今頃になって、冬芽の撮影をしている。
マンサクの様子を見に行ったら、まだ若干、冬芽が残っていたのを見て、
まだいけるかも知れないと思ったのだ。
おそらく鶴岡でも最も早いと思われる辺りにて撮影。
マンサクの花を見ると、いよいよ春が来たなと感じる。
E-520 シグマ150mm
この黄色、なんとも懐かしい。
中学生の頃、早春の自宅近くの林で見て感激したものと同じもののようだ。
マルバマンサクでいいのだろうか。
E-520 マクロ50mm+テレコン(以上3枚共通)
月山山麓、標高600mほどの林内でイケマの芽吹きを見た。
長野にいた頃は、アサギマダラの産卵シーンを求めてよくイケマを見てまわった。
その時は標高1300mほどの場所、時期は6月のはじめ頃だったと思う。
イケマはちょうどこのくらいの伸び具合だった。
もし、アサギマダラがこの辺りに産卵に来るとしたら、食草はちょうどいい頃合いだ。
期待して付近を見てまわったのだが、成虫も産みつけられた卵も見つからなかった。
でも、私はいま網を持っていない。
アサギマダラのマーキング個体が目の前に飛んでいたら、ちょっと残念な事になりそう。
6月16日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
ちなみに、今年に入ってまだアサギマダラを一匹も見ていない。
スカシユリは新潟県以北の日本海側のものがイワユリと呼ばれ、
太平洋岸のものはイワトユリと呼ばれているそうだ。
この時期に海沿いをまわったことがないので、イワユリがこんなに見事に咲くものと知らなかった。
6月14日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
詳しい解説は、若松多八郎著「庄内身じかな 野の花・山の花」から引用させていただきます。
「本州中部以北の海岸山地又は低山のがけに分布するとされている草である。
高さは30cm前後であるがところによっては10cm前後で花をつけているもののある。
(中略)
夏の海辺の岩場を色どり、海岸の人々はこの花が咲くと海で泳げる夏が来たことを知る。
名前は、この花の花びらは下の方がせまくなり、お互いの間にすき間がありスカシユリとなった。」