Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

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  • ハヤブサ

    ふいに目の前を横切った鳥を眼で追うと、40〜50mほど先の電柱にとまりました。ハヤブサです。

    獲物を食べ終えたばかりなのか、口元や胸が血で赤く染まっています。もしかしたら、たった今まで獲物を食べていたのかも知れません。前にドバトを食べるハヤブサを撮影したことがありますが、ちょうど今頃の季節だったように思います。


    血に染まった脚を綺麗にしようとしているのでしょう。鋭いケヅメを見せてくれました。

    電柱に顔をこすりつけて、痒いんでしょうか。こんな動作は、ウチで飼っているインコみたいです。思わず頭をなでてやりたくなりますが、鋭いくちばしで突かれたらシャレになりません。

  • オジロワシ

    何と驚いたことにカラスの群れの中心にいたのはオジロワシ。

    何か、獲物を食べているようです。鳥の羽毛が見えますが、オジロワシは狩りが不得意とのこと。
    自らで狩ったものではないかも知れません。

    ひょっとしたら、先のハヤブサの獲物を横取りしたんじゃないでしょうか。

    それにしても感激です。前に見た時は、肉眼でやっとそれらしいと確認できるくらいにしか近づけませんでした。
    それが獲物を食べているのが分かるほどに近づけるとは・・・。トビやカラスが随分小さく見えます。

    警戒心の強い鳥です。すぐに遠くへ飛んでいってしまいました。。。

  • コハクチョウ

    今日は朝からお昼過ぎまで人間ドックで病院に。

    待ち時間が長いのにいつもながら閉口します。その間、9階の窓から鶴岡の街を見下ろしていましたが、やたらトビの姿が眼に入ってきます。上昇気流に乗って、数羽集まってくるくる楽しそうに旋回しております。
    この冬は鳥の撮影から遠ざかっていましたが、そんな姿を見ているうちに、何か火がついてしまったかのようで、3時過ぎになってから、ハクチョウの集まる田んぼに向けて車を走らせておりました。

    田んぼの雪はところによっては浅く、ハクチョウたちは、そんな場所を目ざとく見つけて、熱心に口を動かしております。

    緑の草が美味しそう。ワラのようなものばかり食べていると思ってましたが・・・そりゃ、瑞々しい方が美味しいに決まってます。この冬は雪が深くてエサ探しには困ったでしょう。田んぼではしばらく連中の姿を見ませんでした。雪解けが進んでいけば、こうしてまた田んぼに戻ってくるでしょうか。

    偶然ながら、面白いシーンが撮れました!狙っても、そう簡単には撮れない瞬間と思います。

    ナカナカの快便のようです。。。

  • オオハクチョウ

    鶴岡に戻ると薄日が差していて、何だか春が来たかのようです。
    明日から再び冬型が強まるそうですから、外を少し回ってみることに。大方ハクチョウを見て終わりました。

    池に来ていたオオハクチョウ。エサをもらえると思ったのか、5Mくらいの所まで近づいてくれました。

    しょっちゅう泥の中に首を突っ込んでいるためか、顔だけ汚れているのが多く見られます。
    こんな所にもコハクチョウとの違いを感じます。

    池には氷が張っています。とけたところに顔を突っ込んで何か食べていますが、時々氷の上も歩きます。
    滑りながら、やけに慎重に歩いているのが可笑しかったです。

  • ヒシクイとコハクチョウ

    いつもは雪深くなる頃に他所へ移動してしまうと思うのですが、今年のヒシクイはまだたくさん見られます。

    ヒシクイは大きなガンで、コハクチョウと並んでもあまり変わらないように見えます。

    畦の雪はすっかりとけていて、表に出た草を食べにやってきました。

  • ツバメ

    久しぶりに宮城県の太平洋岸を訪れました。

    なんと美しい日の出!
    海岸にわずかに残るマツの砂防林が印象的です。

      

    いつもの橋の上からの光景もまるで違って見えます。
    アシ原も銀色に輝く穂が印象的でした。

     

    しばらくすると、ピチピチ・・・と鳥の声が近づいてくるのに気づきました。
    何とツバメではないですか。。。南に向かって移動中の群れのようです。

    この土地には毎年たくさんのツバメが来ているそうです。
    今年は、あまりの景色の変わりように、さぞ驚いたことでしょう。
    毎年の住まいだった場所が無くなっていて、悲しんだかも知れません。

    また来年会おう。元気で!

  • キミ・・・本当はヤマドリじゃないんでしょ?


    山中、妙なヤツにつきまとわれました。ヤマドリなんでしょうが、こんなのは初めて。1m以内にずっとついてきます。「わがはいは・・・」とか語り出しそう。決して負けを認めないタイプのようです。

    いつも見るヤマドリはといえば、ほんの一瞬視界の隅を抜けるくらいしか見ない慎重な連中です。あとは「ドドド・・」とほろ打ちする音を聞く程度。

    長い尾っぽはどうしました?
    そんなに頭尖ってましたっけ?
    キミ、本当にヤマドリですか?


    ただついてくるばかりじゃありません。ちょっとかまってやろうとすると、挑発に乗って攻撃してきます。もっとも、ツメもくちばしも、ニワトリにつっつかれる程度で、 さほど怖くはありません。でも、何でこんな風になっちゃったのかと思うと、ちょっと心配ではあります。脳に何か悪いのが入り込んでしまったんでしょうか?

    家に帰ってネットで探してみると、似たような体験談がいくつか見つかって、笑ってしまいました。もう二度と会えないのかなあ・・・別れた後はちょっと寂しくさえありました。


    妻に撮ってもらった1枚。靴をあげると、それだけで飛びかかってきます。

    それにしても、うちの奥さん、たった1枚で見事に決めてくれました。私より瞬間をとらえるのがうまいんです。嫉妬しちゃいます(笑)。

  • オオハクチョウ

    コハクチョウは比較的乾いた田んぼにいますが、オオハクチョウは水辺を好みます。
    冬の間は川とか沼に多く、田んぼに多いのは、雪解けの今のシーズンが多くなります。
    しかしよく晴れました!!

    月山をバックに

     

    こちらは鳥海山

  • ハシブトガラス


    鶴岡公園のウメの様子を見に行く途中、驚愕の光景に遭遇しました。頭上のサクラにとまったハシブトガラスが何かくわえています。よーく見ると、何とそれはカワラヒワ。。。

    その数分前の事です。目の前を低く通り過ぎたカラスがカワラヒワを追いかけているのを、私は確かに見ておりました。カワラヒワは急旋回をくりかえしてはカラスを撒こうとしていましたが、結局つかまってしまったのか・・・


    気づいた瞬間はゾッとしてしまいましたが、ヤツは捕らえた獲物に満足そう。カメラを向ける私に、どうだ見てくれと言わんばかりです。
    たくましい!実にたくましいもんです。
    自分でも妙だなあと思いますが、何だか胸が熱くなってしまいました。

  • ハヤブサ


    真下を通り過ぎてから、電柱に止まっている鳥がハヤブサであることに気づきました。雪解けが進み、ようやく通れるようになった農道でのこと。そっと引き返し、そろりそろりと近づきました。

     

    高速で獲物を狩る印象の強いハヤブサですが、止まっている姿も、飛んでいる姿を見ても、結構ふとっちょで、チョウゲンボウの方がよっぽどシャープな感じがします。それが、風に乗ったときや、高空から弾丸のように落下してハトやカモを仕留める時は、まるで別の鳥。最速の猛禽へとスイッチを切り換えます。

  • チュウヒ

    よく見るノスリとはちょっと違う感じがして、近づいて見ると別の猛禽でした。
    ノスリよりも首が長いように思いました。あとで画像を調べてみると、チュウヒのようです。

    サイズが足りなかったので、あとはトリミングで。

    なかなか精悍な顔つきです。

    こちらは近くにいたトビ。

    チュウヒにもこれくらい近づきたかったのですが、彼ははるかに慎重なヤツでした。

  • メジロ

  • コハクチョウ

    これまでは、フィールドスコープを使ったビデスコで鳥のアップを撮っていましたが、これからは動画の方も、
    BORGを使ったり、スチルカメラ用のレンズを使ったスタイルにシフトしそうです。
    正直、ビデスコは速写性にも画質にもやや難のあるシステムでした。

    GH2のマイク端子について不勉強だったもので、いざ撮影となったときに、2.5mm端子である事に気づきました。
    3.5mm端子で揃えていますから、使いたくても使えません。
    というわけで内蔵マイクで小さくしか録れませんでした。

    あとで2.5mm→3.5mm変換プラグを探しました。
    ステレオのものなんてあるわけないかと思いましたが、意外にも、近くの電器屋さんに普通に売っていました。
    ポケットラジオなんかで、2.5mm端子を採用しているものが結構あるようで、そのおかげのようです。

  • コチョウゲンボウ

    こちらの背中の青いのはコチョウゲンボウとわかりましたが、

    キミはチョウゲンボウ?それともコチョウゲンボウ?

    難しいので保留!

  • ヒヨドリ

    BORG 77EDⅡの対物レンズを破壊してしまいました。
    冬の鳥ばかりでなく、様々な場面でとってもありがたい存在だったのに。
    しかも、購入からまだ一年経っていません・・・

    しかし、このタイプの超望遠レンズ、今や私にとってなくてはならないものになっています。
    というわけで、ガッカリ直後に新しいレンズを注文してしまいました。
    2010年秋のこのタイミング、実はBORGのラインアップにとっても気になるものがあります。
    焦点距離は510mmから400mmになってしまいますが、蛍石レンズを採用した新製品「71FL」です。
    蛍石がこんなすぐ手の届くところにあるのは、まさに衝撃的。
    せっかくですから、今回はこちらを選びました。

    さっそくテスト撮影は、庭のカキにきたヒヨドリ。
    77EDⅡの時から使っている1.4倍テレコン併用です。

    評判通りの高画質と見ました。背景にはお隣の雨樋が写っていますが、綺麗にぼけてくれています。

    上の写真のピクセル等倍(リンク先)。
    E-520、ISO800での撮影でノイズたっぷり。でも、像がしっかりしているので私はOKです。

    驚いたことに、カキの実にショウジョウバエが一匹とまっているのが見えます。
    これを見てレンズの解像力の高さを確信しました。

    ヒヨドリの頭にも何かとまっています・・・何でしょう。ヌカカ?・・・気になります。

    さて・・PanasonicのGH2の予算はまるまるBORGに化けてしまいました。
    また今回も見送ることにしましょう。

  • 伊豆沼のマガン

    伊豆沼にはもう多くのマガンが集まっているとの情報。すでに今月10日頃には約5万羽の飛来数とか。
    5万羽!? 実はそろそろ期限ギリギリのビデオ撮影の予定があります。
    天気も良いし最高のチャンス。鶴岡からは車で片道3時間弱。結構近いんです。迷うことはありません。

    写真はあまり撮影できませんでしたが、結果は出かけて大正解でした。
    出発前におこった事件だけが悔やまれます。。。

    日中は田んぼに出かけます。
     

    時にはに上空がこんな状態になることも

    日没後、伊豆沼に帰って来る様子。
    結構低く飛んできますので、期待したような図にはなりにくいと思いました。

  • 庄内平野を通過するハクチョウ

    庄内平野で越冬するものも多いですが、もちろんもっと西で越冬するものもたくさんいます。

    この日の夕刻、上空高く南に向かって飛ぶハクチョウの群れを見ました。

    Vの字編隊で北の方角から次々にやってきます。

     

     

  • ヤマドリ

    急に道に出てこられて、とっさに持ったのがBORGのレンズ。焦点距離510mm。

    画面に納まらない!そしてえらく暗い!
    ・・・当然のように大ブレしました。

    ヤマドリ、大好きな鳥の1つ。
    いつか、その綺麗な全身を撮影したいです。

  • ハクチョウの季節

    再びハクチョウの季節が巡ってきました。今のところ、まだ1割に満たない数と思います。
    山形新聞は最上川スワンパークへの初飛来は昨年より2日遅れの10月3日と報じておりました。

    田んぼに落ち穂を食べに来ている群れにも出あいました。コハクチョウです。

  • オオヨシキリ

    山形県の天然記念物になっている酒田のカブトエビ。
    その存在は子供の頃から知っていたのですが、まだ目にしたことがありません。
    ふと今がちょうど良い時期じゃなかったかと思ってでかけてみましたが、完全な空振りに終わりました。
    やはりちゃんと調べてから行かなければダメです。

    酒田の田んぼをまわっていて、とにかくオオヨシキリの声が耳につきました。
    今日の狙いは違うからと気にしないようにしていたのですが、カブトエビも見つからずあきらめかけたところで、
    手ぶらで帰るのもなんだし、軽くオオヨシキリを撮って帰ることにしました。
    ところが!! これが撮れそうでなかなか撮れません。
    満足のいく写真が撮れたのは、もう戻る予定ギリギリの時間になっていました。

    田んぼにはカルガモのつがいも多く見られます。
    畦に座って卵をあたためているようにも見えますが、近づいても卵らしきものは確認できませんでした。

    酒田方面、特に海に近い方ではキジにもよく会います。