イネの花が咲くのは、午前中、11時頃と聞いたことがある。 確かに、その頃に田んぼに行ってみると、ぱっくり口を開けている「えい」を見ることができる。 つい「もみ」「もみ殻」などと言ってしまいそうだが、正しくは「頴」(えい)と言う。
受粉すると頴は閉じる。 花粉が放出されたあとの雄しべは白い。 花粉自体が黄色いため、花粉を蓄えた雄しべは黄色く見える。 雄しべのつけ根付近には、雌しべが見える。 8月8日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm
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