鶴岡市小岩川で鳴いているところと顔を撮影して、そのまま海岸を北上、カヤキリの声を探しました。カヤキリの生息地は、ススキやヨシなど高いイネ科植物のある場所に限られます。
国道7号沿いでは、以前、最後に確認した小波渡を越えて、今年は三瀬・由良付近まで、声を確認。 その後、由良から海沿いの道を走ったところ、由良、油戸、そしてクラゲの水族館で有名な加茂にも、カヤキリの声を確認することができました。 確実に分布が拡がっています。この勢いでは、もう10年もしないうちに酒田にも拡大しそう・・・すでにどこかで鳴いているかも知れません。
湯野浜では聞くことができず、そこで終了としました。 さらにもう一ヶ所、謎の飛び地、大山川の面野山付近の声を今年も確認しました。
田んぼの稲穂が目立ってきました。これを見ると急に秋を感じます。長く続いた夜の寝苦しさも、やっと一息ついた感じですし…。 近づいてみると、イナゴが何匹も飛びました。 若い稲穂とイナゴの幼虫
カヤキリに噛みつかれ、あんまり痛いもんだから、ついつい放してしまいました。画像を確認したら残念、ピントは右前脚の跗節あたりに・・・(反射だもの、すかだねえっす)
つかんでみるとカヤキリの体は結構やわらかく、首が予想以上に曲がります。かまれないように掴んだつもりでも油断できません。怒っている顔を撮ろうと思っただけなのですが・・・
上の噛まれる直前のカット
その、一つ前に噛まれた時のカット
三枚目と比べると一枚目はやっぱり痛そうに見えます。特に、噛まれたところが白くなっているあたりが・・・
コナラの幹にドーンととまっています。真っ暗闇なんで、目立つといっては変ですが、何をしているのか、そんなのを何匹も見ました。ウスバカミキリ 虫の眼レンズで撮るとデフォルメされて、でかいウスバカミキリに見えてきます。ちょっとおもしろいかも。
でかいウスバカミキリといえば、今日、ちょうどそんなカミキリを見てきたばかりです。 8月10日〜8月19日、さかた街なかキャンパスで毎年恒例の庄内昆虫同好会主催「夏休み昆虫展」をやっています。今日はその飾り付けを手伝ってきました(私も会員で今年も映像展示を)。 そこで、会員所有の、タイタンオオウスバカミキリの標本を見て、デカイですね!!なんて話していましたが、虫の眼レンズで撮ったただのウスバカミキリが負けてないくらい大きくみえます。
たぶんホシホウジャクの方だと思います。日没のミツバチを撮っている頃から、別のブンブンが聞こえてきました。
夜の灯りにもやってきますし、夜も活動するんでしょうか。暗くなってしばらくは訪花しておりました。
敏感に逃げるし、動きも速く、一気に10m以上先に行ってしまったりで大変。コスズメのほうがずっと楽です。 コスズメ対策も取ってきたし、暗くもなってきたし、さて次はいよいよ!!と思ったのですが、こんな時にはなぜか1匹も現れなかったりします。。。