セモンジンガサハムシ

サクラの葉裏に多いセモンジンガサハムシ。
葉っぱにぴったり張りつくようにとまり、アリなどの敵から身を守ります。
胸と前翅の縁が透明なのは、果たしてどんな狙いがあるのか? 色んな想像してみるのも楽しいです。

さて、セモンジンガサハムシは幼虫もサクラの葉を食べて育ちます。
成虫の近くには、小さな幼虫が何匹かついていました。

幼虫の背中にのっているのは脱皮殻(と糞?)です。
4本ある長い尾状突起がそれぞれの脱皮殻にも確認できるのが面白いですね。
まだ3mmほどの小さな幼虫ですが、脱皮殻の数からすでに3齢幼虫であることがわかります。

成虫は葉裏にばかり見られますが、幼虫は表にも裏にも同じように見られます。

卵はないかと探してみました。たぶん、これがそうでしょう。
ヒルガオに見られるジンガサハムシの卵に似ています。

何だか活き活きして見えません、この卵。
すでに幼虫が出ていったあとかも知れません。


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