにカメラを向けてみた。

朝、ようやく日が射しはじめる時間、次々にやってくるマルハナバチが面白かった。
改めてよく見ると、ウバユリの雄しべと雌しべは、受粉を助けてくれる虫たちが
とまれるようにうまくデザインされているように見える。
P8122802 P8122813

花の中で、マルハナバチは、雄しべや雌しべにぶら下がって、後脚の花粉団子を作っていた。
花びらの内側は大変滑らかで、ツメはひっかからないだろう。
足場は雄しべと雌しべだけになる。

P8122794 P8122758
8月12日 山形市 E-520 50mmマクロ&シグマ150mm

花の中に留まっている時間は結構長く、花粉の受け渡しには十分すぎるように見えた。
あたりは花の強い香りで一杯だった。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です