ZOOM H6, Sennheiser MKH8060
2015年9月19日 山形県
以前、カワラバッタを撮影したポイントで、カワラスズの声を聞いた。初めて聞く声だが、すぐにそれとわかった。

ZOOM H6, Sennheiser MKH8060
2015年9月12日 富山県黒部市
前々からピヨッという声が聞こえていた。あれっ?と思いながらも川音が邪魔してはっきりとはわからなかった。今回、ガンマイクで拾ってみて、やっぱりカワラバッタが発音していると判明。いったいどこから音を出しているのだろう。
シュルシュルいう音は他のバッタ同様、後脚と翅をこすり合わせて発音しているのはわかった。でもピョッという音の出所についてよく見えない。動画に撮ってみようと思ったのだが、うまくいかなかった。どうも、一歩踏み込んだりマイクを近づけたりした時に発音しているように感じた。威嚇音じゃないだろうか。チャンスが少なく、確かめられず残念。ここ数年、近所でカワラバッタとの出会いがないというのに・・・
ZOOM H6, RODE NT5 (OMNI, Jecklin Disk type Stereo)
2015年8月10日 室内
自宅で飼育中のコロギスが立てる音。ここではプラスチックケースの壁を叩いているが、野外では枝や葉を叩いているのだろう。
雄3、雌1を、それぞれ小さなプラケに分けて飼っている。脚で叩いて音を出すというけれど、暗がりの中で眼を凝らして見た印象では、お腹を壁に打ちつけているように見えた。灯りを点けるとタッピングしてくれないので、赤外カメラで見るしかなさそうだ。まだ試していない。
ZOOM H6, RODE NT5 (OMNI, Jecklin Disk type Stereo)
2015年8月10日 鶴岡市
夜になっても気温が下がらない。カンタンやハヤシノウマオイの声もハイテンポだ。頭上ではヤブキリも鳴いている。
単体の声をガンマイクで録音なんてこともやっていると、写真はおろそかになってしまう。鳴いている写真は1枚も撮れなかった。
▲綺麗な雄がススス・・・と走って行った。後翅が長くて、まだ羽化した日の浅い若い雄のようだ。
▲ヤブキリはだいぶ年期が入ってきた感じだ。この個体はやや褐色系のようでもあるが・・・
▲ウマオイの雌の幼虫を見つけた。翅芽が立って、もう羽化も近そうだ。
ZOOM H6, RODE NT5 (OMNI, Jecklin Disk type Stereo)
2015年7月27日 酒田市
砂地に穴を掘って巣を作るハナダカバチ。毎年7月の後半、同じ場所で撮影・観察している。特徴的な羽音ですぐにそれとわかる。
(さらに…)ZOOM H6, Sennheiser mkh8060
2015年7月25日 新潟県糸魚川市
ガンマイクで1匹の鳴き声にクローズアップした
ZOOM H6, RODE NT5 (OMNI 20cm)
2015年6月20日 千葉県
幼虫越冬のタンボコオロギは田植えが終わった頃には鳴き始める。ジッジッジ・・・と連続的に鳴き、ちょっとアマガエルの鳴き声に似た響きがある。耳に入っていても、コオロギの声とは気づかずにいてしまったりしないだろうか?今回の録音ではアマガエルの声もたくさん入ってくる。その中でずっと連続的に続いて一度も止まらない鳴き声がタンボコオロギのものだ。マイクの近くにいる一匹の声をひろっている。
関東地方では5月のはじめにすでに鳴き始めているところがあった。5月はいったん鶴岡に戻り、一ヶ月後に再び関東地方に戻ってみると、ますます賑やかになっていた。
2008年鶴岡に戻ってからタンボコオロギの声にはそれなりに注意していたつもりだが、聞き逃している。「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」の巻末には、県別分布表があって、山形県にはタンボコオロギが生息していることになっているのだが・・・。数日前に鶴岡に戻って早速夜の田んぼをまわってみたが、タンボコオロギの声はやはり聞かなかった。
夜は出不精になっているのは確かだから単なる聞き落としかも知れない。庄内にはいないが、最上や置賜にいるなんてこともありそうだ。ちょっと本気で調べてみなければなるまい。