Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ヤマアカガエル

    アカガエルの卵、やはり産みつけてありました・・・
    今年最初の産卵に立ち会うことはできなかったものの、まずは初確認です。

    ちょっと残念だったなと思いつつ歩いていると、一瞬、アカガエルの声を聞いたような気がしました。うん?聞こえたかな。どこだ・・・

    なんとそのままヤマアカガエルが集まっているのに出くわしました。昨年、最初に大量のオタマジャクシのかたまりを見た場所でもあります。今年も同じ場所で集団産卵のようです。昼間っから鳴いているじゃないですか!まだ少し雪の残った田んぼ。水は冷たくないのか?


    産みつけられたばかりの卵によりそうように一匹の雄

    昨年、ヤマアカガエルは日中に盛大に鳴くことはないと決めてしまい、何年か前に小諸で体験した事実をおぼえ違いだったんだと思うことにしたのですが、その記憶はやはり正しかったのです。しかし、ちょっと近づくと泥にもぐって隠れてしまいます。接近しての撮影は困難と再確認。

    遠くから見ていると、すごいものでした。鳴きながら、数匹かたまってぴょんぴょん水たまりに向かって跳ねてきます。その様子を100mmで一枚撮影したものがこれ↓

    部分アップします

    6匹います。雪なんか気にしないで、最短コースを進んでくるんです。驚きました。

    やっぱり我慢できなくなって近づいてみると、雄と雌のカップルを見つけました。この格好では、とっさに隠れることもできないのです。

    雌はこれぞまさしく「赤がえる」という感じです。

    さて、このまま産卵まで撮影できたのかというと、結果的に失敗に終わりました。
    思い違いや何やらで、せっかくのチャンスを逃してしまったのです。
    そう気がつくのは翌日になっての事ですが、夜の気温が氷点下まで冷え込まなかったら、などと言い訳を言うのも虚しいばかり。まあ、まだまだチャンスはありますけど、ガッカリしてしまいました。

  • ニホンミツバチ

    日中の最高気温は鶴岡10℃ごえ!
    風もなく、お日さまの光がとっても温かく感じます。

    ヤブツバキの花にニホンミツバチが訪れていました。

    全開でも開き方はおちょぼ口程度のヤブツバキの花です。

    ヤブツバキは海岸に沿うように分布が伸びています。
    日本海側の北限は秋田。

  • ハヤブサ

    アオサギのハンティングを撮影できて興奮しているところに、またまたすごいシーンに遭遇。ハヤブサがハトを食べていました。

    3月5日公開の「かがくナビ」今週の自然だよりにも紹介しています。
    こちらもご覧下さい。

  • ヤマアカガエル

    夕方になっても気温は下がりません。10℃近くをキープし続けています。雨も降り出しました。今晩、連中の集会があるのは間違いないように思われました。

    晩飯を食べて9時近く、昨年通った場所にでかけました。しかし、途中で猛烈な嵐が・・・
    現地についてもしばらく強い雨風、雷はやみません。これはダメかと思われましたが、道を歩くヤマアカガエルを発見!


    真っ赤でお腹の大きな雌です。まさにアカガエルですね。


    近くに雄もいました。アップで撮ってしまいましたが、上の雌の半分くらいの大きさです。近づいたら身を縮めてしまいました。

    その後、12時近くまで現地に残りましたが、カエルの声は聞けず終い。あきらめて帰りましたが、翌日、やっぱり残念なものを見ることに・・・

  • アオサギ

    田んぼの畦に1羽のアオサギ。タニシやドジョウでも狙っているのかと思ったら、意外なものをゲットしました。


    狙いすまして・・・


    !!


    なんとネズミを引っ張り出しました。


    あらためてアオサギの大きさに驚きます。


    もちろん丸飲みです。


    大ごっつおだったね。

  • 色への不安

    モニターキャリブレーションにEye-One Displayというものを使っていますが、壊れました・・・久しぶりに色合わせをと思ったのですが、思いっきりピンクに色かぶりした画面に調整してしまいます。サポートに電話すると機器の故障と思われるので、送ってくれとのこと。

    どうもほぼ半額で新品との交換ということになりそう。
    それは仕方がないとして、モニターの調整ができなくなってしまったのは相当不安です。今や自分の目では調整できない私です。

  • ヒメアカボシテントウ

    サクラの幹に見つけたヒメアカボシテントウ。気がつくと、点々と同じようにとまっているものがいます。ここで越冬中なのか、動き出したところで冷え込んできて動けなくなってしまったのか。

  • クモたち

    日中の気温は6℃くらいにあがりました。柔らかく陽の光もあたって地表の生きものたちも顔を出したようです。


    目立つのはコモリグモの仲間ばかりでしたが・・・


    アズマキシダグモ。1cmくらいですが、これですでに生体のようです。


    サクラの冬芽にもひっそり隠れるクモの姿。夜は網を張っているのかも知れません。

  • キジとアカゲラ

    両者とも思いがけなく鉢合わせしたようです。一瞬かたまってしまっていました。

  • タシギ

    一週間前に見つけたものの撮影に失敗したタシギです。ようやく写真に撮れました。


    二匹おります。おそらく、こちらの気配に警戒して動きをとめているのでしょう。見事な擬態です。

    昨年もほぼ同じ場所で姿を見ました。もっと南の地方で越冬するものもいるそうですが、庄内あたりで落ち着いてしまうのもいるんですね。性格でしょうか。私がタシギなら、せめて千葉あたりまで行きたいところです・・・

  • ハンノキの花穂

    寒い1日でしたが1つ小さな春を見つけました。ハンノキの花穂に色の変化、です。高いところ、一部赤から黄色に変わりつつあります。近づいて見上げると、残念ながら曇り空バックでシルエットになって色が見えません。今日はひとまず記録写真として遠くから木全体を撮影。


    右側の真ん中くらいの高さのところです。

    多くはまだ下の写真のような状態です。暖かい日が続けば、一気に進むかも知れません。

  • EOSムービーはどうだろう

    EOS7Dを使い始めました。今までキャノンはEOS Kissでがんばってきましたが、このとっても魅力的な新機種はずっと気になっていました。普通にスチルカメラとしての性能はもちろん、ムービーカメラとしても関心があります。今の私のビデオ環境と共存できるものなのか?雑誌やWEBの記事を見ても、どうもよくわかりません。やはり自分で使ってみなければ・・・というわけで、春を前に導入しました。

    特に気になっていたが暗い環境での性能です。日没後のハクチョウの帰還をテスト撮影。


    はじめてYouTubeを試してみました(手持ちでヒドイ絵です)。
    確認して驚いたのが7秒あたりのところ。星がまたたいているのがチラッと写ります。HDVカメラではこうはいかないと思います。後半まっ暗になってしまいますが、実際に肉眼でもハクチョウはほとんど見えない状況でした。

    巷に言われている通り、操作性はよくありません。液晶での詳細なピントあわせは確かに困難です。
    音声収録もとっさにはどうしたらと迷うところです。
    結論からして、しっかり目的をもった撮影でないと使えないカメラと思われます。
    フレーム、ピントを決めてさあ準備オッケー、撮影スタートという撮影でないと難しいでしょう。
    私の場合は、夜間の撮影や室内の飼育下の撮影に可能性を見いだしたいと思っています。

    ビデオカメラとしてはパナソニックのGH1が優れているようです。
    もう何ヶ月も前から後継機種について色々ウワサされています。
    何でも飛躍的に向上したCMOSが搭載されて出てくるとか・・・
    そして更にフルHDの60p撮影が可能なカメラだったりしたら、私も迷わず飛びついてしまうでしょう。

  • コハクチョウ

    田んぼの畦を歩くコハクチョウの一群。

    この圧縮感は超望遠ならではのもの。小雪が降っていてイイ感じに写りましたが、動画向きだったかも知れないと後になって思いました。

    コハクチョウは田んぼで見られます。日中、池に出ているのをあまり見ないように思います。

    雪を掘って落ち穂を食べます。そう言われています。しかし、よ〜く目を凝らしても、実際に何を食べているのか詳細はよく見えません。

  • オオハクチョウ

    日中、池や川辺にいるハクチョウはたいていオオハクチョウです。田んぼでオオハクチョウってあまり見ないような気がします。

    ドロドロの湿地におりた群れに接近してみました。


    ドロの中から何を食べているのか。顔はもう泥だらけです。


    何を食べているのか全く見えませんが、これだけの巨体を維持するためには、きっと相当食べなきゃならんのでしょう。


    痒くもなるのでしょう。


    真っ白な背中まで汚れてしまいそう。

  • 雄のキジ

    朝から晴れて気温も上がったのですが、なかなか出かけられずにいるうちに見る見る曇ってきました。残念ではありましたが、少しでも出かけてみることに。

    そこで出あったキジの雄。3羽いたうちの1羽です。

    助手席の窓をあけて窓枠にレンズの乗せての半手持ちと、かなりラフな撮影ですが、そこそこ写りました。E-520の手ぶれ補正もよく効いているようです。


    走るキジはさすがに厳しく若干前ピン。BORGでの撮影はピントあわせが難点ですが、でも、AF化を考えるほどではないと思いました。

  • チュウサギ

    田んぼの脇にコンクリートの円筒。用水路の口でしょうか。
    サギが1羽、何かを狙っています。

    円筒の縁には水がたまっていてドジョウがいるようです。すぐに大きいのを捕らえました。

    離れて撮影できるというのは鳥へのプレッシャーも少なくて済みます。

    サギの方がプレッシャーをかけてきました。

  • 雌のキジ

    畑の中をいくキジの雌。隠蔽色が効いています。

    何か食べているなあと思ったら、気がついたらそこは豆畑でした。

    耳のあたりに何だかふわっとした羽毛がはえているんですね。耳穴をカバーしているんでしょうか。これまで気がつきませんでした。


    遠ざかっていく後ろ姿を見ると、この耳の羽毛がよくわかります。

  • ノスリ

    新レンズ導入!純正カメラレンズが一番とはわかっていますが、BORGを選択しました。期待通りの高画質でひとまず安心。たまりにたまったストレスが解消されそうです。


    77mm径の対物レンズを選択しました。焦点距離は510mmでF値は6.6。

    テレコンをあわせていますが、ノスリがトリミング無しに撮れます。短時間で納得の撮影ができ、次に移動できました。これは本当にありがたいことです。

  • マガモ

    BORGは基本的に絞りのないシステムです。開放でも高画質だからOKということですが、今までの私の写真の常識からいうと、やっぱり不安です。すぐにオプションにある絞りを導入することになるかと思っていたのですが、実際に撮影してみるとすぐに心配は吹き飛びました。


    水浴びをするマガモ。収差は全く感じられず、前後に自然な感じでアウトフォーカスしていきます。


    水滴も自然に写ります。開放でも色収差はほとんど見られません。

    こちらはコガモ

    トリミングも7〜8割のサイズに済みます。実にありがたいこと!

  • ハヤブサ

    しばらくぶりにすっきりした天気でしたが相変わらず冷たい風が吹き続けています。少々厚着したくらいでは防げません。寒さが身にしみます。

    鳥は平気なようで、うらやましくなります。

    ハヤブサが強い風を利用して、猛スピードで飛びまわっていました。
    2羽がからむように飛んでいましたが撮れたのは1羽だけ。そろそろ鳥たちも恋の季節に入る頃でしょう。

    それにしても鳥の撮影はもう少しウエイトを落としたい。。。
    私は鳥も好きで見れば写真にも撮りたくなります。撮るとなったらきちんと撮りたい。しかし、今のままでは時間がかかりすぎ。これは致命的な問題です!しばらくもがいて理由は明らか。レンズが300mm。これでは短すぎるのです。昆虫写真的に言えば50mm1本で追っかけているようなもの。

    今の状況では正直トリミング無しには使えません。ハヤブサの写真も大幅なトリミングを行っています。300mmでの接近は余計な苦労もしてしまいます。今持っているKowaのスコープを利用してデジスコという手もありますが、余計な時間を食うだけでしょう。収差は避けられないようですし、どうも幸せになれそうに思えません。

    あのレンズを導入すれば解決できるだろうか・・・と独り言。


    ノスリに接近してもこの大きさが限界。


    こういう写真を撮りたくて撮っているのではなく、こういう写真しか撮れないというのは悔しい。