Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • スジアカクマゼミ


    ZOOM H6, RODE NT5 ORTF 2016年7月20日 金沢市


    2000年頃に金沢市で発生が確認された大陸系のクマゼミで、ソウルや北京ではお馴染みの声とのこと。いくらか予習して金沢に入りましたが、初めて鳴き声が耳に入ってきたときは、やっぱり感激です。「わ!変な声が聞こえる!」と車の中で1人はしゃいでました。

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  • クマゼミの声


    ZOOM H6, RODE NT5 ORTF 2016年7月19日 姫路市


    夏の西日本といえばクマゼミそして高校野球です(たぶん)。録音した公園には野球場があり賑やかな応援がガンガン響いてきました。ちょうど30年前、自分もそんな場所にいて。。。勇ましい応援を聞くと血が騒ぎます。

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  • 締め切り間近!生きもの写真リトルリーグ

    応募締め切りが迫ってきました!7月11日(月)です。

    logo2016

    小・中学生対象の生き物をテーマとしたフォトコンです。募集期間は2016年5月2日(月)~7月11日(月)詳細はバナーをクリックして下さい。

  • NHK ダーウィンが来た! ハンミョウ再放送

    昨年6月に放映された、NHK ダーウィンが来た!生きもの新伝説「シリーズ里山の宝石 小さな“猛獣”ハンミョウ」が好評につき再放送です。

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    ■7月10日(日) NHK総合
    午前9時00分〜ヒゲじいの枠付けが30秒
    午前9時00分30秒〜『オオムラサキ』
    午前9時28分00秒〜『ハンミョウ』

    ※東北は別番組となった模様です。
    他、地域によって放送予定が違うかもしれません。ご確認ください。

    ハンミョウは一昨年、鶴岡をメインに取材されたもので、私も2ヶ月に渡って取材協力しました。ぜひご覧ください!

    こちらの再放送も!
    ■7月5日(火) NHK総合
    午後4時20分~4時50分『里山フル活用! 生き残れイシガメ』

  • ササキリの幼虫

    今月12日より鶴岡を離れ近畿地方某所でお仕事中です。チームワークですので覚悟していましたが、まず自分の時間が取れないのがやや・・・ですが、充実した毎日を送っています。

    こっちに来てからずっと気にしていたササキリの幼虫を、昨日見る事ができました。

    ササキリの幼虫
    ササキリ1齢幼虫

    イナゴやエンマコオロギより半月くらい遅れて出るというところでしょうか。

    実はワタクシ、この赤黒の幼虫を撮影したのは初めて。ずっと撮りたいと思ってはいましたが、そのうち機会があるだろうと特に追っかけないでいたら、随分経ってしまいました。。。
    そんな虫、庭にいっぱいいるよ!な極々普通種と思いますが、やはり初めて見るものには感激します。やっと会えたねえ。。。キンヒバリもごくごく当たり前に鳴いているのを知ったり、色々勉強しております。

  • NHKダーウィンが来た! 放送予定

    次回NHK ダーウィンが来た!生きもの新伝説は「里山フル活用! 生き残れイシガメ」。実はワタクシ、縁あって3ヶ月ほど取材を手伝いました。7月3日(日曜日)夜7時30分から放送予定です。どうぞご覧下さい!

    「里山フル活用! 生き残れイシガメ」

    「おはよう日本」で「ダーウィンが来た!」の内容を少しだけ先行放送します。
    ■6/30(木)5時〜5時半ころ?
    ※ニュース番組ですので前後する可能性大です

  • キンヒバリ


    ZOOM H6, RODE NT5 OMNI 2016年6月6日 新潟県

    この春、お隣の新潟県でキンヒバリの生息地を見つける事ができました。5月の連休から通っていますが、6月に入りますます勢いが出てきたようです。オオヨシキリの声にもマケズ、たくさん鳴いていました。

    画像は少し前に採集してきたものを飼育下で撮影したものです。自然状態では鳴いている姿をまだ確認できていません。高い所に上って鳴いている様子はなく、湿地の地表を覆っている枯れたヨシの中で鳴いているように感じました。
    前にもちょっと書きましたが、私は昨年の春にはじめてキンヒバリの声を知りました。山形に生まれ13年信州で過ごした中では全く縁がなかったのです。もちろん10年過ごした庄内でも・・・なのですが、実はひっそりどこかの湿地で鳴いてはいないかと思わずにはいられません。越後平野と庄内平野はそれほど遠くもないわけですから。。。

  • コガタコオロギ


    ZOOM H6, RODE NT5 OMNI 2016年5月29日 新潟県

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    コガタコオロギの声を聞くのは初めてです。もしかしたら、今まで聞いてはいても、それと気づかなかった可能性もあります。今回は、マダラスズにしては声が大きいかな・・・とちょっとした違和感を感じたところからでした。

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    ▲ツヅレサセコオロギに似ていますが、ずっと小さなコオロギです。LEDライトを照らしても鳴いている姿を見せてくれました。

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  • カジカガエル


    ZOOM H6, RODE NT5 OMNI 2016年5月27日 鶴岡市

    日中の清流に鳴くカジカガエルです。敏感で近づきにくいカエルなので、パラボラで行くべきところですが、川の流れも広く入れたかったので無指向性マイク2本のステレオ収録にトライしました。

  • ヌカカ

    体長1〜2mmの本当に小さな吸血昆虫です。あれ?なんだか痒いなあと気づいても、あまりに小さいので見落としてしまいそうです。山中の川岸でカジカガエルの録音中に10匹ほどにまとわりつかれました。皮膚の柔らかいところでないと食いつけないようで、じっくり観察する余裕がありました。多いところじゃ、それどころじゃないはずです。

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    ▲手の甲で吸血中。翅にしま模様のあるタイプです。角度が悪くこんな風にしか撮れませんでした。平均棍が白く目立っていますが、肉眼ではそれすら分かりません。虫があまりに小さすぎるためです。

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    ▲これは別種。親指の爪の近くで吸血中です。 (さらに…)

  • Phantom4で撮影 フジの花・トチノキの花

    40〜50Mありそうなスギの高木にのぼりつめたフジの花、そしてトチノキの花をドローンで迫ってみました。これまでは地上から見上げるアングルしか見れなかったものを上から見下ろすのは楽しいですね!

    そうはいっても、実際にはドローン機を近づけるのは恐ろしくてなかなか大胆な事ができません。たまにコントローラーからのコマンドに機体が反応するのが遅れる事があって、これは自分の操作ミスでなくとも起きることです。Phantom4を使いはじめて割と早い時期に、思いがけずブナの若葉を深々と刈り込んでしまって、あやうく機体を落下させそうになって、それ以来、危ないと思った操作は「試してみよう」ではなく、やらないことにしました。

    というわけで、積極的に編集上で足りない所を補っています。その方が楽しく色んな事がやれそうに思います。編集でどこまでやれるか、どんなところができないか、知った上で撮影していけばいいのではないかと考えています。
    今回YouTubeにアップした動画は3カットとも、編集上でズームを追加しています。100%から150%くらいまでで、さりげなくやっていますので気づきにくいと思います。この程度の動きが実機の移動でやれないのかと言われそうですが、初心者の私にはとてもとても・・・なんです。

  • キツツキのドラミング


    ZOOM H6, RODE NT5 OMNI 2016年5月2日 鶴岡市

    アカゲラでしょうか、アオゲラでしょうか。姿は見えなかったのですが、割と近い所でドラミングしてくれました。

    全体で4分近くありますが、ドラミングは6回だけです。遠くの方でかすかに聞こえてくる鳥の声が、個人的には面白かったです。1:30あたりからアオバズク、2:10あたりからコノハズクの声が!

  • ブユの吸血シーン

    ブナ林が新緑につつまれると、辺り一帯ブユの危険地帯と化します。人によってはブユに刺されるなんてとんでもないらしいですが、自分はもちろん痒いのですが、割とすぐに腫れも引きます。子供の頃、散々やられたからというわけでもないのでしょうけど。。。

    動画を撮影してみました

    倍率が今一つ足りなかったので編集時にトリミング。ブレも気になったので、これも編集時に手ぶれ補正を入れてみました。

    体長3〜4mmほどのブユ、オオブユのなかまじゃないかと思います。しかしブユって種類数が多い割には資料も少なく、詳しい種名はわかりません。吸血時は前脚をたたんで前傾姿勢をとりますが、体重をかけて鋭い口を突き立てているのでしょうか?あらためてブユの口ってどうなっているのか、不思議に思いました。動画を見てもよくわかりません。口を離すとバッと血が出ます。

    手の甲でやってもらうと撮りやすいのですが、なかなか思い通りにブユを誘導できず、無駄にいっぱい刺されてしまいました。

  • クロツグミ


    ZOOM H6, RODE NT5 OMNI 2016年5月2日 鶴岡市

    日没後、クロツグミたちが競うようにさえずっていました。ヤブサメもすぐ側で鳴いています。

    この録音のスペクトログラム。虫の声と比べると可聴域を超える音は確認できません
    この録音のスペクトログラム。可聴域を超える音は目立ったものがありません

  • Phantom4空撮〜新緑の金峰山2〜

    山が一年で最も美しい時です。

    4カット目はGoHome時の映像なのですが、自分ではこんなコースを考えていなかったのでハッとしました。杉林も山道もいいアクセントになって、すごく気持ちの良い風景です。勉強になりました!

  • Phantom4空撮〜残雪とブナ林〜

    初心者モードで飛ばしていた時は上限の30Mでも充分高空に思えたし、機体がどんどん小さくなっていくと心細い思いがしていましたが、だいぶ慣れてきたようで、高度を上げた方がずっと安心している自分に気がつきました。それはちょうど、高速道路に出るまで、あの眠くなるほどの安心感を知らなかったようなものです。

    今はとにかく危険を避けて安全を心がけています。もちろん怖いこともありますが、自分のオツムをあまり信じていませんから。もうちょっと低高度の絵が見たいと思ったら、枝に接触するのを心配しながら近づくんじゃなくて、少し広めに撮っておいて後処理でトリミングしたほうがずっと結果がいいです。なにしろ4Kの3840×2160からフルHD1920x1080を切り出すのですから、相当大胆なトリミングができます。

    地上に戻ってきたPHANTOM君はとっても冷たく感じました。そりゃ高い所を結構なスピードで風にあたりながら飛んでいるんですから当たり前です。もし自分が同じように空を飛んだらガタガタ震えながら盛んに鼻水をすすっていることでしょう。ああ・・なんてありがたい事なんだろう。そこで気がつきましたが、自分は自らが空を飛びたいんじゃなくて、浮遊感を直接体で感じなくてもよくて、空から景色を見たかったのです。今はPHANTOM君が空から持ってきてくれた映像を家のテレビで見るのが最高に楽しいです。

  • コツブムシ?

    何年か前に同じ場所で、網に入った無数のダンゴムシのような生き物に、なんだこれ?となったのですが、少し調べても判別がつかずにそのままにしてしまっていました。ヨコエビもプラナリアもいるところにはいっぱいいるのですが、この丸っこい生き物はそれまで見たこともなく。

    カメラを沈めて撮影した絵が結構面白かったので、改めて調べ直しました。実を言うと昨年暮れに酒田の知人から教えてもらったのですが、メモっていなかった・・・確かこんな名前だったと記憶も繋がったのが、コツブムシ。色んな種類がいるようですが、淡水性のものは珍しいようです。動画の後半に出てきます↓

    ダンゴムシのような姿からは想像ができないほど高速で泳ぎます。強い流れの中でもうまく移動できそうです。

  • Phantom4空撮 新緑の金峰山

    曇り空ですが、デスクワークも溜まっているですが、山の緑があまりに眩しくて・・・


    ▲鶴岡市の金峰山をPhantom4で撮影しました。 (さらに…)

  • アクションカム動画〜クロヤマアリ〜

    改造アクションカムでの撮影。ニワハンミョウの死骸を運ぶクロヤマアリです。

    絞れないカメラゆえ近距離にピントを置くほど浅くなります。そこであまり欲張らずに1080フルHDで広めに撮影して720Pで編集、150%ほど拡大トリミングなどしています。思いがけない動きも多いアリですから、これはなかなかいい作戦でしょう。

    あまりに細かく見えるものですから、ちょっと余計な事に気づきました。このニワハンミョウの死骸、何ものかに踏みつぶされたような・・・ひょっとして自分とか、ちょっと前にこの前を通った自分運転の車とか、十分にありえます。われわれ車で走り回っているうちには、知らず知らず結構色んな生き物を跳ねたり轢いたりしています。避けようもありませんが、罪な事と思います。でも、またそのおかげで、こうして食べ物にありついている生き物もいるわけですね。

  • オタマジャクシ 水中動画

    山あいの休耕田にオタマジャクシが群れていたので、アクションカムを突っ込んでみました。録画中はスマホでモニターしていて音は聞こえないのですが、パソコンで確認してビックリ。オタマジャクシが口を動かすカサカサという音が聞こえてきます。草を食べている音かも知れませんが、カメラをかじっている可能性が高そうですね。

    後半は4倍スロー映像になっています。FDR-X1000VはフルHDで120fpsまで撮れますのでこのくらいのスローはとても滑らかです。