Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 高速度カメラ Photron FASTCAM 

    もう10年前になってしまいますが、数年に渡って、Photron社の高速度カメラFASTCAMシリーズをお借りする機会に恵まれました。飛翔をはじめ、昆虫の行動を様々撮影しました。当時は、Photron社へのデータ提供が主な目的でしたし、YouTubeに映像を出す事にまだまだ慎重・・・というか流用されるとか事故を恐れ一部のみの公開に留めましたが、今思えばただの出し惜しみ、トータルでもったいないことでした。年を重ねて余計その思いが強まります。

    念願かない、現在では自分持ちの高速度カメラChronos2.1を手にしていますが、スペック的には10年以上も前のFASTCAMシリーズに劣る部分も多いです。ここに紹介するPhotron FASTCAMの動画は、まだまだ見応え十分。とても10年以上前の撮影とは思えません。

    フォトロンFASTCAMは進化を続けていて、現在は4K1250fpsの機種をはじめ大変魅力的なラインアップ。 https://www.photron.co.jp/products/hsvcam/

     

  • 【Slow Motion】ホシホウジャク【Chronos 2.1】

    日没近く、アベリアに吸蜜に訪れるホシホウジャクを、高速度カメラChronos1で撮影しました。撮影2142fps/再生60fpsで、時間を35.7倍にのばしたウルトラスロー動画です。

    Chronos 2.1 Micro Nikkor 105mmF2.8 撮影2142fps/再生60fps

    一つの花の吸蜜に一秒もかけません。超ハイスピードな食事です。長い口をのばして、花の奥の蜜を吸います。雄しべ雌しべに触れるのは花粉のつきにくい口だけで、花粉運びをやってくれる虫ではなさそうです。

  • ツリフネソウにて

    新たに組んだ虫の眼レンズで撮影しました。ツリフネソウに訪花するトラマルハナバチです。ズームレンズを再望遠にしてしまって画角が狭くなってしまいましたが、画質の良さを確認できてよかった!
    高速連写、ストロボ2灯で撮影しています。

    こちらは動画

    虫の眼レンズを装着したGH6で撮影。こちらの虫の眼レンズは昨年8月からのもの。HFR240fps撮影で25%スローに仕上げました。撮影時はハチを追っかけるのも楽しくいい感じだったのですが、編集時にフォーカス位置が微妙に失敗していることに気づいてがっかり。撮影前にもっと念入りに調整することを心がけたいですが、そんな悠長なことをやってられないのが実際のところ。

    スジボソコシブトハナバチも来ていました!動きが速く追っかけるのも大変ですが、マルハナバチより近づきやすいかも。


    花の入り口には天井に雄しべが見えます。しばらくすると、中の雌しべが露出します。
    (オリジナルは横画面。縦にトリミング)

    ハチの背中はツリフネソウの雄しべ雌しべが擦れた跡がくっきりついています。

  • 虫の眼レンズ ドロ沼から出られたか?

    一昨日の撮影で予想外の結果の悪さに、ついに伝家の宝刀の対物レンズに手を出すことにしました。かつて高倍率深度合成によく使っていた、中古入手のメーカー不明(ミツトヨ似)の10倍レンズです。テスト撮影の結果は上々。余計ピントが浅くなった感じがするけれど、画質は今までで最高と思いました。

    でもテスト段階まではよくてフィールドでがっかりはいつものこと。ここからが本番です。

  • 虫の眼レンズの結果・・・残念!不満がいっぱい!

    新たに組んだ虫の眼レンズをつけて早速フィールドに撮影に出ました。が・・・
    AFがつかみにくい、ピント位置にムラがある、光軸がズレてる? どうも画質の良い所を取り出せてない感じです。ちょっとがっかりな結果でした。

  • 虫の眼レンズのこと

    私の自作虫の眼レンズは、カメラ側から、ズームレンズ+顕微鏡対物レンズ+ボードレンズの組み合わせ。先日、フロント用にインタニヤのRP-L185を入手しました。

    RP-L195よりワイド感は減りますが、動画用には195、写真用には今度の185と使い分ける事を考えています。撮影のたびにレンズ交換するのが面倒になってきたためです。

    キアシナガバチの巣でうんと寄ってみました。普通にマクロレンズで撮影したかのようです。

    ピントのいいところをピクセル等倍で。複眼の個眼も描写しています。まずまずの画質ではないかと?

    でも、虫の眼レンズの構造上、決して画質がよいものではありません。真似する価値もないかもしれません(笑)画質が悪いのになぜ使い続けるか?
    ワイドマクロでストロボの照明を自分好みに入れやすいこと、これこそが虫の眼レンズにこだわっている理由です。

    今年の夏は異常な暑さが続いています。日中、巣のハチたちは、ほとんどが巣部屋に頭を突っ込んでお休み中。

  • まさに予想もしていない出来事。フタナミトビヒメシャクの幼虫が葉を食べる様子を撮影していたら、突然ミカドトックリが襲撃!一瞬のうちに持ち去ってしまいました。
    この時、撮影状態のままカメラを離れていました。葉を食べ終わった幼虫が、再び真っ直ぐな枝の姿勢に戻るのを狙って、それくらいのフレーミングにしていたのです。
    戻って幼虫が消えていたので、何事が起きたのかと映像を確認してビックリ!もっとルーズにフレーミングしておけばよかったです。そしてせめて120fpsで撮影しておきたかった。

  • 【25%スロー】アブラゼミの背弁を切り取り発音器を見る

    5年前に撮影したものの未公開のままだった動画です。
    当時はきっと何か新しい発見があるに違いないと、一匹のセミに残酷な試みを決行したものの、それほどの成果を感じず、ただ印象の悪い映像になってしまったと思い、動画の公開には至りませんでした。しかし最近、件の動画を再び眼にして、HDDに眠ったままにしていおいてはもったいない、傷つけたセミにも申し訳ないと思いました。
    発音器の画像だけは、すでに本やWEBに出しています。写真を撮った時にすでに背弁の下で激しく動く発音器に感激したことも、ちょっと忘れていました。
    映像でなら、ここが音の元であることを、眼と耳で感じられると思います。

    https://www.kodomonokagaku.com/magazine/cicada.php

  • ミズスマシ

    月山山腹、標高1000mほどの高所の池にミズスマシが群れていました。種類は何なのか、確認できませんでしたが、オオミズスマシの大きさではなかったです。
    これだけの集団を見るのは久しぶりです。真夏はきっと、こうして下界の暑さを逃れ山の池に集まっているのでしょう。

    実は別の虫を期待したのですが、ここでも見ることはできませんでした。。。

  • キアシナガバチ 肉団子を分割し幼虫に与える

    自作虫の眼レンズを装着したGH6での撮影です。まずは肉団子を持ち帰った外役が、巣の仲間に託して、再び獲物探しに戻るシーンから。外役の一匹は二匹に肉団子を分ける間に緑色のスープを飲んでいるのが、初めて見る行動で面白いと思いました(毎回、こんな事をやっているのかは未確認です)。その間にも、巣全体を見渡すと、色んな行動が同時進行で見られます。別に虫の眼レンズでなくともいいとは思いますが、独特のワイド感が楽しいです。画質は今ひとつですが、大画面で見たほうが面白いです。

    肉団子はその後も巣の働き蜂で分割され、それぞれで更に大アゴで咀嚼されてから、幼虫に与えられます。

  • キアシナガバチの巣


    庭のツツジの中にキアシナガバチの巣を見つけました。もうすでに雄蜂もいて新女王も混じっているはずなのだけど、どう区別できるのでしょう。もっと巣の構成がシンプルな時期に見つけられたらよかったのですが、まずは虫の眼レンズで接近してみました。
    この映像からは幼虫の世話・栄養交換、巣を冷やす扇風行動、巣の補修などを見ることができます。

  • トラツグミ

    日没近く、トラツグミの声に出会った。こんなに近くで聞くのは初めてのことで感激!クロツグミがさえずりが響き、少しだけヤブサメの声も聞こえた。もうじきオオルリやキビタキなど夏鳥の声が聞こえるようになるだろう。

    ZOOM F6, Telinga Modular, Clippy XLR EM272Z1, 2023年4月19日 山形県鶴岡市

  • ヒガラのさえずり

    ZOOM F6, Telinga Modular, Clippy XLR EM272Z1, 2023年4月14日 山形県鶴岡市

    美しいヒガラのさえずり。おそらく同じ一羽を追っていて、連続した3つの録音を繋いだ。場所を変え全く違うタイプの声を聞かせてくれた。最後はキツツキが近くにとまって威嚇の声を上げている。

    愛用のパラボラマイクを今年はじめに買い換えた。もちろんSweden製のTelinga。初代Telingaは確か2005年に購入したものだから、ほぼ20年ぶりにフジプラニングさんに注文したことになる。
    それは今年の1月末だったのだが、適当なステレオマイクを見つけるのに随分かかってしまった。今回のTelinga Modularはパラボラだけで、マイクは別に用意しなければならない。パラボラだけで10万円超えというのは驚きだけれど、Rycote製のウインドシールドがセットなので、まあ妥当な金額だ。自作した方が安くていいものを作れそうだと思うかも知れないけど、魔法のようなTelingaの製品以上のものはなかなか作れない。Telingaの製品は現場で使える愛せる道具だ。
    で、選んだステレオマイクは、上の通りだが、イギリスのお店に注文してから届くのに20日かかって、昨日に届いたばかり。期待通りの音に嬉しくなって、早速アップしたというわけ。このマイクは日本製のPrimoのem272というマイクパーツをXLRで使えるようにしたものだが、これは自作できたかもしれない。けれどem272を単品購入する道が見つからず、ショップの価格もまあまあ妥当なもの。届いてみると、やっぱり自作では作れない、良いモノであった。

  • めっちゃ昆虫展/ひらかたパーク(大阪)

    先週からスタートしています昆虫イベント。
    私も動画展示で参加しています。6月25日まで

  • ギフチョウ

    鶴岡市温海地区某所にて。昨夜鶴岡に戻り、今日は今年初のギフチョウを見るべく、毎年のこの場所に入ることに決めていた。真新しい雄を動画撮影していると、一匹、突然地表に降りてガサガサしているのが見えた。あ!雌と交尾か?と近づくも、すぐに雄雌離れてしまった。雄は飛び去ったが、雌はすぐ近くの枝にとまった。これがもう傷一つない美しい個体!撮って撮ってとこっちに訴えてくる。もう交尾嚢をつけているようだ。

    OM90mmを装着したE-M5Ⅲで撮影。液晶で確認すると何かすごく細かい写りなんで、翅の全面にピントを合わせたいと標本写真みたいな撮り方に執着しているうちに、うっかり枝に触ってしまった!近くにとまってと願ったが、遠く崖を挟んだ向こう側に飛び去ってしまった。

    ひどいノイズと感じる人も多いだろうけど、私はノイズがあった方が写真らしくて好きだ。ノイズがなくてのっぺりしている写真はウソっぽく見えてしまう。

    Lightroomの現像パラメーター。特に強いシャープはかけていない。
  • 【OM90mm+MC-20】ベニシジミ幼虫【 Panasonic GH6】

    スイバの葉を食べて育つベニシジミの幼虫。頭は体の下に隠れていて、葉を食べている様子は見えにくい。そこで、植木鉢のスイバに移して低い位置から撮影した。
    カメラはPanasonic GH6、レンズは新型OM90mmでMC-20を併用。適度に距離を取ることができて、引きから超マクロまで一本で撮影できる。このセットなかなか素晴らしい。今年の動画撮影は楽しくなりそうだ。

  • ウメとミツバチ

    15日より山形の実家で過ごしている。梅の花が見事に咲きそろっていて、ニホンミツバチが吸蜜に集まっていた。いつもの虫の眼レンズで撮影。

  • コガタルリハムシ

    地面にべったりだったギシギシの葉が広がって、そこにコガタルリハムシがいっぱい集まっていた。越冬あけの空腹を満たすように、熱心に葉を食べ続ける雌と交尾するのに熱心な雄。まもなく大量の卵が産みつけられ、真っ黒な幼虫がまた葉をボロボロにするまで食べていくだろう。

  • 自作虫の眼レンズでミツバチ

    ミツバチの吸蜜を90mmマクロで追っかけようと思ったが、改めて難しいと感じた。やっぱり虫の眼レンズが撮りやすい。これは別に90mmがダメなわけではなく、虫の眼だとほぼノーファインダーで撮影できるからだ。

    おまけに、レンズを切り替えてからの一匹は、虫の眼レンズがぶつかっても動じないので撮りやすい!黒が強い感じの、おそらくベテラン働き蜂だった。

  • キクザキイチゲ

    けやきの森駐車場に入る防雪柵はまだ開いていない。今年は春が早いからもどかしい。
    でも今日は気になったので、別ルートから入っちゃった。カタクリにはまだ早いが、キクザキイチゲはすっかりいい感じに咲きそろってきた。
    二枚目からは、全てOM90mmマクロ。テレコンなし。