タンボコオロギの声

幼虫越冬のタンボコオロギは田植えが終わった頃には鳴き始める。ジッジッジ・・・と連続的に鳴き、ちょっとアマガエルの鳴き声に似た響きがある。耳に入っていても、コオロギの声とは気づかずにいてしまったりしないだろうか?今回の録音ではアマガエルの声もたくさん入ってくる。その中でずっと連続的に続いて一度も止まらない鳴き声がタンボコオロギのものだ。マイクの近くにいる一匹の声をひろっている。


ZOOM H6, RODE NT5 (OMNI 20cm)
2015年6月20日 千葉県

関東地方では5月のはじめにすでに鳴き始めているところがあった。5月はいったん鶴岡に戻り、一ヶ月後に再び関東地方に戻ってみると、ますます賑やかになっていた。

2008年鶴岡に戻ってからタンボコオロギの声にはそれなりに注意していたつもりだが、聞き逃している。「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」の巻末には、県別分布表があって、山形県にはタンボコオロギが生息していることになっているのだが・・・。数日前に鶴岡に戻って早速夜の田んぼをまわってみたが、タンボコオロギの声はやはり聞かなかった。
夜は出不精になっているのは確かだから単なる聞き落としかも知れない。庄内にはいないが、最上や置賜にいるなんてこともありそうだ。ちょっと本気で調べてみなければなるまい。


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