Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • コルリクワガタ

    残雪の中を見てまわると、まだ芽吹いたばかりのトチノキが多く見られます。
    高木なものはすでに花穂をのばしているので低いものばかりですが、
    おかげでこんなものを見つけることもできます。

    トチの若い枝をかじっているのはコルリクワガタです。

    正確に言えばユキグニコルリクワガタ。雌です。

    トチの芽はペタペタ粘っこい表面ですが、構わずのしのし歩いておりました。

    今日見たのは雌ばかり。雄もぜひ見てみたい!

  • 残雪のブナ林

    天気は悪く追っているものの姿は見えません。。。
    季節外れのスギタニルリシジミとトチノキ。
    標高の高いところはどうだろうと走ったなかでのスナップ。

    月山道から湯殿山への道。残雪の近くは相当ヒンヤリしています。
    霧が発生し下方に流れていっています。

    月山弓張平付近。
    月山スキー場はベストシーズンを迎えていることでしょう。

    肝心のトチノキも残雪の中ではすっかり花芽を生長させているのを見て
    愕然としたのでした。芽吹いていないのは冷気につつまれた低木ばかりです。

  • イタヤハマキチョッキリ

    ファウストハマキと思ったのですが、やっぱりこれはイタヤハマキチョッキリ。
    ファウストはこんなに大きな揺籃を作らないようです。

    新たに葉柄に傷をつけ、さらなる一枚を揺籃に加えようとしています。

    巻いたあとの葉、どうして戻らないのでしょう?

  • ヒメスギカミキリ

    山道脇に積まれたスギの伐採木に見つけたヒメスギカミキリ。

    雄が数匹歩きまわっています。産卵に来た雌を探しているのでしょう。残念ながら雌の姿はありませんでした。

  • キビタキ

    キビタキのさえずりが谷間に響きます。

    こちらはウグイス。

    鳴いている姿は撮れませんでした。

  • ムラサキヤシオツツジ

    ブナ林に咲くとっても美しいツツジです。
    今年は開花が一週間くらい遅れているように思います。おかげでじっくり撮影する機会を持てました。

    小さな虫たちが吸蜜に訪れています。


    とにかく多いのがビロードツリアブ


    ニッポンヒゲナガハナバチ、でしょうか?


    マルハナバチと似て非なるハナバチ。何でしょう?


    ビロードツリアブはヤマザクラにも群れていました

  • アズマシロガネソウ

    もうほとんどの場所では終わっているでしょうアズマシロガネソウです。
    カタクリやエンレイソウとほぼ同時期に咲いているような花です。

    ハバチの一種が数匹、熱心に吸蜜に来ていました。

  • 第31回SSP展スタート!

    本日よりSSP展「自然を楽しむ科学の眼2010-2011」のスタートです。
    東京展を皮切りに全国12ヶ所で開催されます。
    お近くの方、ぜひ会場に足をお運び下さい!

  • サシバ

    珍しくサシバに近づけました。電柱の上ですが。。。
    このところ山の中でピックイ〜という声もよく聞きます。

  • ゲンジボタル幼虫の上陸

    今日の雨で、ゲンジボタルの幼虫はだいぶ上陸したんじゃないでしょうか。
    あまりうまく撮れませんでしたが、光る幼虫を1枚。

    何より体が縮こまっているのがNGです。。。

    上陸から羽化まで温度にも寄りますが40日くらいだったと思います。
    それが正しければいつもどおり、6月の末にはイイ具合に光ってくれるはず。。

  • オオルリ

    キハダにとまってさえずるオオルリ

    しばらく遊んでもらいました。

  • 新緑のブナ林

    いつものダムの道がようやく通れるようになりました。

    奥のブナ林は、もうため息が出るほどに美しい光景の連続でした。

  • クロサンショウウオ


    どういう状況なのか、クロサンショウウオが群れていました。


    新しい卵もありますが、どうも今産んでいるわけでもないようです。昨夜に産卵があり雄たちが未練がましく残っているのでは?
    そんなふうに見ましたが、どうでしょう。。。


    昨年は4月の末にクロサンショウウオの卵塊をそこかしこに見ましたが、今年は10日ほど遅れているようです。

  • ミズスマシ

    クロサンショウウオの卵のある池では決まってミズスマシを見ているような気がします。
    好む生息環境が近いのかも知れません。
    種類は確認していません。オオミズスマシではなさそうです。

  • オオカメノキのキジラミ

    この日は、今年担当することになった講座の第一回目。
    10人ほどを引率して熊野長峰にのぼってきました。
    講師としてはちょっと遠慮していたかなあと、あとになって反省することもありましたが、
    好天に恵まれ事故もなく無事終了。まずは一安心です。


    熊野長峰山頂より大山、鳥海山方向

    道中、とっても気になる昆虫に出あいました。
    早春、芽吹いたばかりのオオカメノキに見つけた半翅目の幼虫。
    その後を確認しないまま季節が過ぎてしまっていたのですが、ここでその正体を目にすることに。。。

    もちろん別種の可能性も否定できませんが、同じ虫の成虫と見ていいと思います。
    成虫になっても体長は3mmほど。非常に小さな昆虫です。

    観察会の主役(?)はギフチョウです。

    登山口の池から山頂まで、ほぼ全域に姿を見ることができました。
    今日という日は実にタイミング良かったようです。

  • タンポポとミツバチ

    セイヨウタンポポがイヤと言うほど咲いています。
    花が多すぎてか、どこもミツバチはまばらにしか見つかりません。
    でも、タンポポでは滞在時間が長いのでじっくり撮れます。
    GX200で1〜3cmに近づいて撮影してみました。

    ニホンミツバチ

  • ナノハナの虫たち

    ナノハナ畑といっても、これは赤かぶの花のようです。
    根元に赤かぶが転がっていました。

    色々な虫たちが集まっていました。


    クマバチ


    ニホンミツバチ


    キタテハ


    ホタルカミキリ

  • サクランボの花とマメコバチ

    サクランボ畑で受粉を手助けしてくれるマメコバチ。
    今日、初めて目にして、意外に大きなハナバチであることに驚きました。
    私の故郷ちかくにもこんな素晴らしいハチと人との関係があったんだなあ。。。

    ちなみに、すぐ近くではNHKの自然番組の取材中です。
    番組とは6月28日放映のBS-hi ワイルドライフ 「今森光彦が見つめるニッポンの里山 花と水の絶景」
    取材のお邪魔にならないよう、私も取材させていただきました。


    アシの茎を束ねたマメコバチのアパートです。

  • ミヤマカタバミとコチャルメソウ

    ミヤマカタバミがきれいに咲いていました。
    今まで閉じているところばかり見ていてあまり撮る気になれなかったのですが、
    ようやく満足のいく撮影ができました。

    近くにはコチャルメソウも花盛り。

    沢沿いに咲く地味な植物ですが、面白い花です。

    名前の由来は、果実の開いた形がチャルメラに似ていたからだそうですが、
    じゃあ、なんで「チャルメラソウ」にならなかったんでしょう? すっきりしません。。。

  • 田んぼに水が入る

    田んぼに水が入ったのを確認したのは、昨日、金峯山山頂から下界を見たときの事でした。
    雨上がりの夕日に染まった田んぼで一枚。