たいして標高の高い場所でなくとも、さすが山形は雪国です。
最近まで残雪が残っていた谷など、ギフチョウの発生が遅いところが結構あります。
カラスアゲハとギフチョウが一緒に飛んだりするのですから、驚きます。
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カラスアゲハとミヤマカラスアゲハ
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ムラサキオオツチハンミョウ
ヒメツチハンミョウかと思ったのですが、触角の形(第1節〜第4節)を見ると、やはり昨年、永幡さんに教えてもらったムラサキオオツチハンミョウと思われます。
この日は2度見かけましたが、その後は全く見ていません。
当たり日だったようです。ところで正面からみたこの一枚。顔のあたりに何か別の虫がとまっています。
部分拡大しますとわかりますが、なんと
ブユです。
吸血中のようで、お腹がパンパンに膨れております。
ツチハンミョウは体液にカンタリジンという毒を持っていますが、このブユは平気なようです。
このブユ、人に吸血しないといいんですが・・・とても有毒そうで刺されたくないです。注
ブユと書いてしまいましたが、これはダニカの仲間のようです。
自然観察のBBS [No.4745]にて、くまじろうさんがザトウムシでの吸血の様子を紹介されています。